異説:男たちの好日
杉井社長登山する
(文章はほぼ男たちの好日第29話のまんまですが。キーウィ氷の写真提供は邑人さん)
玲睦たちが山でダム工事をしている間、杉井社長は帝都の相良社長と会談することになった。
ただし、会談の場所は電気事業部長のセットしたレストラン「亜土里絵」ではなく、
喫茶マウンテンであったが…。
:喫茶マウンテンの看板
喫茶マウンテンの中では、杉井社長と相良社長が名物のサボテンピラフ(駐車場の畑で栽培)に舌鼓を打っていた。
そして、ウエイターが巨大なかき氷もテーブルに置いた。
「ご注文のキーウィ氷でございます」
ドン!
「…」その大きさに、思わず絶句する相良社長。
別のテーブルでその様子を見ていた客も、その大きさに圧倒されていた。
「な…なんだ? あのバカでかいかき氷は…」
そして、黙々とかき氷(アイス入り)を食べる杉井社長。
「この寒い時期に特大のかき氷とは…」と唖然としたままの相良社長。
(ただし、マウンテンではこの量がデフォルト)
「注文した以上、私が責任を持って食べ切る。横から手は出さんで下さいよ。
たとえ胃がこわれようと…、身体が凍えようと…
」
とタンカを切ったはいいものの、そのボリュームに圧倒されている杉井社長。
1月という寒い時期にかき氷を食べているため、次第に苦しくなっていきます
:苦しそうな杉井社長
さすがに、この状況を見かねた相良社長は
「杉井さんよさんか。身体が震え上がっとるぞ」と注意するも、
とばかりに食べつづけます。
ちなみに、マウンテンは完食することは前提となっていません。
(特に甘口スパ)
その甲斐があってか、かき氷も中のアイスクリームが見える状況にまで辿り付きました。
「あ…あのかき氷の山の中にアイスクリームが…。
杉井さんはそれでも意地になって引かん覚悟だ」
マウンテンでかき氷を食べることも厳冬の山に行くのと変わらないような。
そして、見事にキーウィ氷は空っぽに。
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