Aラリー2002年
4月号



花の都の淡路島
周遊コース!


兵庫県津名町東浦町 道の駅・東浦ターミナルパーク
淡路町 松穂アンカレイジパーク 道の駅・あわじ 約146km


走行日 3月22日 雨
 久しぶりに平日に休みが取れたので、春分の日をあわせて一泊二日でツーリングに出かけることにして、1日目をA ラリーに充てることにした。
 阪神高速、第二神明、、神戸淡路鳴門道と高速を乗り継いで、淡路島に渡る。
 東浦インターで高速を降りて県道460号に入り、国道28号との合流点にCP1道の駅・東浦ターミナルパークがあった。
 バスターミナルが併設された道の駅だが、ラッシュ時間ではないためか、思っていたよりも人が少なくがらんとした道の駅だった。
 国道28号を南に進む。津名町に入ると、コースを外れ、旧道を走る。
 しばらく行くとイングランドサッカー場と書いた垂れ幕があった。
 埋立地の出島の中に2面のグランドがある。
 まだこの時点では整備のため工事が行われていたが、w杯期間中はイングランド代表チームがキャンプをすることになっている。
 いろいろ警備に費用がかかり大変なそうだが、今までは津名町というと一億円の金塊以外これと言った観光資源の無い町だったが、今後はイングランド代表がキャンプし町として、世界中にその名が紹介されることになり、町の発展のためにもよいことだと思う。
 
 再び国道28号に戻り、南に向かう。
 おのころランドを過ぎると海辺の道になり、左手に大阪湾を臨みながら走る。
 調子よく走っているとOPT1の水の大師を見逃してしまい、洲本まで来てしまった。
 結局OPT1をパスしてOPT2洲本城跡に向かう。
 昭和3年に建てられたという模擬天守は少しちゃちで興醒めするが、山中から本丸を幾重にも取り囲む高石垣が見事な城で、この石垣を眺めるだけでも値打ちがあると思う。
 淡路城の本丸に、有名な芝右衛門狸の祠があった。
 現在の芝右衛門狸は、昭和63年に中座にゆかりの深い故藤山寛美さんが知人に呼びかけて、社の改修に加えてみかげ石製の柴右衛門狸像を新調したという。
 県道76号洲本南淡線を南に進む。
 由良を過ぎると、道は山中に入る。
 急な山道を走っていると、目の前に立川水仙峡なぞのパラダイスが現れた。
 料金所のおばさんが手招きしている。
 昔探偵ナイトスクープでも取り上げられたこのなぞのパラダイスは、知る人ぞ知る迷スポットらしい。
 ふと入ろうかと思ったが、時間が無いのであきらめてそのままAラリーを継続する。
 県道76号をそのまま進み、国衛で国道28号に入り南に向かう。
 福良で県道25号南淡西淡線に入り、大鳴門海峡の袂に、CP2道の駅・うずしおがあった。
 道の駅・渦潮より大鳴門橋を望む。時間によっては渦潮が見えるらしいが、残念ながら見えなかった。
 県道25号を進み、阿那賀で県道477号に入る。
 神戸淡路鳴門道のガードを越えたところを左折し、西淡三原インターの前にOPT3緑の道しるべ西淡町西路公園(甍公園)があった。
 西淡町の地場産業でもある淡路瓦を大きくPRした道しるべで、甍の家並みをイメージした瓦のモニュメントは、7万枚以上の瓦が積み上げられて作られているという。
 また公園内には、淡路瓦いっぱいで作られたトイレもあって、こちらも見ものかも知れない。

 

 県道31号淡路サンセットラインに入り、しばらく行くとOPT4慶野松原があった。
 万葉の昔から多くの歌にも読まれたこのの海岸は、南北2.5Kmに亘って数万本の松が林立しており、その風情ゆえに日本の渚百選、日本の水浴場55選にも選ばれているという。
 僕自身、夏にはほぼ毎週のように海水浴で来ていて、その時には海水浴の人でごった返しているが、シーズンオフの今では、別の海岸のように静かな浜だった。
 県道31号淡路サンセットラインを北上する。播磨灘を横目で見ながら走る。
 高田屋嘉兵衛の出身地である五色町都志にCP3ウェルネスパーク五色高田屋嘉兵衛記念公園があった。
 この公園は、北方領土の開拓、日露民間外交に偉業を残した高田屋嘉兵衛を顕彰し、永く後世に語り継ぐため整備され、ログハウスや温泉、全天候型他目的広場、オートキャンプ場、洋ラン温室、芝生広場、野外ステージ、テニスコートなど施設満載の公園で、また高田屋顕彰館では、300インチの大画面ハイビジョンによって嘉兵衛の生涯が紹介されている。
 園内には高田屋嘉兵衛とゴローニン提督との日露友好の像もあって、今話題の政治家、鈴木宗男に一度見せたいと思う公園だった。
 
 県道31号淡路サンセットラインを快走する。
 海岸線をほぼ一直線の道が続き、自然とペースが上がってくる。
 日が暮れてくるが、残念ながら曇っていて夕日は見えない。
 OPT5緑の道しるべ北淡町江崎公園に着いた頃には周りが暗くなりかけていた。
 Qのみチェックして先を急ぐ。

 
 結局、6時半ごろ最終CP松帆アンカレイジパーク道の駅淡路に着いた。
 明石海峡大橋を真下から見上られるこの道の駅には、何度か来たことがあるが、いつ来ても、間近で見る明石海峡大橋のスケールには、圧倒される。
 ハイウェイオアシスから見たのとはまた違う、力強さが感じられる姿だと思う。
 明日は四国をツーりング予定なので、とりあえず四国に渡ることにして、近くの淡路SAより高速に乗った。
2002年春四国の旅へ

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