ハニスポの記事
(2010年7−12月)


2010年12月25日
2010年最後の更新

<訃報>
 1988、1991、1994年の「裸の銃を持つ男」シリーズ3部作で人気を不動のものとしたコメディー俳優のレスリー・ニールセン氏が、11月28日に肺炎のため(享年84歳)。


 さて

 12月15日、東京都議会で青少年健全育成条例が可決・成立された。
 その条例は6月に一度否決されたのだが、11月22日に改訂案が突如提出されてから、わずか23日で「不意打ち可決」された。
 6月に否決された条例案と今回可決された条例案との違いは、漫画・アニメーション作品を規制対象とし、実写作品および活字作品(小説、等)を対象外とした点である。
 しかも、都知事が改訂された条例には乗り気である。反対派に対して差別発言しまくり罵倒しまくる程に・・・。
 かつて、多くのインモラルな作品をを数多く著作したポルノ小説家であったにも関わらず・・・。

新銀行・東京の経営破綻
東京五輪の招致失敗
更には
築地市場の豊洲移転のgdgd

と、やる事なす事全てズッコケの都知事が、汚名名誉挽回を目指した一策という説。
 はたまた、自らが機能不全となったが故に、漫画・アニメに機能を発揮しまくっているオタクどもに対しルサンチマンを抱いたという説。

 まぁ個人的には、東京五輪の招致失敗して、

「今時の若者が漫画・アニメなんぞにうつつを抜かし、
 スポーツに対し不熱心だったから招致失敗したんだ。」

と、都知事が逆恨みした説が有力臭い気がする。

 それはともかくとして、

紙は萌えるものではない!
ブチ貫くものだ!!


と、都知事が確実に考えていそうではあるが・・・。





 それにしても・・・

最初から最後まで
本当に
今年は糞っ垂れ年
だったなぁ・・・。




これにて2010年の記事の更新を終了します。
本当に来年こそは良い年になりますように。



2010年11月18日
日本プロ野球
各種表彰選手発表

 11月18日にプロ野球の2010年セ、パ両リーグの最優秀殊勲選手賞(以下、MVP)および最優秀新人賞、そしてベストナインが発表されたのだが・・・

両リーグとも
MVP
和田

セ・リーグMVP
和田一浩(ドラゴンズ)
パ・リーグMVP
和田毅(ホークス)

しかも
ともに初受賞

 また、主に中継ぎとして39試合登板で10勝1敗6ホールド、防御率2.63の成績を残した2年目の榊原諒投手(ファイターズ)がパ・リーグ新人王に選ばれた一方で、2度の入団拒否を経て25歳でプロ入りし、128試合、打率0.288、18本塁打、52打点と即結果を残した長野久義選手(ジャイアンツ)が新人王に選ばれ、2008年(山口鉄也)、2009年(松本哲也)に続き3年連続ジャイアンツからの選出となった(同一球団から3年連続選出はカープ(1984年小早川毅彦、1985年川端順、1986年長冨浩志)以来2例目)。

タイトル選手名
(セ・リーグ)
選手名
(パ・リーグ)
最優秀殊勲選手賞和田一浩
(ドラゴンズ)
和田毅
(ホークス)
最優秀新人賞長野久義
(ジャイアンツ)
榊原諒
(ファイターズ)
ベストナイン
ポジション選手名
(セ・リーグ)
選手名
(パ・リーグ)
投手前田健太
(カープ)
和田毅
(ホークス)
捕手阿部慎之助
(ジャイアンツ)
嶋基宏
(イーグルス)
一塁手ブラゼル
(タイガース)
カブレラ
(バファローズ)
二塁手平野恵一
(タイガース)
田中賢介
(ファイターズ)
三塁手森野将彦
(ドラゴンズ)
小谷野栄一
(ファイターズ)
遊撃手鳥谷敬
(タイガース)
西岡剛
(マリーンズ)
外野手マートン
(タイガース)
多村仁志
(ホークス)
青木宣親
(スワローズ)
T-岡田
(バファローズ)
和田一浩
(ドラゴンズ)
栗山巧
(ライオンズ)
指名打者福浦和也
(マリーンズ)
タイトル選手名
成績
(セ・リーグ)
選手名
成績
(パ・リーグ)
最多勝前田健太(カープ)
15勝
和田毅(ホークス)
金子千尋(バファローズ)
17勝
最優秀防御率前田健太(カープ)
2.21
ダルビッシュ有(ファイターズ)
1.78
最優秀救援岩瀬仁紀(ドラゴンズ)
43SP
馬原孝浩(ホークス)
SP
最多奪三振前田健太(カープ)
174個
ダルビッシュ有(ファイターズ)
222個
最優秀勝率久保康友(タイガース)
0.737
杉内俊哉(ホークス)
0.696
首位打者青木宣親(スワローズ)
0.358
西岡剛(マリーンズ)
0.346
本塁打王ラミレス(ジャイアンツ)
49本
T-岡田(バファローズ)
33本
打点王ラミレス(ジャイアンツ)
129打点
小谷野栄一(ファイターズ)
109打点
最多安打マートン(タイガース)
214本
西岡剛(マリーンズ)
206本
盗塁王梵英心(カープ)
43個
本多雄一(ホークス)
片岡易之(ライオンズ)
59個

2010年11月13日
プロ野球
日韓クラブチャンピオンシップ
(日本)マリーンズ VS ワイバーンズ(韓国)
(東京ドーム)

チーム名123456789
ワイバーンズ(韓国)0000000000門倉
マリーンズ(日本)02001000X3唐川小林(宏)
ホームラン今江(1)[全炳斗]-5裏
<日韓クラブチャンピオンシップ>
 東アジア4カ国(日本、韓国、台湾、中国)のプロリーグ王者でプロ野球のアジア王者を決める「アジアシリーズ」が来年再開する事となるものの、今年は日本と韓国のプロリーグ王者がたった1試合で決着をつける「日韓クラブチャンピオンシップ」を実施する事となった。
 2005年に初代の正式な「アジア一」となった”泣くよ幕張”が、一応「アジア一」を賭けて、韓国王者・ワイバーンズと一戦交えた。

 ワイバーンズの先発は、2年前までとうきょうはらぼうらんどぜぇたに在籍していたアゴ倉だったが、2回裏2アウト満塁から2番・清田センター前で2点先制される等、2回2/37安打2失点と打ち込まれ降板。
 一方”泣くよ幕張”先発・唐川は、ワイバーンズ打線相手に5回僅か2安打無失点と好投し、5回裏に5番・今江がレフトスタンド中段に叩き込んで1点を追加すると、6回表からは薮田−内−伊藤−小林宏之とつないで無失点に抑え、”泣くよ幕張”もといマリーンズが一応「アジア一」に輝いた。

 これで、2010年の日本プロ野球の全日程が終了した。


2010年10月30〜31日
プロ野球日本シリーズ
ドラゴンズ VS マリーンズ
(ナゴヤドーム)

第1戦
チーム名123456789
マリーンズ0120011005成瀬
1-0-0
小林(宏)
0-0-1
ドラゴンズ0200000002吉見(一)
0-1-0
ホームランベンちゃん1号(1)[成瀬]-2裏
谷繁1号(1)[成瀬]-2裏
清田1号(1)[吉見(一)]-3表
井口1号(1)[平井]-7表
第2戦
チーム名123456789
マリーンズ0001000001マーフィー
0-1-0
ドラゴンズ43300200X12チェン
1-0-0
ホームランブランコ1号(2)[古谷]-6裏


2010年11月2〜4日
プロ野球日本シリーズ
マリーンズ VS ドラゴンズ
(千葉マリン)

