2001年2月 フィールドノート        目次に戻る top↑

2/04 某公園
昨日は、彩湖 にヨシガモ、ミコアイサ、トモエガモがいたらしい。
でも、私もセットで見ることができた。ただ、高速代とガソリン代がかかってしまった・・・。
この某公園(そんなに影響ない?)まあ、伏せておきます。
まっすぐな国道を走っていると、横断歩道で赤信号になり、待っているとハクセキレイがそっくり返って渡っていった(*_*)。余談です。
公園の沼は1/3程度、氷が張っていた。ミコアイサ、トモエガモ、ヨシガモ、を含む9種類。
池のそばをのんびり散策していると、光の差し込む林で地面にアトリがぱらぱらと降り立ち、又飛び立つ。
他、ジョウビタキ、ルリビタキが看板や手すりに、ベニマシコ、マヒワなどはハンノキの木を渡り飛ぶ。
ノスリの死骸が落ちていた。羽もそのままで、食べられた形跡はない。自然の落鳥なのか?
湿地ではクイナがひっそりと採餌。
ガチョウもたくさんいて、ちょっとからかったら本気で首を左右に振りながらがあがあと、怒ってしまった。
(フライ返しのような足を踏んでみたかっただけなのに)

特別珍しいのはいなかったけど全部で42種見られた。

2/10 菖蒲町
ミヤマガラスのすごい群れということで、今日は質より量!
でも正解、ニュウナイスズメの100羽以上の群れが鈴なり状態の場所に案内していただく。
ミヤマガラスも500以上で、コクマルオシャレタイプも1羽いた。
カラスの群れが突然一斉に飛び立ち、ガアガア鳴き出したので、夢中でシャッター押していたら、それから遠くにいたミヤマガラスも集まって、すごい群れになって渦巻き。わーっすごい!、って見ていたら事件だった。田んぼにオオタカがいて、カラスを押さえつけていた。まだカラスがばたばたしているうちは仲間も助けようとオオタカに攻撃をしかけていたが、動かなくなると、遠巻きにガアガアと鳴きながら見ていた。でもほとんどのミヤマガラスは遠くに逃げてしまって・・・。オオタカはそこでしばらくバラしていたが、そのうち農家の裏庭に運んでゆっくり食していた。
ニュウナイスズメ ミヤマガラス他


2/12 奥日光
スノーシューを買ったので試しに行く。外国のかんじきで、かなりいかつい。私の買ったのは、安いので、アルミのフレームじゃないから、それに重い。でも履いて歩くと、それほど重さを感じなくて、足の底の動きにも違和感がない。着脱も簡単。何よりも太ったら、じゃなくて荷物が多い時は、後ろに板を継ぎ足せる。面白くて、戦場ヶ原の木道を(木道でなくても、どこでも行けるのに、)木道といっても、1メートルぐらいの雪の下で、柵の杭の頭でそれと分かる程度。幅の細い橋は横歩きで進む。
注意、右足で左足を踏まないこと!、進まない。
鳥はツグミを見たぐらい。歩く音がガシャガシャとうるさく、鳥の声が聞こえない。
湯滝もハイキングコースに降りてみようかと思ったけど、お店の裏の道が斜面でそのまま川に落ちるようになっているのでやめた。
滝を撮影している人に、そんな長いレンズじゃだめだよと言われ、ファインダーをのぞかせてもらったら、広角レンズで見事に上から下まで入っていた。帰りには竜頭の滝に寄りなさいと言われた。
中禅寺湖の湖畔でカラ類と、カワアイサ、アカウソ、アカゲラ、キバシリなど。キンクロハジロの群れが後ろからの風にあおられてポニーテールがみんな前になびいていて思わず、くすっ。



2/17 千倉漁港
週半ばからずっと楽しみにしていたので、うきうきで出掛ける。
朝7時着、すぐにコクガン2羽が船を引き上げるところにいて、そっと船に隠れてバチッバチッ、あれっ?、まったく警戒心がない様子。
もっと早くに着いたお友達が、ハシジロアビは向こうにいるよ〜、来てすぐに見つかったよ〜。ということで、案内してもらって、わーっおおきい、カンムリカイツブリの2〜3倍くらいはあったような・・・。可哀想に足をケガしているのか、泳ぎながら時々シンクロナイズドスイミングみたいに右足を高くあげる。でも、私は見逃したけれど、もぐって餌もちゃんと獲ったらしい。
漁港の中を静かに移動しているので、かなり近い。首も白っぽく、クチバシも白っぽく、夏までいて、シックな装いも見せてほしい。
コクガンは地元の漁師さんに聞くと、2ヶ月前ぐらいからいるらしい。
2羽仲良く、泳ぐときも岸に上がる時も一緒だった。
他、クロサギの黒いというより灰色のがいた。大きな排水溝に入って小魚を狙っていた。




2/18〜19 遠出日記に アトリの大群を見に! 志津川町に行く



2/25 彩湖
久々の彩湖、今日はお天気はいいけど、風が強く寒い〜。
早朝で上流の駐車場はまだ開かないので、グリーンパークの駐車場から歩く。ざっと見渡してもカモが少ない。
下流に向かって歩くと、アオジやモズ、ムクドリ、ツグミ、ヒヨドリ、ハクセキレイ、ヒバリのさえずり。ベニマシコ2羽。カンムリカイツブリが数羽浮いている。イカダの上はカルガモ、コガモ、オオバン、婚姻色になったカワウ、アオサギ、オオセグロカモメ、など。お目当てはカリガネ!、先着の方々が見ていて、あああれですか〜、でも寝ているので分からない。そのうち場所を少しかえて観察していると、起きてくれた。顔をふったり、のびをしたり。ちゃんとアイリングが見えた。なんかとても上目づかいっぽくて個性的に見える。いつもは8時頃飛び立ってしまうらしいのに、今日は9時頃までいてくれた。