基板製作

下の図が基板図です。緑色のパターンは半田面です。赤色のパターンは部品面のジャンパー線です。
画面をクリックするとPDFファイルで見る事ができます。U4とLCD用ピンヘッダ間はA〜Gまでジャンパー線で接続してください。
VR4はOFFSET補正用です。信号が入力されていない状態で表示が出るようであれば追加してください。
今回はLchだったのでH←→H間にジャンパー線を接続して調整しました。
Rchの場合はR27をRch側に接続して対応してください。写真では青色の線です。

組立のコツ

• ICソケットを使用してください。今回は１４ピン、１６ピン、８ピンの３種類です。
• ICはリード線が長くないのでICに近い部品から取り付け、ICに向けてリード線を接続して半田付けしましょう。
• GNDや電源のパターンは長いのでスズメッキ線(φ０．３ｍｍから０．５mm）で接続してください。
• 部品が実装されてからジャンパー線を配線しましょう。
• 全ての半田付けが終了したら、フラックスクリーナー等で良く洗浄してください。
• 接続に間違えが無いか確認してください。
• ICをソケットに取り付ける前に各ICの電源端子に既定の電圧が来ている事を確認しましょう。
• 今回の基板の+5V電源の消費電流は約50ｍAです。異常な電流が流れていないか確認してください。
• プログラムを書き込んで表示が出ればOKですが、軽くショックを加えて異常が無いことを確認してください。接触しているだけでキチンと半田付けが出来ていない部分がある事もあります。目視で探して再半田してください。見つからない時はブロックに分けて片っぱしから再半田するしかありません。ユニバーサル基板は半田不良になりやすいので確実にチェックしてください。
• ピンヘッダはマジック等で、１番ピンにマークして置きましょう。
• コネクタは外周に配置していますので、解りやすいようにコネクタ名を入れましょう。
• 回路図のVR4とR26は回路図と違います。どちらでも結果は同じでした。

実際の基板写真です。

部品表