第3戦
チーム名123456789
ドラゴンズ0010000001山井
0-1-0
マリーンズ00140020X7渡辺(俊)
1-0-0
第4戦
チーム名1234567891011
ドラゴンズ000210000014高橋(聡)
1-0-0
岩瀬
0-0-1
マリーンズ003000000001伊藤
0-1-0
ホームラン井口2号(2)[山本昌]-3裏
第5戦
チーム名123456789
ドラゴンズ1000010204中田(賢)
0-1-0
マリーンズ40023010X10ペン
1-0-0
ホームランサブロー1号(2)[中田(賢)]-4裏
ブランコ2号(2)[吉見(祐)]-8表


2010年11月6〜8日
プロ野球日本シリーズ
ドラゴンズ VS マリーンズ
(ナゴヤドーム)

第6戦
チーム名123456789101112131415
マリーンズ1000000100000002どろどろの
どろ〜
ドラゴンズ1000010000000002
第7戦
チーム名123456789101112
マリーンズ2001301000018伊藤
1-1-0
ドラゴンズ3120000010007浅尾
0-1-0
<訃報>
 サッカー・南アフリカW杯で計8試合の結果を全て的中させたドイツ・オーバーハウゼン水族館所属の「占いタコ」・パウル君が、ドイツ現地時間10月26日に死亡が確認された(享年2歳9カ月、タコの寿命は長くても4年)。死因は老衰との事。

 数多のアニメ作品や洋画の吹き替えの他に、ラジオのDJとしても活躍した超ベテラン声優の野沢那智氏が、10月30日午後に肺癌のため、東京都内の病院で死去した(享年72歳)。

 米MLBのレッズ(ナショナル・リーグ)およびタイガース(アメリカン・リーグ)の監督を通算26年務め、監督として通算2194勝(史上6位)、最優秀監督2度の他、両リーグでワールドシリーズ優勝(1975〜76年レッズ、1984年タイガース)に導いた初の指揮官として2000年に野球殿堂入りを果たした米MLBを代表する”名将”スパーキー・アンダーソン氏が、11月4日に米カリフォルニア州の自宅で、認知症に伴う合併症のため死去した(享年76歳)。

 11月7日昼頃、東京都小笠原諸島の父島の二見港で、停船中の船「YAMATO」から1人の男性が海中に転落し、通報を受けた小笠原海上保安署の監視取締船に救助されたが、間もなく死亡した。
 男性はアニメ「宇宙戦艦ヤマト」のプロデューサー等を務めた西崎義展(本名:西崎弘文)氏(享年75歳)で、西崎氏はウエットスーツを着用して遊泳の準備をして海に入ろうとした際に、西崎氏の会社名義の船「YAMATO」から転落したとの事。

<日本シリーズの戦い>
 2007年に53年ぶりの日本一に輝いたものの、それはリーグ2位からクライマックスシリーズ(以下、CS)を勝ち抜いてのもので、56年ぶり「セ・リーグ優勝との1セットでの日本一」を目指すオレ竜。
 一方、パ・リーグ3位ながら、CS史上初の「リーグ3位での日本シリーズ進出」を果たした”泣くよ幕張”。

 かくして10月30日に”魔境”ナゴヤドームで、日本シリーズが開幕し、オレ竜・「飛ばない吉見」、”泣くよ幕張”・成瀬という、エース同士の投げ合いとなったのだが・・・

あるぇ〜
テレビ地上波での
全国放送が無いよぉ〜
(・3・)

 試合は序盤から動き始めた。
 2回表に、4番・サブローの内野フライを誰も獲れず、送りバント等で2アウト2塁として、7番・大松がカウント2-3からの6球目アウトコース高めに抜けたフォークボールを振り抜くと、打球はライトスタンドへ吸い込まれずにフェンス直撃ながらも、2塁ランナー・サブローがホームインし、”泣くよ幕張”が1点を先制(※打った大松は2塁到達した際、右太腿裏を肉離れし、岡田と交代)。
 しかしすぐその裏、この回先頭の4番・ベンちゃんがカウント1-0からの2球目アウトコース寄り高めのストレートを叩くと、打球はライトフェンスに直撃せずにそのままスタンドインしてオレ竜が追いつくと、2アウトから今季7本塁打のみの7番・谷繁が、カウント2-3からの8球目真ん中高めに抜けたスライダーをレフトスタンドの中段に突き刺して、オレ竜が逆転に成功。
 しかし3回表1アウトから、2番に入ったルーキー・清田が、カウント0-1からの2球目アウトコース寄り高めのストレートをセンターへ打ち上げると、そのままセンターバックスクリーン最前列に飛び込み、”泣くよ幕張”が同点に・・・。
 この回、”泣くよ幕張”は制球が安定しない「飛ばない吉見」を攻め立て、1アウト1、2塁から5番今江センター前で逆転に成功し、「飛ばない吉見」をこの回で降板させた。
 すぐその裏、9番代打・小池ライト前でノーアウトのランナーを出塁させたものの、1番・荒木の送りバントをキャッチャー・里崎がダイレクトキャッチし、1塁ランナー・小池が戻れずゲッツーに仕留められた事で成瀬が立ち直り、4回裏、5回裏と無失点に抑えた。
 オレ竜2番手・鈴木義広が4回表、5回表と無失点に抑えたのだが、オレ竜3番手・平井が6回表に1番・西岡センター前で1点を失うと、7回表にも3番・井口にレフトスタンドへ叩き込まれて、差を広げられてしまう。
 一方”泣くよ幕張”は、先発・成瀬を5回で諦め、6回裏から薮田−内−伊藤−小林宏之とつないで無失点に抑え、第1戦をものにした。

 続く2戦目は、”泣くよ幕張”先発・マーフィーの乱調もあって、1戦目当たってなかったオレ竜打線が序盤から大爆発し、3回裏までに10得点でカタをつけ、1勝1敗のタイに戻した。

 舞台を千葉マリンスタジアムに移して、”泣くよ幕張”・渡辺俊介、オレ竜・山井の両先発で、3戦目が始まった。
 序盤2回は、片やパーフェクト(渡辺俊介)、片やランナー出しながら何とか凌ぐ(山井)で、両軍無得点で迎えた3回表、この回先頭の7番・谷繁のチーム初安打の後、9番・大島ライト前で1アウト1、3塁のチャンスを作ると、1番・荒木の打球がレフト前に・・・落ちずに、レフト・清田のスライディングキャッチのグラブにダイレクトで納まりはしたが、とにもかくにもその間に3塁ランナー・谷繁がホームを踏んで、オレ竜が1点を先制した。
 しかしすぐその裏、何とか凌いでいた山井が2アウト2塁で4番・サブローのタイムリーで追いつかれ、4回裏2アウト満塁で2番・清田センターオーバー3ベースと3番・井口ライトオーバー2ベースで一挙4失点で降板した。
 一方、渡辺俊介は緩急でオレ竜打線を翻弄し、4回以降無失点で最後まで投げ切って、”泣くよ幕張”が2勝1敗とリードを奪った。

 オレ竜・山本昌(プロ27年目で日本シリーズ未勝利)と”泣くよ幕張”・唐川(プロ3年目で日本シリーズ初登板)という、親と子程歳の離れた両先発で、4戦目が始まった。
 3回裏、1番・TSUYOSHIレフト線2ベースで1点先制の後、3番・井口がライトスタンドに運んで更に2点を追加。
 しかし4回表、3番・森野左中間3ベース、4番・ベンちゃんレフトフェンス直撃2ベースで1点返して唐川をマウンドから引きずり降ろし、更に6番・野本センター犠牲フライで1点差に。
 そしてすぐその裏、マウンドにはオレ竜2番手・ネルソンが上がり・・・

