房総の動物たち

タヌキの部屋

八街市の民家の屋敷森に、タヌキが住んでいるという情報を聞いて、さっそく調査に出かけました。裏山の竹林には何本ものタヌキ道が通っており、ひんぱんに利用している様子でした。よほどこの竹林が気に入っているのか、夫婦で住みついており、子育てにも利用していました。


 
タヌキは人里近くに住む動物です。しかし、夜行性で警戒心がとても強いので、その姿を見ることはめったにありません。(八街市)
 
 

  
夏毛のタヌキです。頭上のストロボが気になるのか、さかんに上を見上げています。夏の竹林は蚊が多く、調査をするのは大変です。(八街市)
 
 

 
冬毛のタヌキです。冬毛は毛足が長いので、まるまると太って見えます。夏毛のスリムな姿とはまるで別人(別タヌキ)のようです。(八街市)
 
 

 
夫婦のタヌキです。びみょうに毛の色や毛並みが違うことに気が付くでしょうか。(八街市)
 
 

 
春になると、暖かな冬毛から短い夏毛に生え変わります。生え変わりの一時期、このようなみすぼらしい姿になります。(八街市)
 
 

 

 
タヌキの交通事故
山深い林道までアスファルト舗装が進み、ひんぱんに自動車が通過していきます。けもの道が道路によって寸断されていることも多く、動物たちの交通事故は絶えません。(左勝浦市、右夷隅町)
 
船橋市のタヌキ もご覧ください



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