デバイス設定
まずはプロセッサーエキスパート(PE)を使って設定します。
下図のBeansフォルダがPEで設定した結果です。プロジェクト名はIR_TXです。
・IR_OUT :赤外線LED出力ポート設定
・WAIT MON :WAIT MODE モニター端子設定
・SWA :POART A SW入力設定
・SWB :POART B SW入力設定
・Ir_SYNC :赤外線出力同期信号端子設定
CodeWarriorで作成したプロジェクトフォルダをダウンロードできます。CODEフォルダに全てのソースがあります。
IR_TX.lzh へのリンク←クリックしてダウンロードしてください。
【赤外線LED出力ポート設定】IO Poart
Beans SerectorのPoart IOフォルダのをダブルクリックして設定します。
Beans nameはIR_OUTです。マイコンのポート最大出力電流は25mAとなっていますので、ポートを二つ並列にしてLEDをドライブします。
Pinsの+をクリックして”2”に設定します。Pin0はPTB6、Pin1はPTB7です。Drive strengh for PTBは二つともHighであることを確認してください。Init.valuは”0”、DirectionはOutputです。
【WAIT MODE モニター端子設定】IO Poart
ウェイトモードを確認するためのポートです。通常モードではHi、ウェイトモード命令直前にLowになるようにプログラムしています。ウェイトモードになるまでの時間を確認するために設定しています。完成後は不要な端子ですので自由に使えます。
をダブルクリックして設定します。Init.directionをOutputに設定しています。
【POART A SW入力設定】IO Poart
Beans SerectorのPoart IOフォルダのをダブルクリックして設定します。
PoartはPTA、Pinsを”4”としてPTA0からPTA3とします。Pull resistorをPull upに設定し、DirectionをInputに設定します。
【POART B SW入力設定】IO Poart
Beans SerectorのPoart IOフォルダのをダブルクリックして設定します。
PoartはPTB、Pinsを”4”としてPTB0からPTB3とします。Pull resistorをPull upに設定し、DirectionをInputに設定します。
【赤外線出力同期信号端子設定】IO Poart
Ir出力は38kHzで変調されている上に、コードの”1”と”0”では周期が違うためオシロスコープで観測するために同期信号を発生しています。送信の先頭にパルスが出力されますのでこの信号をトリガとすれば1フレームの信号を観測する事が出来ます。完成後は不要な端子ですので自由に使えます。
をダブルクリックして設定します。Init.directionをOutputに設定しています。
【CPU設定】MC9S08QG8CPB
CPUの設定は特に変更していません。バスクロックは8Mhzです。MethodsでDelay100USをダブルクリックしてチェックを入れてください。
全ての設定が終わったら左上のコマンドProsessor ExpertのGenerate Code’プロジェクト名’をクリックしてコードを生成します。