Webmasterリソース使用率2001年2月号
16 Feb.2001 〜 21.Feb.
香港(ほんぐこんぐ)〜澳門(まかおぐ)〜シンセン(しんぐせんぐ)旅行
■別途特別服務として掲載
8 Feb.2001(Thu.)in B747 JL719 Bound for Singapore.
・最近このリソース使用率の更新率が低下している。この所、Webmasterのライフスタイルに異変が起こったのである。と言うのは、3月上
旬からSingaporeに半年間常駐してくれとのお達しなのである。となると、Webmasterはこの一ヶ月間で今までの仕事の引継と、残された1
ヶ月間で和式なイベントを多量に送りたくなるワケである。と言うワケで今月は怒濤の2月である。2/8?2/15までは1週間だけ仕事でSing
aporeに行く。2/15朝帰国し、翌日2/16夕方に香港へプライベートで旅行に行く。2/21に日本に帰国。3月上旬にまたSingapore。今度は半
年間帰ってこない。この1ヶ月で日本出国が3回と言うのもなかなか希な経験である。特に、Singaporeから帰国して、翌日またHongKongに
向かうと言うのが隣町感覚で良い。世界を股に掛ける程ではないが、東南アジアぐらいは股に掛けている様な気分である。
・今回のテーマは国際線居酒屋プロジェクト。今回は初めて日本国謹製JAL便にてSingaporeに行く事になった。今まではSQ(スケルチ)だ
ったのだが、JALは日本人が多いけどスチュワーデスはバアアのみであり、しかも注文に対するレスポンスが著しく悪いので徐々に苛立ち
を押さえられない状況となる。そして大谷氏らと行ったTWAINの時もそうであったが、ロハであるだけにアルコールを多量に頼むのである。
今回は面倒なので、ワインと水割り二個ずつと言う斬新(Zang-Shing)な注文をしてみた。7時間のフライトは、一杯やっていないと暇を持
て余す事になる。飛行機の中で、スチュワーデスを呼んで、「すみませ?ん」と大声を出すと言う行為は、極めて深夜1時ぐらいの白木屋
的である。しかもグループでは無く、Webmaster一人なのである...なぜかアテンダントコールの釦で酒を頼むのは退けるのである。
・前から思うのに、如何せん飛行機と言う乗り物は無駄に敷居を高くしている様な気がしてならなのである。離陸する前に座席を倒しては
ダメだの、ノートパソコンもカメラも使うなだの、通路に荷物を置くなだの、何を一体格好付けているのだと言う気持ちになる。第一、乗
客がカメラを使用する事で飛行機の通信に障害が起こるなら、そんな貧弱な通信システムを使う危ない飛行機は乗れないのが筋と言うモノ
である。今日乗って一番ウゼーと思ったのは、食事中はお座席を元の位置に戻していただけませんか?と隣のお客が言われていたのである
。メシを食うときぐらい、好きなスタイルでやらせても良いのではないだろうか?安全の為の措置と言うなら、一刻を争う時の為に、呑気
にメシなど食わせず16点式シートベルトにて極めてリジッドに乗客を固定し、もっとミリタリーに徹するべきだ。後はウロウロさせない
ように排尿用に膀胱へ尿カテーテルを挿入するベシである。あと、国際線はともかく、国内線は距離も短いのだから、15分前(だっけ?