またしても
山本昌は
日本シリーズで
勝てなかったわけですが


 5回表、8番・谷繁ピッチャーゴロエラー、9番・大島初球死球、1番・荒木送りバントがファーストベースカバー不在で内野安打となって、ノーアウト満塁のビッグチャンス・・・と思っていたら、ここまでノーヒットの2番・井端4-6-3ゲッツーで同点止まり・・・。
 その後、両軍の打線がチャンスの潰し合い両軍リリーフ陣が凌ぎ合いを展開し、9回裏2アウト2塁で1番・TSUYOSHIが空振り三振に倒れ、試合は延長戦に突入。
 10回裏、2番・清田死球、3番・井口のライト前に落ちた打球をライト・英智が後逸して、ノーアウト2、3塁と一打サヨナラのビッグチャンスを迎え、1アウト後5番・今江敬遠で満塁とし、6番・福浦がカウント2-3からの8球目をバットを出したら、サード・堂上(弟)のグラブに入って、堂上(弟)がすぐにサードベースを踏んでゲッツー・・・。
 そして11回表、1アウトから7番・英智ライト前、8番・谷繁送りバントで2アウトながら2塁とチャンスを作ると、9番・大島が”泣くよ幕張”5番手・伊藤の初球外角ストレートをとらえると、打球は前進守備のセンター・岡田の頭をわずかに越え、オレ竜が1点を勝ち越し、そのリードを何とか守り切り・・・

数字の上では
2勝2敗のタイ
だが
名古屋行き決定
ゆえ
実質
オレ竜
日本一に王手


 追いつめられた”泣くよ幕張”だが、7月に途中加入して今季1勝3敗という新外国人・ペンを5戦目の先発に立てざるを得ない苦しい台所事情だった。
 案の定、ペンが初回、オレ竜にあっさり先制を許した。

 だがすぐその裏、1番・TSUYOSHIセカンドゴロエラーを足がかりに、3番・井口からの5連打で一挙4点を奪い逆転すると、5回までにオレ竜先発・中田賢一をメッタ打ちにして計10点を奪い、主導権を握った。
 一方、ペンは6回表に2点目を取られるまでの5回1/3を投げ切って試合を作ってくれて、8回表に”泣くよ幕張”4番手・「飛ぶ吉見」が5番・ブランコに2ラン浴びたものの、大勢に影響はなく・・・

”泣くよ幕張”
日本一に
王手




 日本シリーズは舞台を再び”魔境”ナゴヤドームに戻した。
 両軍ともに負けられない6戦目の先発は、1戦目に好投した”泣くよ幕張”・成瀬と、2戦目に好投したオレ竜・チェンだった。
 両先発とも初回に1点を失い、2回以降を無失点に抑え、投手戦となった。
 試合が動いたのは6回裏。1アウトから2番・井端が20打席目にしてシリーズ初安打をセンター前に運ぶと、その後2アウト1、2塁とチャンスを広げ、5番・ブランコがカウント0-1からの2球目外角ストレートを打ち上げると、打球はライトスタンドへ・・・吸い込まれずにライトフェンス上部に直撃して、オレ竜が1点を勝ち越した。
 7回表をチェンが無失点に抑え、8回表にオレ竜2番手・浅尾を投入して逃げ切りを図ったのだが、1アウト後に2番・清田右中間2ベースで反撃の足掛かりを作り、2アウトとなって4番・サブローもカウント2-1と追い込まれながらも、4球目真ん中低めフォークに食らいついてレフト前に落とし、”泣くよ幕張”が同点に追いついた。
 両軍とも9回表裏を無得点に終え、試合は延長戦に・・・。

勝ち越せば日本一の
”泣くよ幕張”

2イニング連続
(10回表&11回表)
先頭打者出塁

次打者送りバント失敗
ゲッツー

それでも
11回表
2アウト1、2塁
7番・里崎
センターオーバー
と思いきや
前進守備の
センター・大島
背走キャッチ

そして
12回表以降
連続3者凡退



一方
サヨナラ勝ちで逆王手の
オレ竜

10回裏2アウト1、3塁

4番・ベンちゃん
サードゴロ

11回裏2アウト満塁
(全て四球のランナー)
しかも
この場面で登板した
”泣くよ幕張”6番手・小野
投球練習でも制球定まらず

1番・荒木
ファーストライナー

12回裏2アウト1、2塁
(2アウトから四球、死球)

6番・谷繁
ピッチャーゴロ

13回裏2アウト2塁
(2アウトからエラー)

1番・荒木
セカンドゴロ

4イニング連続
サヨナラのチャンスを
潰す



15回表
2アウト
1番・TSUYOSHI
空振り三振

この瞬間
”泣くよ幕張”
この試合での日本一
無しよ



すぐその裏
1アウトから
7番代打・堂上(兄)
ライト線を破った打球が
ライトフェンスに到達
したのに
2塁行けずに1塁でストップ
8番・野本
空振り三振
9番・大島
ファーストゴロ

この瞬間
オレ竜
この試合での逆王手
無しよ



結局
5時間43分
日本シリーズ史上
最長試合時間
更新
かつ
1986年第1戦
カープ 対 ライオンズ
(広島市民)
以来
24年ぶり7度目の
どろどろのどろ〜




 仕切り直しとなった7戦目の両先発は、1戦目の雪辱を期すオレ竜・「飛ばない吉見」と、3戦目で好投した”泣くよ幕張”・渡辺俊介。
 1回表、”泣くよ幕張”打線がいきなり「飛ばない吉見」に襲いかかった。
 1番・TSUYOSHIが初球をセンター前で口火を切り、2番・清田の高いバウンドの打球を、サード・森野とショート。荒木が交錯(その際、森野が左足を負傷)する間にノーアウト1、3塁とし、3番・井口レフト線2ベースと4番・サブローセンター犠牲フライで2点を先制。
 2点のリードをもらった渡辺俊介だったが、1回裏、「ナゴヤドームのマウンド」と言うワナが待ち構えていた。
 渡辺俊介は制球に苦しみ、1番・荒木四球、2番・大島送りバントの後、3番・森野ライト前で1点返されると、更に4番・ベンちゃんライト前、5番・ブランコ死球で1アウト満塁とされ、6番・野本をセンターフライに討ち取ったかと思いきやセンター前にポトリと落ち追いつかれ、更に7番・谷繁に打ち上げられ、アッサリと逆転を許した。
 2回裏にも1点を失った渡辺俊介を諦めた”泣くよ幕張”だったが、2番手・小野も打ちこまれて2対6と差を広げられ、誰もがこの試合でのオレ竜の勝利を確信した。
 2回表、3回表と無失点に切り抜けた「飛ばない吉見」だったが、4回表に1点を返されると、オレ竜は「飛ばない吉見」を諦め、5回表に2番手・河原を送った。
 その河原は2アウトを取ったものの、”泣くよ幕張”が1、3塁とし、5番・今江もセンター前で1点返し、なおも1、3塁で6番・金泰均が死球でつないで満塁とすると、7番・里崎もしぶとくセンター前で2点を奪い、”泣くよ幕張”が同点に追いついた。
 4回裏、5回裏を”泣くよ幕張”3番手・薮田が、6回裏を”泣くよ幕張”4番手・内が無失点に抑え、自軍の勝ち越しを待った。
 その打線はオレ竜3番手・ネルソンの前に6回表3者凡退に抑えられ、7回表も2アウトとされ、この回も無得点かと思われたが、5番・今江がネルソンの初球を思い切り引っ張ると、打球はあっちゅー間にレフトフェンス上部に直撃し、余りの打球の速さに今江は一旦1塁で止まったが、レフト・ベンちゃんの返球が逸れたため、その間に今江が2塁に進塁し、6番・金泰均の初球がワイルドピッチとなって今江が3塁に到達すると、6番・金泰均が次の球をセンター前に弾き返して、”泣くよ幕張”が待望の勝ち越し点を奪った。
 7回裏、8回裏を”泣くよ幕張”4番手・内が無失点に抑え、”泣くよ幕張”が1点リードのまま、9回裏を迎えた。
 だが、このままで終わるオレ竜ではなかった。
 9回裏、”泣くよ幕張”5番手・小林宏之に対し、この回先頭の4番・ベンちゃんがカウント2-2からの低めストレートを思い切り振り抜くと、打球は左中間フェンスに直撃し、レフト・清田とセンター・岡田がクッションボール処理をもたついている間に、ベンちゃんは3塁に到達し、続く5番・ブランコが2球目高めのストレートをセンターへ打ち上げ、オレ竜が土壇場で同点に追いつき、試合は2試合続けての延長戦に突入。

