獄長様の技


獄長様は、拳王様の配下の中では指折りの“いくさ人”です。
そして、299戦して299勝という脱獄者相手の成績を記録しています(北斗の拳2000究極解説書2参照)。
その対戦相手も、この監獄の性質上
一騎当千の強者ばかりを相手にしており、弱い対戦相手に勝って水増しをしたということはありえません。
そんな、獄長様の技を
虫ケラどもにもわかるように、詳しく説明しましょう。
なお、技の解説は一部謎の非公式資料(民明書房並みの信憑性)から引用している部分もあります。



蒙古覇極道
蒙古覇極道
かつて、偉大なる蒙古の王であった、成吉思汗が得意としていた奥義。全身を一弾と化し、
すべてのパワーを敵に叩きつける一撃必倒の格闘戦用の技。
この技こそが、蒙古民族のユーラシア大陸を制圧する最大の武器であったとされる。
なお、成吉思汗は秘密裏に199Xに行われたとされる、過去の『世界的英雄』による決闘に参加し、
この技と蒙古大車輪・蒙古爆薬などの技を駆使し奮戦したと言われている。

蒙古世界研究社ー成吉思汗の秘密100より−

なお、この技は偉大なる成吉思汗様は鎧を着たまま使用なされているが、獄長様は肩を剥き出しにして使用しています。また、その破壊力は“劉家北斗神拳継承者”ケンシロウを一瞬気絶させたほどです。
単純にショルダーアタックではないのか?という人もいますが、そのような底の浅い技ではない!
南斗水鳥拳のレイすら、「なんだ!この技は!」と驚愕していましたし、
このカサンドラを構成する壁にも重大なるダメージを与えるほどの破壊力は並の技では出せません!

応用技術として、泰山流千条鞭で絡めとり動けなくなった相手に対して使うという匠の技もあります。


泰山流双条鞭

この武術は、かつてBF(バロナの息が臭すぎるため、ファルコ様も辟易しているぞ)団に所属していた
呼延灼(コ・エンシャク)が、国際専門家集団から志厨摩奴雷悔を奪うために編み出した武術である。
この戦いの詳しいことは、巨大機械人形−静止日於地球を見るとよい。

主な技としては、鞭で絡めとった相手をそのまま分断する
奥義熊胴断波
鞭の先を多く増やして相手の動きを完全に止める
泰山流千条鞭とがある。
なお、獄長様は泰山流千条鞭用の鞭を兜の中に隠し持っておられる!
なので、うかつに反抗しないほうが身のためである、以上!

蕃岱彌綬亞瑠出版−今川的世界より−

と、いう説明だけでは虫ケラどもには理解できないかもしれないので、もう少し解説をば。
大概の虫ケラどもは鞭を使うと、だいたい途中で自分に当ててしまうのだが、この奥義を極めし獄長様は
鞭に妙な細工(先を結ばれるなど)をされない限りは自分自身に当てるという愚挙は一切ありえない。
ましてや、それぞれ10以上に先端が別れている鞭など、獄長様のような
いくさ人でないかぎり、
間違いなく顔面に当てて悶絶すること
必至!

また、奥義ではないが、鋭利な刃物を付けた兜で頭突きをするという技もお持ちである!
通常の虫ケラ相手に使ったことはないので、門外不出の技であることは疑うべくもない。
熊胴断波の直前 千条鞭

左が双条鞭で絡め取った状態。右が千条鞭で叩きつける所

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