回路図

以下にに回路図を示します。

【主な仕様】
二つの光センサーで一定距離を通過する物体の時間を計測して速度を計算して表示します。
マイコンはFRDM-KL25Zを使用します。
SW1からSW4はタクトスイッチです。

DISTANCE
 二つのセンサーの距離を設定するスイッチです。
 10mm、50mm、10cm、50cm、1m、5mの6種類を選択できます。
SCALE
 模型の縮尺を設定するスイッチです。
 1/150,1/120,1/100,1/87,1/76,1/48,1/35,1/30,1/24,1/20,1/16,1/12,1/101/8,1/6,1/4,1/2,1/1の18種類を選択できます。
START
 測定を開始するスイッチです。
 測定を開始すると緑のLEDが点灯します。物体がセンサー1を通過するとLED色が黄色に変わります。
 センサー2を通過するとLEDは青色に変化し、速度を液晶ディスプレイに表示します。
BREAK
 測定途中で測定を中止する時はこのスイッチを押します。

測定にあたり、最初にセンサーとレーザー発光モジュールを一定の距離に設置するのですが、光が正しく受光出来ているか分かるように液晶ディスプレイに表示します。
 受光時”H”遮光時は”L”とセンサー1、2それぞれを表示します。

【キャラクタディスプレー】
キャラクタディスプレーはオンボードで表示するため超小型16文字×2行の物を選択しました。
バックライト付きなので+5Vに100Ωを通して接続します。
コネクタが1列でVCCVDDが普通のキャラクタディスプレーと逆なので注意してください。
Vo端子に10kΩで調整した電圧を加える事でコントラストの調整が出来ます。
ボリュームは見易い位置に調整してください。

【フォトトランジスタ】
秋月電子で照度センサーとして販売されている、JRCのNJL7502Lを使用します。
ピーク波長は560nmですが、人間の可視光領域をカバーしているので、赤色レーザーダイオードの650nmでも70%の感度がありますので問題ありません。
エミッタ抵抗 R1、R2を選ぶと感度が調整できます。
通常の室内照明には反応せず、レーザーダイオードを当てた時が5V、当てていない時は0Vとなるように選択しました。
結果として調整範囲の中間程度の10kΩとなりました。

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