日本初のガイドウェイバス『ゆとりーとライン』


2001年3月23日、日本で始めての試みとなるガイドウェイバス『ゆとりーとラインが開業しました。
この『ゆとりーとライン』は一般公募の中から選ばれた名前で、「ゆとり」と「ストリート」を組み合わせたものだそうです。

このガイドウェイバスを作るきっかけとなったのは、元々は守山区にも地下鉄を作って欲しいという要望があったことから始まりました。
しかし、赤字の増加を懸念する声もあり、損失が少ない交通システムということでこのガイドウェイバスという形式をとることになりました。
バスは、名古屋市交通局・名古屋鉄道(名鉄)・JR東海バスが協力しているようです。

路線図はこちら(92KB)です。

上りは、全て大曽根行きで、始発の場所は以下の4箇所になります。
瀬戸みずの坂:6〜22時まで、毎時00分に出発
高蔵寺:休日は5時は2本、6〜21時は毎時3本、22時は1本。平日は7時台が4本に。
中志段味:中志段味発は、休日は5時台は1本。6〜22時までは毎時3本。
       平日は7・8時台が4本に増発。なお、中志段味は高蔵寺発のバスも通ります。
小幡緑地:ラッシュ時のみここが始発になるバスが出ます。
       平日は5時1本・6時1本・7時10本・8時5本・9時2本。17時6本・18時6本・19時2本。
       休日は5時1本・6時1本・7時5本・8時5本・9時2本。16時1本・17時5本・18時5本・19時2本。
       小幡緑地からはガイドウェイ区間ですので、渋滞の影響はまったく受けません。

下りは、上記の4つの停留所が行き先となります。6〜23時の間までバスはあります。
平日・祝日とも最終バスの時間は同じで、
瀬戸みずの坂は22時50分、高蔵寺は23時00分、中志段味は23時20分となっています。

肝心のバスはというと、
正面 側面

左:正面から見たバス。大曽根の横にJRのマークがあることから、JR東海バスの車両です。
右:側面からみた左とは違うバス。入口の下に、見えにくいと思いますが名鉄のマークがあります。

これが重要 車内

左:タイヤの近くにある物体が、ガイドウェイバスにとって重要な部分です。
右:車内の様子です。

ハンドルは持ちません 向かいにバスがいなくても手は上げてます

ちなみに、ガイドウェイ区間では上の写真のように運転手はハンドルを握りません。
持ったら事故になりそうですし。

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