)までに搭乗手続きをして下さいとかでは無く、ぎりぎりまでOKにするべきである。昔からすれば飛行機も値段などからしても随分身近な
存在にはなったが、更に大衆化するべきである。まずは、機長にJR東西線あたりの車掌を起用する。アテンダントは不要。定年を迎えた60
歳過ぎのおじさんを番人につける。ジュースなどの飲み物はガスト式にドリンクバー形式とすれば無駄な人件費が掛からない。イスはプロ
レス用の折り畳み式。床に固定しないので、好きなようにレイアウト可能。無論空いていればザコ寝スペースも設置可である。丁度サウナ
の様な光景になるのがお解りになるだろう。次に、国内線なら機内に立席専用に吊革手すりを設置したい。京浜東北線が大宮から大船まで
1時間半かかるなら、東京?札幌の1時間半と一緒である。車掌は、「ベルが鳴り終わりますとドアがしまりま?す御注意下さい」と言う。
ラッシュ時はドアにコートの裾が挟まって機外にハミ出し、ビラビラなびかせながら離陸する。これぐらいのワイルドさがあれば、コスト
的にもっと安くなるはずだ。この所、エコノミークラス症候群とか言うのを聞いたが、このサウナ式飛行機を採用することで見事解決であ
る。おのおの好きなポジションでくつろぐ事が出来る。あのシートベルトは、恐らく急な降下をした時の浮遊を防ぐモノだろう。乱気流な
ど、予想も付かないのだろうから、その間トイレに行く為に立ち上がっていた時の事を考えると、確率の問題であるだけだ。あの、離陸し
てから暫くしてシートベルト着用のサインが消えると言うのは一体何の意味をもたらすのだろうか?その後、「シートベルト着用のサイン
が消えましたが、急な気流の乱れに備えまして、シートベルトをご着用下さいます事をお願い申し上げます」と言うが、つまりどっちなの
だ?外国の航空会社は別に何も言わない事が多いが、今回のJALはうるさかった。まぁ日本人対日本人で、極めてTUKAなコミュニケーショ
ンが取れるからかも知れないが。
2 Feb.2001(Fri.)
・UQを取って久々にオーソドックスな旅行に行った。メディアはクルマ。道路は首都高速と関越高速道路をしっかり使用。群馬県の伊香
保Ong-TsengでOng-Tsengに入り、宿泊。翌日は昼過ぎに東京に到着し、遅めの昼食を食べて横浜の自宅へ帰る。極めてシャワー的行為であ
り、何のイベントも無い。こんな内容は本リソース使用率に載せるのは不本意である。
・しかし、普通の人の旅行というのはこういうモノだと言う認識を持つことが出来たのは光栄である。まず、Webmaster式の旅行よりはやた
ら金が掛かる。世の中”温泉”と名が付くだけで宿泊料金が跳ね上がる。高速道路も、やっぱり高い。今はガソリンも結構高い。そこまで
金を掛けたけど、特筆すべき事は何にも見つけられなかった。これより、例えば丹沢湖に向かい、ナガラにベビースターを投入する方が新
たな発見が多い。会社の人に、「休暇は何処に行ったの?」と問われ、例えばオール下道で大阪まで行きました。とはっきり言うことはな
かなか出来ない。やっぱりそこで世間体を気にしてしまうのだ。こういう行為に理解を示してくれる輩は、Webmasterと大変相性が良い。
・物事は常にフレキシブルに考えると良い。常識を持たないのである。その代わり、事を進める為のノウハウと言うDLLが無いので何をやる
にも時間が掛かる。DLLを使うと効率的に作業が出来るが、出来て当たり前でつまらないだろう。何にでも好奇心を持つことが必要である。
例えば、さっき話題に出た”横浜から大阪へ行くにはどうしたら良いだろう?”普通なら新幹線や飛行機と言うかも知れないが、もし時間
があるなら歩いて行ったって、泳いで行っても到達可能である。泳いで行くと言う発想は、自分が泳げる体力があるか?必要な時間はある
か?などのフレキシブルな切り口から見つけ出した手段であり、時間が無いから,体力が無いから泳ぐという案はダメ。と徐々に条件を絞
っていって、やっぱり新幹線だ。と言う結論が出るのである。普通の人ならすぐ新幹線と言う手段に導かれるが、フレキシブルな人は新幹
線と言う手段にたどり着くのに4クロックぐらい遅れている。Webmasterはどちらかと言うとフレキシブルな人間であり、結論を出すには
時間が掛かる。しかし、これに共感して貰える輩とは極めて相性が良い。目的を持たずに仕事していても時間が掛かってダメだと部長に言
われたが、出来るならビジネス度外視にして好奇心に身を任せて仕事をして見たいものであるが、どうやらこれは芸術家か研究家の仕事の
様である...(オチ無し)。
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