Mariner Jというのは手軽な表計算ソフト。エクセルほど面倒臭くなくて、クラリスワークスよりも使いやすい。ずっと計算はこれ一本でやってきたが、バージョン4になって以来使わなくなった。バージョン4は個人的な理由により壊れ物なのである。
その理由は画面上部にある「ボタンの羅列郡その名もツールバー」のデザインが改悪されて使いにくくなったため。
そんなわけで使いやすいバージョン3を使い続けようと思ったものの、なぜかこれが起動できない。
がーんと思ってもあとのまつり。仕方ないのでパソコンで表計算を使うということ自体を封印してしまった。
しかし今まで長年使ってきたのでMariner用のファイルがいっぱいある。時としてこれらが必要になる場合だってあるのだ。そう。例えば保証協会に借金の申し込みをして帳簿を見せろとか言われたときなどである。
さて困った。と思いつつさほど困らずにMarinerJの4を開き、過去のファイルを開けてみると・・・。なんとなんと、これらが見事に開かないではないか。ファイルを開けようとすると「リンクファイル"○○(文字化け)を○○(文字化け)○○(文字化け)(以後文字化け)」という意味不明状態、それでキャンセルもできなくなる。強制終了しかない状態。
何ということか。完全に壊れ物であった。
と嘆き悲しんでもいられないので、早速OSのバージョンを8.1に戻し、Mariner4を削除、初期設定を捨て、余計な機能拡張を外し、見事3.1.4を復活させた。昔のファイルもすいすい読める。
それにしてもバージョンがあがると以前のバージョンがクラッシュしたりファイルが開かないということがあってよいのか。4め。糞。
で、糞糞言いながらなんとか仕事をこなし、改めてOS やソフトのアップグレードの意味について深く考えたりする今日この頃。
死んだと思っていた3.1.4は、単にこちらが殺しただけであったわけだ。
しかもMacOS8.1、めちゃめちゃ速い。そうか、おれのマシンは速いマシンであったのだと実感した。よろこび。
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