 10〜11回を両軍ともに無得点で、またも延長15回を戦い抜くかと、全ての野球ファンがかすかに予感し始めた。

だが
12回表
試合が動いた。

マウンド上
オレ竜5番
浅尾

だが
9回表から
登板して
4イニング目

この回先頭の
5番・今江
ストレートの
四球
ノーアウト1塁

6番・伊藤
送りバント
成功
1アウト2塁

7番・里崎
ショートゴロ
2アウト2塁

この瞬間
この回も無得点かと
誰もが思った

打席には
8番・岡田

カウント
1-3
からの
5球目

浅尾が投じた
この試合
64球目

インコースストレート

8番・岡田
これを振り抜くと
打球は
前進守備の外野陣

頭上を越えて
右中間深くに落ちた

その間に
2塁ランナー・今江
ホームイン

打った岡田は
3塁へ

プロ野球選手の夢を
捨て切れず
2008年10月
安定した生活を捨てて
育成選手としてプロ入りし
2009年3月
支配下登録を勝ち取り
2010年6月
初の1軍昇格
そして
今年の日本シリーズ
大松の離脱で得た
チャンスをものにした
なんてものではない
筆舌に尽くしがたい
殊勲打だった


 12回裏、2イニング目となる”泣くよ幕張”6番手が2アウトを取り、9番代打・藤井の放ったショートゴロをショート・TSUYOSHIがつかんで1塁へ送球し、その送球をファースト・塀内が受けて・・・


この瞬間

”泣くよ幕張”
もとい
マリーンズ
5年ぶり4回目の
日本一!!

しかも
NPB史上初
リーグ3位なのに
日本一達成!!

西村徳文監督の掲げた
チームスローガン
“和”
のもとに
「史上最大の下克上」
ここに完成!!!


その一方で

オレ竜
もとい
ドラゴンズは
またしても
セ・リーグ優勝との1セットでの
日本一
を果たせなかったわけですが



タイトル選手名(球団名)
最優秀殊勲選手賞今江敏晃(マリーンズ)
敢闘賞和田一浩(ドラゴンズ)
優秀選手賞内竜也(マリーンズ)
清田育宏(マリーンズ)
大島洋平(ドラゴンズ)

2010年10月29日
いよいよ明日
プロ野球日本シリーズ

両リーグ

クライマックスシリーズ
も終了し

今年の日本シリーズは
ジャイアンツV10ならず

ミスター引退の年
以来
36年ぶりの顔合わせとなる
オレ竜”泣くよ幕張”
となった


奇しくも
この両チーム
オレ竜監督
落合博満が
選手時代に在籍していた
チーム

実に珍しい
組合せとなった


セ・リーグのクライマックスシリーズ全試合の結果はこちら
パ・リーグのクライマックスシリーズ全試合の結果はこちら

2010年10月16〜17日
プロ野球セ・リーグ
クライマックスシリーズ
1stステージ
タイガース VS ジャイアンツ
(甲子園)

第1戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0020100003東野
1-0-0
山口(鉄)
0-0-1
タイガース0100000001能見
0-1-0
ホームランブラゼル1号(1)[東野]-2裏
坂本1号(1)[能見]-3表
第2戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0000203207越智
1-0-0
山口(鉄)
0-0-2
タイガース2010120006藤川球児
0-1-0
ホームラン由ぶー1号(1)[久保田]-7表


2010年10月20〜25日
プロ野球セ・リーグ
クライマックスシリーズ
2ndステージ
ドラゴンズ VS ジャイアンツ
(ナゴヤドーム)

第1戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0000000000
ドラゴンズ90000000X9
第2戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0000000000東野
0-1-0
ドラゴンズ40000010X5チェン
1-0-0
第3戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0000000000内海
0-1-0
ドラゴンズ01100000X2吉見
1-0-0
浅尾
0-0-1
第4戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0000110013越智
1-0-0
山口(鉄)
0-0-1
ドラゴンズ0000000202岩瀬
0-1-0
ホームラン野本1号(2)[越智]-8裏
しんちゃん1号(1)[岩瀬]-9表
第5戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0000000123きゅぼ
0-1-0
ドラゴンズ000200011X4浅尾
1-0-1
<クライマックスシリーズの戦い(セ・リーグ編)>
 クライマックスシリーズ(以下、CS)も今年で4年目。
 パ・リーグから1週間遅れで、セ・リーグのCSが開幕した。

リーグ4連覇を目指したら
3位で終わったでござる
の巻

とうきょうはらぼうらんどぜぇた
(以下、THLZ)
にとって
敗れ去るも恥
勝ち残るも恥

「罰ゲーム」

始まり始まり〜

 その最初の相手はセ・リーグ2位・タイガースで、舞台はタイガースの本拠地・甲子園。

 しかも、初戦のタイガース先発は、足掛け2年で7連敗中の大苦手・能見・・・。

No! Me!!

 1回表、2回表と連続して2人ランナーを出しながら、2度ともゲッツーで潰し、2回裏にTHLZ先発・東野が5番・ブラゼルにライトスタンドへ叩き込まれ、あっちゅー間に先制された。

TOh! No!!

 常識的に考えて、これでTHLZが初戦を落とした、という結果となる
・・・のだが、すぐさま3回表1アウトから1番・坂本が粘りに粘った8球目をレフトスタンドへ叩き込んで追いつくと、更に何故か2番ファーストスタメンの亀井が出塁して2塁盗塁に成功し、3番・小笠原レフト前でホームインし、あっちゅー間に逆転。
 更に5回表には、1番・坂本がライト線に運ぶと、ライト・林がクッションボール処理を誤り、坂本が3塁に達すると、何故か2番ファーストスタメンの亀井案の定だったものの、3番・小笠原ライト前で1点を追加し、能見をこの回でK.O。

能見「No! Me!!」

 THLZは先発・東野が5回1失点のみに抑えると、6回裏から2番手・ゴンザレスを投入し、そのゴンザレスが6回裏、7回裏を無失点に抑えたものの、8回裏2アウト1、2塁とした所で3番手・きゅぼにスイッチしたものの4番・新井四球で満塁とし、5番・ブラゼルに対し4番手・山口鉄也を投入し、山口の初球にブラゼルがバットを折りつつも、打球はセンター前に・・・落ちずにショート・坂本のグラブの先っちょに収まり、9回裏も山口が無失点に抑え・・・

