Aラリー12月号


風をきれ、
寒さを飛ばせ!


奈良県宇陀郡 道の駅・宇陀路室生〜
三重県一志郡 ルーブル彫刻美術館 約65km



走行日11月10日 曇り
 前回のAラリー以来約一月ぶりにバイクのエンジンを始動して出発する。
 武庫川より阪神高速に乗り、西名阪、名阪国道と乗り継ぎ、小倉インターで名阪国道を降りてCP1を目指す。
 多分最近、出来たばかりの地図にも乗っていない農道を走る。
 ほぼ一直線の道を調子よく走っていたら急に行き止まりになり、狭い村中の道に入る。
 民家の軒先を走り、何とか通りぬけて国道165号に出た。
 しばらく行くと、CP1宇陀路・室生があった。
 例によって訳の解らないモニュメントをチェックして先を急ぐ。
 国道165号線を東に進む。名張市内は少し渋滞している。車の横をすり抜けして進む。
 右折して国道368号に入り、市街地を外れ少し走ると、OPT1水流親子公園の看板があったので右折する。
 比奈知ダムの袂に、OPT1水流親子公園はあった。
 旧比奈地発電所で、60年間も使われていたというQの発電機が、比奈知ダムをバックに、誇らしげに鎮座していた。
 再び国道368号に戻り、少し走るとCP2比奈知ダムの特徴的なモニュメントが見えてきた。
 比奈知ダムには、去年の10月号のQラリーで来たことがあって、その時はBB誌の最終号に載る写真を撮影していたから、Qラリーストで大いににぎわっていたが、今回は誰もいなくて、少々さびしい気がした。
 国道368号を走る。比奈知ダムのダム湖を過ぎると、道は急に狭くなり、所々一車線の区間も続く。
 国道369号との合流点を過ぎると道幅も広くなり、快走しているとOPT2飼坂トンネルが見えてきた。
 Qをチェックしていると、デスペラード氏がやってきた。SQを探しているらしい。
 デスペラード氏は、ここの腰切地蔵が怪しいと見ているそうで、バイクを停め歩いて、伊勢本街道に入っていった。
 飼坂トンネルを潜り抜けそのまま国道368号を進むと、道端の杉林の中にOPT3鶯の水があった。
 鶯の水は、名泉百選にも選ばれている冷たくておいしい水で、何人かの人が水を汲みに来ていたが、そばにオフロードランドがあって、モトクロスバイクの音がやかましくて、落ち着かないところだった。
 国道368号を引き返し、県道15号久居美杉線を北上する。
 しばらく行くと、OPT4君ヶ野ダムがあった。
 デスペラード氏が先に来ていて少し話をする。SQは見つからなかったらしい。
 ダム湖畔のレークサイド君ヶ野は、看板を見るとテレクラかラブホテルのように見えるが、テニスコートや展望風呂もある村営の宿泊施設だそうだ。
 県道28号を北上し、近鉄大阪線のガードを越えて右折すると、最終CPルーブル彫刻美術館が見えてきた。
 ここも去年のQラリーで来たが、園内にはいろいろなレプリカや訳のわからないオブジェが無秩序に並べられていて、また隣接した大観音寺には、高さ33mの純金大観音像や時価5億円の純金恵比寿、大黒像なども展示されているといういかにも趣味の悪いスポットだ。
 ラリー終了後、国道165号から青山町で国道422号に入り、上野から名阪国道に入り家に帰った。
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