Word The Damage
やんぐの衛生日記 | 壊れ物たち


LIVE PICTURE Overdrive
MD-2000S
Macintosh Duo230
NUDESIGN COLOR PRINTER


LIVE PICTURE Overdrive

 これはLIVE PICTUREの廉価版。LIVE PICTUREは欲しいものの、有用かどうか迷っていた為、すぐ買ってしまった。LIVE PICTUREから、特殊効果やディストーションの機能を削ったものだが、Overdriveってネーミングはかなり紛らわしい。あと、パスに沿って描画する機能や、あろうことか画像全体にかける色補正の機能がカットされている。
 Overdriveで出来ることはコラージュのみと言っても言い過ぎではない。それにしたって最後に色補正ができないとなると、結局ホトショップで仕上げるしかないではないか。各色16ビット編集の旨味がまるでなくなってしまう。
 ただ、やはりFITS編集は快適だ。この味を知ってしまえばOverdriveを買ったのは事故だと思ってLIVE PICTUREを買うしかあるまいという感じ。
 LIVE PICTUREの技術は応用という点でぜんぜん完成されていないとは思うが、16ビット強力補正や巨大ブラシを中心とするホトショップキラーとしての面のほかに、解像度に依存しないペイントソフトという一面に魅力を感じた。今のところ全く駄目な機能だが、ペインターみたいな方向にも進化していってほしい。(ペインターがFITSペインターを開発してくれてもいいのだが)


アルプス電気 MD-2000S

その1

 アルプス電気のMD-2000というプリンタを使っている。最初、出力画像の美しさに飛びついたのだが、すぐにがっかりする事となった。まだ10ヶ月ほどしか使ってないのにすでに二度修理に出して、二度とも本体交換となった。それでいまは快適かというと毎日紙詰まりと格闘している。このプリンタは出力が遅いので寝る前にプリントの指定をするのだが次の日たいてい、というかほぼ例外なく紙詰まりかドライバのエラーで止まってしまっている。たまにエラーが無いときはインクリボンがなくなっているか切れてしまっていて悲しい。
 ということで、肝心な時は出力屋に出しに行くという事になるが、すでに出力代でこのプリンタが何台も買えてしまうほどの出費だ。そのうちモルタル敷きの床に叩きつけるかもしれぬ。
 と、怒り狂っているとアルプス電気から顧客アンケート調査やそのお礼などが送られてきて、サポートには感心するのである。そのうち品質やドライバの不具合も改良されて良くなってくるだろうという気になってくる。しかし手玉に取られているような気もする。

その2


 最近このプリンタはすこぶる調子がよい。なぜなら使っていないから。
 そんな事よりカラーレーザーを導入するかどうかで頭がいっぱいだ。どう考えてもリース代はペイしないのだが、必要なときに出力センターを往復する人件費を考えたらどっちがいいか思案どころだ。もう少し白黒コピー機ぐらいの値段になってくれないものかなあ。
 といいつつモノクロのポストスクリプトプリンタを衝動的に導入してしまった。がーん。


その3


 新しいドライバを手にするまでが長かった。アルプス電気のホームページをいくら探し回ってもアップロードされているページに行けないのはなぜか。多分裏ページなので表からはリンクされていないのである。ここと同じだ。アップグレード案内のはがきをなくしてしまっていたので仕方なしに人に頼んでどこからか持って来て貰った。
 さて新しくなったドライバでありますがスプールファイルを作成する時間が速くなった。仕組み自体が変わったような気がする。用紙選択と解像度指定が切り離されたのも救いだ。
 だが「平滑紙」の「はがき」がどうしても選べない。腐っているのか。
 保証期間が過ぎて2日ほどした頃、起動準備中のまま無反応になるという症状があらわれた。腹が立ったのでどついたらうまく動いた。あとどのくらいもつのでありましょうか。


その4

時は経ちMD2300という縁起のいい名前の昇華型が発売された。プリメーラ亡き今、救世主となり得るか。しかし、ドライバのタコさを知っているので迂闊には手を出さないのである。触発された他のメーカーがこぞってA4昇華型を出してくれるのをじっと待つのである。

と思って待っていたけどどこも昇華型を安くは出さないですね。インクジェットも美しくなってきたからなあ。でもインクはインク、「写真画質」なんてJAROに電話だっ。

その5

ちょっとしつこいがまだ書く。
相変わらずリボンは絡まるわ紙はつまるわなんとこの前たったの80枚印刷するのに、リボンからまりと紙詰まりとドライバのエラーのせいで四日もかかって、しかもインクリボンの消費は28本だ。なんのこっちゃと思いません?1枚当たり200円近いランニングコストがかかっている。
これならインクジェットに人気が集まるのもうなずけるのである。湿気で腐っているのか。


Macintosh Duo230



 Duo230の蓋のポッチリが折れたままなので修理に出した。500円ぐらいで直りそうなぺらぺらで小さい部品だが、1万円近くかかるらしい。
 実は直して売ろうと思っていたが、これではあまり足しにならないのである。

Duoその後

蓋のぽっちりは無事直ったが12000円もかかってしまった。あらためて230を見ていると、蓋の部分が薄っぺらくてえらくかっこいい。カラー液晶のDuoは蓋が分厚くなっているので悲しいな。恰好をとるかカラー液晶をとるか、ううむ。

Duo230そのまた後

漢字Talk7.5.3を入れてみたら物凄く速くなったのである。快適だ。

Duo230そのまた更に後

なんといつのまにか2300にアップグレードされていた。ハードディスクやメモリのことを考えると2300を新品で買った方が安いにもかかわらず、ただグレースケールモニタが薄くて好きっ、という理由のみでこうなった。めでたしめでたし。

Duo2300のその後

システムのアップグレードの度に速くなるのである。すばらしい。

だがしかし。
8を入れたらちょー遅くなった。230の頃より遅くなったと感じる。気のせいだろうが。

8はいけません。
これはたまらん。

さらに月日は流れ

液晶画面のコントラスト調節ができなくなって非常に使いづらい。バッテリも古いので15分しか持たないし困ったことになっている。

ほんとに困ってるんですけどねえ。


NUDESIGN COLOR PRINTER

なんじゃそれは、とお思いになる方もおられましょうが、これはファーゴのプリメーラとほぼ同じもの。203dpiの昇華型プリンタでごんす。たまにしか使わないので気付かなかったがこれも壊れていた。必要に迫られてプリントしていると「キューピリピリピリ」と甲高い音がした後、変なうねり音がして印画紙の動きが止まってしまう。これは困った。まだ印画紙が30枚は残っているのだ。
 それにしても何もかも壊れすぎではないのか。