THLZ
1stステージ突破に
リーチ

 続く2戦目のTHLZ先発は、大方の予想(内海)を裏切り朝井だったのだが、その朝井が1回裏2アウト2塁から、3連打で2点を先制されると、2回表2アウト満塁で9番・朝井に打順が回った所で、はらぼうは代打・スンヨプを送るという驚きの采配を見せたものの、9番代打・スンヨプが打ち上げ不発。
 更に、THLZ2番手・グライシンガーが3回裏、4番・新井ライト線2ベース、5番・城島の打席でワイルドピッチでノーアウト3塁として、5番・城島サードライナー、6番・ブラゼル敬遠も、7番・桜井ライト犠牲フライで1点追加され、THLZ3番手・Michealも5回裏、3番鳥谷センター前、4番・新井三振も5番・城島ショートゴロエラーで1アウト1、3塁として、6番・ブラゼルのセンター犠牲フライで1点追加され、THLZ4番手・高木に至っては2四球で1アウト1、2塁とした所で、2番・平野左中間3ベースで2点を追加されるという、ミスのオンパレードで6回裏終了時には2対6と敗色濃厚。
 常識的に考えて、これでTHLZが2戦目を落とした、という結果となる
・・・のだが、すぐさま7回表2アウト3塁から5番・しんちゃんの1、2塁間の当たりを、セカンド平野がつかんだもののボールをこぼしてTHLZが1点返すと、なおも6番・由ぶーが、タイガース2番手・久保田の初球真ん中高めスライダーを振り抜くと、打球はライトスタンドに吸い込まれて、あっちゅー間に1点差。
 すぐその裏に、THLZ5番手・越智が2アウト1、2塁として、9番・久保田にまで打順を回し、タイガースが突き放すべく代打・桧山を送った(結果は空振り三振で、この回無得点)事が、タイガースにとって災いを成す事になるとは、この時誰も思いもよらなかった。
 8回表、タイガースが必勝を期すべく、マウンドに送り込んだのが・・・

藤           川
球           児
 その藤川は、9番・脇谷ピッチャーゴロ、1番・坂本空振り三振と、これでタイガースの流れ
・・・と思いきや、何故か2番ファーストスタメンの亀井が四球を選び、続く3番・小笠原が初球をライト線に運び、2アウトながら2、3塁と逆転のチャンスを作り、打席には4番・ラミちゃん。
 そのラミちゃん、何を思ったのか初球真ん中やや内寄りストレートを見逃し、2球目フォークを空振りして、あっちゅー間に追い込まれてチャンスが潰えたかに見えたが、3球目ボールになるフォークを見送った後の4球目外角低めギリギリのフォークに食らいつくと、打球はセカンド・平野の右を抜けてセンター前に達し、それを拾ったセンター・藤川俊介がボールをこぼす間に2者が生還して、THLZが逆転に成功した。
 その後、9回表に断末魔の苦しみの様な3四球で満塁のピンチとなった藤川球児に対し、何故か2番ファーストスタメンの亀井が慈悲を見せちゃって追加点を挙げられなかったものの、9回裏にTHLZ6番手・山口鉄也が5番・城島をセンターフライ、6番・ブラゼルをサードファールフライに討ち取り、6番・浅井をカウント2-3としながらもピッチャーゴロに仕留めて・・・

THLZ
苦しみながらも
CS2ndステージ進出


その一方で

ここ一番での勝負弱さ

如何なく発揮して

タイガース

2010年
終了



 さて、パ・リーグでは3位・”泣くよ幕張”が日本シリーズ出場を決め、密かに

史上初
「リーグ3位同士の日本シリーズ」

が楽しみになってきたTHLZは、

今季
12試合
2勝10敗

”超”鬼門
ナゴヤドーム

に乗り込み、セ・リーグ覇者・オレ竜とのCS2ndステージ(よりによって、4年連続同じ顔合わせ)に臨んだ。

 先に2戦目の結果を述べると、1回裏にTHLZ先発・東野の立ち上がりの悪さから4点奪われ、4回表ノーアウト1、2塁でクリーンアップ揃って討死に、5回表2アウト満塁のチャンスで打席には何故か2番ファーストスタメンの亀井だったので、パ・リーグ覇者と違ってセ・リーグ覇者・オレ竜が2勝0敗と日本シリーズ出場へ大きく近づいたわけですが・・・

正直
試合やる前に
(坂本ギックリ腰で)
THLZ\(^o^)/オワテタ!!

 続く3戦目は、THLZ・内海、オレ竜・吉見の両先発で決着が着いた。
2回表
2アウト1、2塁
打席には
9番・内海
吉見の前に
空振り三振
無得点

2回裏
2アウト1、2塁
打席には
9番・吉見
内海に対し
センター前
1点先制

 その後、オレ竜が1点しか追加できない一方で、THLZは1番・脇谷以外が全く打てる気配がない(何故か2番ファーストスタメンの亀井は言わずもがな)まま、オレ竜が楽々日本シリーズ出場へ王手をかけた。

 追いつめられたTHLZだったが、もはや4戦目の先発に任せられるのが朝井ぐらいしかいなかった。
 だがオレ竜打線は、その朝井の落差の大きなカーブに打ちあぐねた。
 一方、それ以上に打ちあぐねていたTHLZ打線が、5回表1アウトから7番・ヤノケン、8番・古城の連打でチャンスを作るものの、9番・朝井が3バント失敗してチャンスが潰えるかと思いきや、CS2ndステージで孤軍奮闘の1番・脇谷が3塁線を破り・・・

THLZ
23イニング目にして
CS2ndステージ初得点

 更に6回表、6番・由ぶーが左中間を破ると、1塁ランナー・ラミちゃんが一気にホームインし、リードを2点に広げた。
 朝井は6回無失点と試合を作り、7回裏にはTHLZ2番手・きゅぼがノーアウト1、2塁のピンチを無失点に抑え、THLZが試合の主導権を握ったかに見えた。
 しかし8回裏1アウトから、8番代打・大島セカンド内野安打の後、9番代打・野本がTHLZ3番手・越智の初球・高めのフォークを振り抜くと、打球は右中間スタンドへ吸い込まれ、あっちゅー間に同点に・・・。  オレ竜はサヨナラで日本シリーズ出場を決めるべく、同点の9回表のマウンドに守護神・岩瀬を送り込んだ。
 だが9回表、この回先頭の5番・しんちゃんが、岩瀬の3球目を振り抜くと、弾丸の様な打球がライトフェンスに直撃するかと思いきや、フェンスを越えてスタンドイン。
 その裏をTHLZ4番手・山口鉄也が無失点に抑え、THLZが何とか踏みとどまった。

 オレ竜・山本昌、THLZ・グライシンガーという、ともにポストシーズン(CS、日本シリーズ)で勝ち星のない両先発同士で始まった5戦目で、両軍とも1回の先制のチャンスを逃したものの、3回裏にグライシンガーが2アウト1、2塁からよりによって8番小田に左中間を破られ、重い2点を先制される。
 すぐさま5回表に6番・由ぶー、7番・ヤノケンの連打と、8番・谷(夫)の送りバントで1アウト2、3塁のチャンスを作ったものの、オレ竜が先発・山本昌を諦め2番手・河原を投入すると、9番代打・長野見逃し三振、1番・坂本セカンドゴロで無得点・・・。
 6回表3者凡退、7回表2アウト1、2塁で9番代打に何故か亀井で、THLZは徐々に追い込まれていった。
 8回表にイニングまたぎとなったオレ竜3番手・高橋聡文からノーアウト2、3塁としながら、3番・小笠原ライト犠牲フライの1点止まりで、すぐその裏にTHLZ5番手・山口鉄也が制球に苦しみ、押し出して1点奪われ、

THLZの命運は
もはや
「風前の灯」
であった。

 だが9回表、これまたイニングまたぎとなったオレ竜4番手・浅尾から、この回先頭の6番・由ぶーがライト前で出塁し、7番・ヤノケンの振り抜いた打球はレフトスタンドに吸い込まれなかったものの、その間に1塁ランナー・由ぶーがホームインして1点差に詰め寄ると、更に8番・谷(夫)の送りバントで1アウト3塁として、9番代打・松本セカンドゴロで同点に。
 すぐその裏、THLZ6番手・きゅぼが1アウトを取った後、2者連続四球で1アウト1、2塁とし、ここまで打ててなかった4番ベンちゃんがきゅぼの初球を振り抜くと、打球はレフト・ラミちゃんの真正面・・・

かと思いきや

ラミちゃんの頭上を
あっちゅー間に
通り過ぎ
その間に
2塁ランナー・中田亮二が
ホームインし・・・



この瞬間

オレ竜
もとい
ドラゴンズ
3年ぶりに
C日本シリーズ進出


その一方で

THLZ
もとい
ジャイアンツ

「論ずるに値しない」
2010年\(^o^)/オワタ!!




