Word The Damage
やんぐの衛生日記 | 壊れ物たち

PowerMac G4/867

Movieを編集していて、DVDを焼こうと思ったらこれが全く出来ないので焦る。ソフト的にあれこれ触っても無駄で、これはきっと故障だ。久しぶりの壊れ物にわくわくする。

2003.2.22

福山通運のおにいちゃんにMacを預け、iBookのセッティング。
セッティングに5時間もかかった。
X嫌いの原因の95%はXのFinderがもっさいからである。(もっさい=格好悪い、出来が悪い)遅さは我慢できるのである。
と、思っていたような気がするのだがiBookでの遅さは尋常ではなく、色を32000色に落としたり、テキストのアンチエイリアスを切ったり、そういう小手先の細工ではもはやどうしようもない。
10.2.4がiBookでこれほど遅いとはみんなきっと知らないだろう。注*)
これがVRAM8MBの威力だ。
どうにも実用できる速度にならないのでやはり9で起動。
まあ確定申告のソフトもPM-4000PXも9専用なのでこれでいいんだけど。

* Duo230からアップグレードした2300にMacOS8.6をインストールしたものと同じか劣る速度と言えばみんなにもわかる←わかるわけないか


2003.2.25,26

予想を超えるスピード修理でPowerMacが帰ってきた。
喜んだのもつかの間、ふと修理伝票を見て愕然。

「ハードディスクを交換しシステムをリストアしました」
ATA66ハードディスク60GB 37000円

「MacOS X、10.1以上でないとハードディスクに書き込めませんのでご注意ください」
「10.2.1のユーザー名はhisato、コンピュータ名は細井尚登に設定しました」

と意味不明の説明。もちろんハードディスクには普通に書き込めるし9でも動く。
ちなみに、リストアされていたのは10.1.2。10.2.1ではない。
そもそも、ハードディスクは壊れていないのである。壊れていたのはスーパードライブのほうなのである。
何これ。

こんな高価なハードディスクいらないっつうの。
しかも前日、テストと初期化もしてるし、HDDに不具合のないことは確認済みだ。
まあでもXだからどんなことが関係してるかもわからないので、これで直っていたらまあ良しということで実験開始。
結果、まったく元のままの壊れた症状。
一晩中かかってDVD5枚を無駄にしたころには「花まる」もクイズコーナーである。
疲れ果ててサポートに電話。
「なぜDVDが壊れてるのにハードディスクを交換したんですか?」
「なぜでしょう。まことに申し訳ありません」おいおい。
というわけで本日中に再び福山通運のおにいちゃんに来てもらうことになり、修理工場に送られた。
3月19日には新作ムービーを披露しようと思っていたのにこれではとても無理。糞糞糞。

2003.3.3

予想を超えるスピードでPowerMacが帰ってきた。
今度はちゃんとスーパードライブの交換。テストも行ったらしい。
こちらでもテストしたいところだがなかなかそれも難しい。ディスクに空きが無く、パズルのようにあっちこっちのファイルを移動して隙間を作る。というのもXの場合起動ディスクを簡単にコピーして変える事ができないからである。もうX難しくって最近は知恵熱状態。

まともかくスーパードライブは直った。めでたしめでたし。



冷蔵庫

「冷蔵庫なんて壊れるのか。壊れた冷蔵庫など見たことない。壊れてもいないのに新しい冷蔵庫を買う人などいるのだろうか不思議だなあ」
というような話をしてから4日ほど経った頃、冷蔵庫が冷えなくなった。
「すわ。冷蔵庫が壊れたぞ。やった」と一瞬喜んでしまった。

さて便利なインターネット時代、家電一つ買うのも本気である。
今までなら適当な電器店で気に入った店員の簡単な説明でポイと買ってしまうのが常だったが、ちょっと調べてみるだけで色々面白いことがわかってくる。冷蔵庫みたいなありきたりなモノでも各社技術革新をやっているようで、特徴があるのである。へぇ。
昨今のトレンドは何と言っても環境問題と省エネ。それと値段の安さ。
というのも、古い冷蔵庫を捨てるのに何千円も取られる。しかも消費税などという人頭税に匹敵する極悪税が蔓延っているわけで、これでは本体が高くては誰も買ってくれない。
新しい省エネ冷蔵庫に買い替えると、買い替え代は数年間の安くなった電気代でペイできると、そういう売り方である。ははぁ。なるほどなあ。

そんなわけで36000円の冷蔵庫を買ったわけだけど、支払った金額は50000円である。メーカーや小売店がいくら頑張っても政策が腐ってるから庶民は喜ばないという落ちであった。こりゃ消費不況は深刻になっていくばかりだな。



オペルワゴン

それまで乗っていたスポーツカーばりの走りが自慢の2リッターアストラを売ってワゴンの中古を買った。ワゴンが欲しかったのよ。でも乗り心地はちょっと悪くなったし、状態も良くない。ちょっとしくったかなと思っていたが高速走行中にタイミングベルトが切れてしまったのである。しかもトンネルの中しかも追い越し車線中だ。あわや大惨事である。エンジンが止まり、ウィンカーもハザードも点かぬ。
なんとかそろーりそろーりと惰性走行で左側に寄りトンネルを抜け出し路肩に停止、JAFの連絡先を調べてお助けマンに牽引してもらって命をつなぎ止めた。こらぁ車屋。おんどれポンコツ売ってるんやないであほんだら。


2004.2.4