伊豆沼と志津川(アトリの大群!)

カシミール6.3+地理院数値データ5mメッシュ(左安達太良山と右一切経山)

2/18〜19 宮城県 伊豆沼〜志津川町
夜中1:30出発、以前からアトリの大群を一度見たくて、情報をいただき、ワクワクしながら走った。曇り空のもと右手に奥羽山脈を眺めながら。
朝8時前に内沼に到着。内沼の餌場のところは、オナガガモがひしめきあっていて中にオオバン、1羽だけのトモエガモ、沼はほとんど全面結氷で遠く少し解けている帯状のところにオオハクチョウ、オジロワシが2羽、ミコアイサやカワアイサ、ホオジロガモ、ヨシガモという近くで見たいカモがいる。(-_-;)。


地元の方と、それから2年に1度ぐらい妙なところで再会するK氏とお会いできた。夕暮れに帰り、早朝飛び立つねぐらだから撮影のチャンスは短い。しばらく情報交換をして夕方集合ということで別行動。田んぼもゆっくり回ってみる。
夕方4時頃からというのに現地には3時前に着。間違えて反対側の丘で待っていた私は連れ戻された。(*^_^*)

小雨が降る中、どのあたりに止まるの?、このへんの竹やぶ、スギの木、桜の木他、ぜーんぶ、この小さな山全部?(*_*)。
そのうちに鳥仲間のいがさん(のHPへ)登場、私「えっ東京じゃなかったの?」彼「日帰り、このために来たの?」壊れているかも知れない。

そのうちに帯になって黒い集団が次々帰ってくる。もう暗くなって撮影は難しい(それでもなんと手持ちでガシャッ、ガシャッ)。
延々続々帰ってきて、いつのまにかそのあたりがザーザーという羽音でいっぱいになる。黒くしか見えない鳥たちが谷の狭い空を右往左往している。すごい、鳥肌〜!。
次々に帰ってきて、枝に落ち着くと、今度はノスリやハヤブサにかき回されてザーッと竹藪やスギの木からスギ花粉みたいに(と誰かが言う)、私はきれいに、乱れ吹く激しい吹雪のように(舌かんじゃう)と・・・。空がすっかり暗くなってもザーザーという羽音でまだまだ落ち着かないで飛んでいる様子。


すごすご引き上げたのが7時過ぎ。宿はウエットランド交流館、素泊まりは3500円。
次の日は4時30発、現地に5時30分着。前日よりも少し明るく、今度は丘の上で待機。
6時前から飛び始め、まだ餌場に行くわけでもなく、ザーッと飛んで止まってというのウォーミングアップを繰り返している。ノスリやハヤブサもやはり攻撃してくるが、捕まえたのは見ていない。あまり多すぎて的が絞れないのか、ヘタなのか。
アトリの色が出ている。周りを見渡すと、丘の下の竹藪もスギの木もすべて白く雪を乗せたようにアトリが乗っている。そのうちに奥のほうから群れが次々に同じ方向を目指して飛んでいく。それが約30分ぐらい続いたのか?、すっかりいなくなるまで夢中でシャッターを押した。あとにはシーンとした静寂と、気が抜けてボーっとした私。
アトリの写真へ

まだ余韻を残しながら内沼にもどる。雪の残る川辺は懐かしい田舎の風景に似ている。
内沼でトモエガモ、オオハクチョウを撮って帰路に。



 オオハクチョウ

 トモエガモ

最後に地元のSさん、大変お世話になりました。

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