2010年10月9〜10日
プロ野球パ・リーグ
クライマックスシリーズ
1stステージ
ライオンズ VS マリーンズ
(西武ドーム)

第1戦
チーム名1234567891011
マリーンズ000000014016小林(宏)
1-0-0
ライオンズ010000040005土肥
0-1-0
ホームランおかわり1号(1)[成瀬]-2裏
TSUYOSHI1号(1)[涌井]-8表
福浦1号(1)[土肥]-11表
第2戦
チーム名1234567891011
マリーンズ010001101015
1-0-0
小林(宏)
1-0-1
ライオンズ301000000004小野寺
0-1-0
ホームラン今江1号(1)[岸]-2表
里崎1号(1)[長田]-9表


2010年10月14〜19日
プロ野球パ・リーグ
クライマックスシリーズ
2ndステージ
ホークス VS マリーンズ
(福岡Yahooドーム)

第1戦
チーム名123456789
マリーンズ0000000000
ホークス90000000X9
第2戦
チーム名123456789
マリーンズ0300000003成瀬
1-0-0
ホークス0000100001杉内
0-1-0
ホームラン大松1号(3)[杉内]-2表
サブロー1号(1)[金沢]-8表(※)
※ビデオ判定あり
第3戦
チーム名123456789
マリーンズ1000000001ペン
0-1-0
ホークス02100000X3和田
1-0-0
ホームラン清田1号(1)[和田]-1表
第4戦
チーム名123456789
マリーンズ0000000000マーフィー
0-1-0
ホークス10000000X1ホールトン
1-0-0
馬原
0-0-1
第5戦
チーム名123456789
マリーンズ0101010014渡辺(俊)
1-0-0
小林(宏)
0-0-1
ホークス0000000022
0-1-0
ホームラン今岡1号(1)[陽]-2表
第6戦
チーム名123456789
マリーンズ0000003025
1-0-0
小林(宏)
0-0-2
ホークス1000000102ファルケンボーグ
0-1-0
ホームラン清田2号(2)[森福]-9表
第7戦
チーム名123456789
マリーンズ0000400307成瀬
2-0-0
ホークス0000000000杉内
0-2-0
ホームラン大松2号(2)[ファルケンボーグ]-8表
<クライマックスシリーズの戦い(パ・リーグ編)>
 クライマックスシリーズ(以下、CS)も今年で4年目。
 リーグ開幕および閉幕がセ・リーグより1週間早かったため、CSもパ・リーグが1週間先駆けて開幕した。

 パ・リーグのCS1stステージは、パ・リーグ2位・ライオンズの本拠地・西武ドームで、パ・リーグ2位・ライオンズと同3位・”泣くよ幕張”が対戦した。

 その初戦は、ライオンズ・涌井と”泣くよ幕張”・成瀬の両先発による投手戦となり、2回裏におかわり君の一発で先制したライオンズが成瀬の前に追加点を奪えず、7回無失点の涌井に対して8回表にTSUYOSHIの一発で”泣くよ幕張”が同点に追いついて、8回裏に突入した。
 8回裏の先頭打者・フェルナンデスのライト前で、”泣くよ幕張”は先発・成瀬から2番手・内につないだが、その内が2アウト満塁のピンチを作り、9番代打・大島ライト前と2つのミスが重なる等、この回4点を失った。
 4点ビハインドで9回表を迎え、マウンド上には相手の守護神が立っている、という状況は、一般的に考えれば、敗色濃厚なのだが、ライオンズの守護神・シコースキーが一般的な守護神でなかった事、これが”泣くよ幕張”にとってこの上ない幸いであった。
 9回裏、ヒット3本で1アウト満塁と攻め立て、7番・金泰均センター前で2点を返し、なおも8番・大松四球で満塁とした所で、ライオンズはシコースキーを諦め小野寺につないだが時すでに遅く、9番・里崎が左中間へ運んで、”泣くよ幕張”が土壇場で同点に追いついた。
 ”泣くよ幕張”が9回裏、10回裏とサヨナラ負けのピンチを何とか凌いで迎えた11回表、この回先頭の5番・福浦が、ライオンズ5番手・土肥の2球目をライトスタンドに叩き込み、その裏を”泣くよ幕張”の”防波堤”・小林宏之が3者凡退に斬って取り、”泣くよ幕張”が大事な初戦を大逆転でものにした。

 続く2戦目は、ライオンズが初回に3点を先制し、3回裏にも1点追加して主導権を握り、投げてはライオンズ先発・岸が、中盤6回まで2失点と好投していた。
 だが、4回裏から登板した”泣くよ幕張”2番手。渡辺俊介からライオンズが追加点を奪えなかった事、5回表の代打起用による捕手交代(的場→里崎)が、”泣くよ幕張”へと徐々に流れが傾いていった。
 7回表ノーアウト2塁で、途中出場の9番・里崎センター前で1点差に詰め寄った”泣くよ幕張”が、7回裏、8回裏と2度のピンチを凌ぎ切り、9回表のマウンドにライオンズの守護神・シコースキーではなく長田が上がると、その長田から9番・里崎がレフトスタンドへの一発で、”泣くよ幕張”がまたしても土壇場で同点に追いついた。
 ”泣くよ幕張”が10回裏のサヨナラ負けのピンチを何とか凌いで迎えた11回表、2アウト1、2塁から3番・井口が左中間へ運んで1点を勝ち越し、その裏を”泣くよ幕張”の”防波堤”・小林宏之が無失点に抑えて・・・

”泣くよ幕張”
うれしい
CS2ndステージ進出


その一方で

リリーフ陣の脆弱さ

泣かされたまま

ライオンズ

2010年
終了



 1stステージを勝ち抜いた”泣くよ幕張”は福岡に乗り込み、ここ数年半ば体質と化した 「秋の勝負弱さ」を払拭できたのか、久々にパ・リーグを制したホークスと、日本シリーズ出場権をかけて戦う事となった。
 ホークス・杉内、”泣くよ幕張”・成瀬の両先発で、両軍ともに点を獲るのが難しいと思われた2戦目だったが、2回表ノーアウト1、3塁から、8番大松が2球目をライトスタンドに叩き込んで、杉内からまさかの3点を先制した。
 1回裏2アウト満塁、3回裏1アウト1、2塁のピンチを切り抜けた成瀬だったが、5回裏1アウト2塁から1番・川崎レフト前で1点を返される。
 しかし、6回以降をパーフェクトに抑え、成瀬が9回133球完投で大切な初戦を制し、1勝1敗のタイに持ち込んだ。

