Pmacsの細かな動作・環境はシステム定義ファイル(Pmacs.cnf)によって定義されている.これは,本来ユーザが直接変更すべきものではないが,現段階では,これを編集する以外にカスタマイズする方法はない.
ここでは,システム定義ファイルによって,定義される各項目について述べる.
!!注意!!
システム定義ファイルはアプリケーション終了時に更新される.だから,このファイルを変更するのは,アプリケーション終了後に行わなければならない(アプリケーション実行中に行った変更は終了時に無効となる)
Susie_dir
ファイルロードに用いるSusieプラグインファイルのあるディレクトリを示す
Saver_dir
ファイルセーブAdd-inファイルのあるディレクトリを示す
Subwin_dir
補助ウィンドウAdd-inファイルのあるディレクトリを示す
Draw_dir
描画定義Add-inファイルのあるディレクトリを示す
Effect_dir
エフェクタAdd-inファイルのあるディレクトリを示す
Stat_dir
各種設定ファイルのあるディレクトリを示す
MainWinMenu
メインウィンドウ用メニュー定義ファイルのファイル名
EditWinMenu
編集ウィンドウ用メニュー定義ファイルのファイル名
KeyMap
キー操作定義ファイルのファイル名
NewImageX
NewImageY
新規画像を開く時のデフォルトサイズ
InitZoom
画像を開いた時の表示倍率
(マイナスの時は縮小)
AutoAdjustMode
1の時,ウィンドウサイズ自動調整モードにする
WinCloseWhenNoImage
0の時,表示すべき画像がなくなっても,編集ウィンドウを閉じない
1の時,表示すべき画像がなくなったら,編集ウィンドウを閉じる
CloseAllImageWhenQuit
0の時,アプリ終了時に変更のあった画像をセーブするか,1つずつ尋ねる
1の時,アプリ終了時に1度だけ,セーブするか尋ねる.
CloseImageWithWindow
0の時,編集ウィンドウを閉じても,画像は閉じない
1の時,編集ウィンドウを閉じると,その時表示されていた画像を同時に閉じるようにする
CloseButtonAsCloseImage
0の時,×ボタンで編集ウィンドウを閉じる
1の時,×ボタンでまず画像を閉じる.
CopyOnlyRegionToClip
0の時,コピーで領域情報をコピーしない
1の時,コピーで領域情報をコピーする
EffectAutoPreview
0の時,エフェクト条件変更時に自動プレビューしない
1の時,エフェクト条件変更時に自動プレビューする
AutoChangeDrawWithFuncColor
0の時,機能色と描画法が不正な場合,警告を出す
1の時,機能色と描画法が不正な場合,適当な描画法に自動変更する
FrameX
FrameY
画像の余白部(画像の周りの灰色の部分)のサイズ
AdjMaxSizeX
AdjMaxSizeY
ウィンドウサイズ調整時のウィンドウの最大サイズ
DrawParameterX
DrawParameterY
描画定義パラメータ設定ウィンドウの大きさ
ColorValue
アプリ起動時のカレントカラーの値.
ColorValue [色番号] [R] [G] [B] [機能色番号] [透明度] [領域設定] [領域指定モード]
色番号 0 描画色
1 背景色
2 グラデーション1
3 グラデーション2
4 グラデーション3
5 グラデーション4
6-15 予備
領域指定 領域指定・マスク指定のマスクパターンを示す
領域指定モード
0 領域指定はしない
1 領域指定マスクパターンとのORをとる(領域セットモード)
2 領域指定マスクパターンとのANDをとる(領域クリアモード)
3 領域指定マスクパターンとのEORをとる(領域反転モード)
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