 2戦目を取って勢いづいた”泣くよ幕張”は、1回表1アウトから2番・清田が左中間スタンドに叩き込み、幸先良く1点を先制したのだが、2回裏1アウト1塁で7番・松田のサードゴロを取った今江の2塁への送球が逸れ1アウト1、2塁となり、その後満塁となり、9番・山崎ライト前で逆転され、更に3回裏1アウト3塁で4番・小久保にセンターに打ち上げられ差を広げられる。
 初回に1点取られたホークス先発・和田だったが、”泣くよ幕張”打線相手に13奪三振の快投を見せ、9回134球完投で2勝1敗と再度リードした。

 続く3戦目の1回裏、”泣くよ幕張”先発・マーフィーが1番・川崎四球の後、2番・本多のバント処理をミスり、更に2アウトながら2、3塁の場面でマーフィーがワイルドピッチし、ミス連発でホークスに先制され、”泣くよ幕張”打線もホールトン−森福−攝津−馬原のリレーで完封され、ホークスが日本シリーズ出場へ王手をかけた。

だが

初回の1点以降
ホークスが
得点できていない事が
後々響く事になろうとは
この時誰も思いもしなかった



 追いつめられた”泣くよ幕張”は2回表、ホークス先発・左腕の陽に対してスタメン起用された今岡がレフトスタンドへ叩き込み、4回表、6回表、9回表と小刻みに追加点を奪った。
 一方、”泣くよ幕張”先発・渡辺俊介は、ホークス相手に8回まで零封。
 完封が見えた9回裏、2番・本多ライト2ベース、3番・松中レフト前(レフト清田とショートTSUYOSHIが交錯)、4番・小久保センター前で1点返され、渡辺俊介が降板すると、続く小林宏之も2アウト満塁から8番・柴原に押し出し死球を与え、下手すりゃサヨナラで「ホークス日本シリーズ出場権獲得」と思われたのだが、9番・山崎キャッチャーファールフライで何とか踏みとどまった。

 ホークス・大隣、”泣くよ幕張”・大嶺の両先発という明らかに谷間な5戦目で、早速1回裏2アウト2塁から4番・小久保センターオーバー2ベースでホークスが1点先制。
 しかし”泣くよ幕張”は、先発・大嶺を2回で見切りをつけると、2番手・小野と3番手・内で3回裏〜6回裏を無失点に抑え、味方の反撃を待った。
 一方のホークス先発・大隣は、シーズン中の背信ぶりとは打って変わった安定感で、5回まで散発2安打無失点と好投しつつも、万全を期して、6回表から勝ちパターンの1人・ファルケンボーグを投入し、そのファルケンボーグが6回表を無失点に抑えて、ホークスが流れをつかんだかに見えた。
 だが7回表、3番・井口、4番・サブローの連続2ベースで”泣くよ幕張”が同点に追いついて、ファルケンボーグをマウンドから引きずり降ろすと、代わった3番手・摂津からも6番代打・福浦ライト前、9番ライト前を浴びせ、この回3点を奪い、試合をひっくり返した。
 8回裏に1点返され1点差に詰め寄られたが、すぐさま9回表に2番・清田の2ランで止めを刺して・・・

”泣くよ幕張”
日本シリーズ出場へ
逆王手



 両軍ともに日本シリーズ出場のかかった最終第7戦目。
 その両先発は2戦目と同じく、ホークス・杉内、”泣くよ幕張”・成瀬であった。
 杉内が3回表2アウト1、3塁のピンチを迎えながらもこれを凌ぐ一方、成瀬は全く危なげなく、両軍ともに4回まで0行進だった。

だが
5回表2アウトから
杉内が
綻び始めた。


9番・里崎
レフト前
1番・TSUYOSHI
レフト前
2番・清田
四球
2アウト満塁

3番・井口
カウント
2-1
からの
内角スライダーが
右足に直撃

”泣くよ幕張”
押し出しで
先制

なおも
2アウト満塁

4番・サブロー
カウント
2-3
からの
ストレートが
外れ・・・

”泣くよ幕張”
押し出しで
1点追加

なおも
2アウト満塁

5番・今江
2球目を叩くと
打球は
ショート・川崎の
左を抜け・・・

”泣くよ幕張”
更に
2点追加

そして
杉内が
崩れ落ちた。



 一方ホークスは、成瀬に対し1イニングで1人ランナーを出すのがやっと。
 そして7回表には、ホークス4番手・ファルケンボーグがまたしても打ち込まれ、致命的な3点を奪われる。
 7点ビハインドを追うホークスだが、9回裏もあっちゅー間に2アウトとなり、4番・小久保の打球が、ショート・TSUYOSHIのグラブに吸い込まれ・・・・。

この瞬間

”泣くよ幕張”
もとい
マリーンズ
うれしい
日本シリーズ進出


その一方で

またしても
秋に
勝負弱かった
ホークス

2010年
終了




2010年9月25日
プロ野球セ・リーグ公式戦
スワローズ VS ジャイアンツ
(神宮)

第23戦
チーム名123456789
ジャイアンツ1000101003山口(鉄)
8-3-4
クルーン
4-2-23
スワローズ0000020002李恵践
0-1-0
ホームランラミちゃん44号(1)[李恵践]-7表


2010年9月26日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ベイスターズ VS ジャイアンツ
(横浜)

第22戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0001010002越智
4-4-5
ベイスターズ01100001X3寺原
4-3-0
山口俊
2-8-28
ホームランハーパー19号(1)[グライシンガー]-2裏
ラミちゃん45号(1)[真下]-4表
ラミちゃん46号(1)[真下]-6表


2010年9月28〜29日
プロ野球セ・リーグ公式戦
タイガース VS ジャイアンツ
(甲子園)

第23戦
チーム名123456789
ジャイアンツ3021001007内海
11-8-0
クルーン
4-2-24
タイガース1000031005スタンリッジ
10-5-0
ホームラン鳥谷18号(3)[内海]-6裏
しんちゃん43号(1)[福原]-7表
桜井9号(1)[きゅぼ]-7裏
第24戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0010000001ゴンザレス
5-13-0
タイガース00300000X3能見
6-0-0
藤川球児
3-3-28
ホームラン坂3号(2)[ゴンザレス]-3裏(※)
※ビデオ判定あり


2010年10月2日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ジャイアンツ VS ベイスターズ
(東京ドーム)

第23戦
チーム名123456789
ベイスターズ0100000001桑原(謙)
1-2-0
ジャイアンツ04010020X7藤井(秀)
7-3-0
ホームランラミちゃん47号(1)[桑原(謙)]-2裏
脇谷7号(1)[桑原(謙)]-2裏


2010年10月5日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ベイスターズ VS ジャイアンツ
(横浜)

第24戦
チーム名123456789
ジャイアンツ1001200004朝井
4-1-0
クルーン
4-2-25
ベイスターズ0000000000田中(健)
1-2-0
ホームラン長野19号(1)[田中(健)]-1表
ラミちゃん48号(1)[田中(健)]-4表


2010年10月7日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ジャイアンツ VS カープ
(東京ドーム)

第24戦
チーム名123456789
カープ0000000011前田(健)
15-8-0
ジャイアンツ01000020X3東野
13-8-0
山口(鉄)
8-3-5
ホームランしんちゃん44号(1)[前田(健)]-2裏
坂本32号(2)[前田(健)]-7裏(※)
※ビデオ判定あり


2010年10月8日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ジャイアンツ VS スワローズ
(東京ドーム)

ジャイアンツ
今期本拠地最終戦

今期最終戦

第24戦
チーム名12345678910
スワローズ10000200137松岡
3-4-3
ジャイアンツ00040000004クルーン
4-3-25
ホームランラミちゃん49号(2)[山岸]-4裏
畠山14号(2)[内海]-6表
川本2号(3)[高木]-10表
<訃報>
 テレビドラマや映画、舞台で活躍した和服の似合う美人女優・池内淳子(本名:中沢純子)女史が、9月26日午後に肺腺がんのため、東京都内の病院で死去した(享年76歳)。

そして・・・
この訃報は・・・
信じたくなかったのだが・・・


立教大学時代
外野手として
自慢の強肩で
打者走者を
「レフトゴロ」
に討ち取る等
後輩の
長嶋茂雄、杉浦忠ら
とともに活躍

1956年
ホークス入団

1959年の日本シリーズ
対ジャイアンツ戦
杉浦4連投4連勝
自身も好守備で
2リーグ分裂後初の
日本一に貢献

これを含め
リーグ優勝3回
うち
日本一2回

1965年
オリオンズ(現・マリーンズ)
に移籍し
その年限りで現役引退

通算成績
プロ生活10年
988試合出場
打率2割4分1厘
501安打
17本塁打

1971年途中〜72年
オリオンズ一軍監督

1976年〜83年
1984年途中
ファイターズ一軍監督
1981年
後期優勝

プレーオフ制覇
「ファイターズ」
としての
初優勝
当時のパ・リーグの
名物監督だった

1985年〜92年
ファイターズ球団常務
1993年〜94年
再び
ファイターズ一軍監督
1994年
最下位

ファンの前で土下座
そして
辞任

監督通算
13年
725勝723敗99分け

その後
マスターズリーグ設立に尽力

TBS系列
「サンデーモーニング」
張本勲氏とともに
「天晴れっ!!」

「喝っ!!」

球界の「親分」
こと
大沢啓二氏
(本名:大沢昭)

10月7日朝方
胆のう癌のため
死去

享年78歳



 米現地時間9月23日の対ブルージェイズ戦(カナダ・トロント)に1番ライトで先発出場し、5回表の第3打席でセンター前へ強烈なライナーを放ち・・・

イチロー
(マリナーズ)

10年連続
シーズン200本安打
達成

通算10回達成は
アメリカン・リーグ新記録

MLB最多記録タイ
(ピート・ローズが達成)



9月25日
京セラドーム

4回表
2打数1安打で迎えた
第3打席

バファローズ先発
金子千尋の
2球目
外角スライダーを
捉えると
打球は
センター前へ・・・

西岡
(泣くよ幕張)
シーズン200安打
達成
(NPB史上5人目)

1シーズン2人以上の
達成者は
NPB史上初

それだけでなく

6回表
3打数2安打で迎えた
第4打席

バファローズ2番手
古川の
5球目
内角低めシンカーを
捉えると
打球は
レフト前に落ち・・・

西岡
「猛打賞」
27回
シーズン最多記録
更新
イチロー超え
(1996年26回)
達成

9月26日
神宮球場

1回裏
1点ビハインドで迎えた
第1打席

オレ竜先発
中田の
3球目
真ん中高めストレートを
捉えると
打球は
ライトスタンドへ・・・

青木
(スワローズ)
シーズン200安打
達成
(NPB史上”6回目”)

生涯2度の達成は
NPB史上初

9月26日
札幌ドーム

首位ホークスに
優勝へのマジックを

とされ
1試合も落とせない
2位ライオンズ

だが
3対3の同点で迎えた
9回裏
1アウト1、2塁

バッターは
劇団ひちょりの5番
糸井

ライオンズ4番手
シコースキー

初球
外角高めストレートを
叩くと
打球は
レフトフェンスを直撃し・・・



この瞬間
ホークス
7年ぶり14度目の
パ・リーグ優勝
(リーグ1位)
達成

2004〜5年
2年連続リーグ1位
になりながら
「リーグ優勝」
の冠を得られず
当時の
「プレーオフ制」
(現・クライマックスシリーズ)
に泣かされ続け
2006〜9年
リーグ1位にもなれず
日本シリーズ行きの切符も
つかめず
幾星霜

ようやくつかめた
「リーグ優勝」
だった



10月1日
マツダスタジアム

首位オレ竜に
優勝へのマジックを

とされ
1試合も落とせない
2位タイガース

だが
タイガース先発
秋山
4回5失点
強力打線も
完封され・・・



この瞬間
オレ竜
もとい
ドラゴンズ
4年ぶり8度目の
セ・リーグ優勝
(リーグ1位)
達成

2007年
日本一

クライマックスシリーズ
の恩恵によるもの
(2007年セ・リーグ2位)

今年こそ
リーグ優勝

日本一

手にするのだろうか



10月3日
マツダスタジアム

ここまで
シーズン209安打

マートン
(タイガース)

7回表
3打数無安打で迎えた
第4打席

ノムケンサンバ2番手
大島の
3球目
内角スライダーを
捉えると
打球は
レフト前に落ちて

マートン
シーズン210安打
達成
(NPB記録タイ)


更に
10月5日
神宮球場

2回表
1打数無安打で迎えた
第2打席

スワローズ先発
中沢の
3球目
真ん中高めチェンジアップを
センター前に弾き返し

マートン
シーズン211安打

シーズン最多安打
NPB新記録


その後
2安打
更に上積みして

マートン
シーズン213安打



10月7日の最終戦を
4打数1安打で終えて

結局
マートン
シーズン214安打



さて
10月8日

とうきょうはらぼうらんどぜぇた
もとい
ジャイアンツは

対オレ竜戦
9勝15敗

対タイガース戦
12勝12敗

対スワローズ戦
12勝11敗1分

対ノムケンサンバ戦
18勝6敗

対べい☆すた戦
16勝8敗

交流戦
12勝12敗

今期の通算成績を
79勝64敗1分
(セ・リーグ3位)

「論ずるに値しない」
今シーズン全日程を終了した



そして
10月16日

甲子園で
少なくとも2試合
「罰ゲーム」

する羽目に



ハレルヤ・・・
僕もう疲れたよ・・・





2010年9月7〜9日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ベイスターズ VS ジャイアンツ
(横浜)

第17戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0002110206山口(鉄)
6-3-3
クルーン
3-2-20
ベイスターズ0040000004寺原
3-3-0
ホームラン小笠原30号(1)[清水(直)]-5表
古城2号(1)[清水(直)]-6表
第18戦
チーム名123456789
ジャイアンツちゅーしぃー
ちゅーしぃー
ベイスターズ
第18戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0130000037内海
8-8-0
ベイスターズ01050112X10江尻
1-1-0
ホームランしんちゃん38号(1)[藤江]-2表
カスティーヨ16号(1)[MICHEAL]-7裏


2010年9月10〜12日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ジャイアンツ VS カープ

第21戦
(ハードオフ新潟)
チーム名12345678910
カープ00100002104横山
3-2-8
ジャイアンツ0120010001X5クルーン
4-2-20
ホームランしんちゃん39号(1)[スタルツ]-6裏
広瀬12号(2)[越智]-8表
小笠原31号(1)[横山]-10裏
第22戦
(東京ドーム)
チーム名123456789
カープ0310002006大島
1-4-3
ジャイアンツ30012050X11きゅぼ
8-1-1
ホームランラミちゃん43号(2)[ジオ]-1裏
しんちゃん40号(4)[大島]-7裏
第23戦
(東京ドーム)
チーム名123456789
カープ0000010001齊藤
3-6-0
ジャイアンツ20001200X5ゴンザレス
5-10-0
ホームラン坂本29号(1)[齊藤]-1裏
小笠原32号(1)[齊藤]-1裏


2010年9月14〜16日
プロ野球セ・リーグ公式戦
スワローズ VS ジャイアンツ
(神宮)

第20戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0020100003朝井
3-1-0
山口(鉄)
6-3-4
スワローズ0010000012松井(光)
0-1-0
ホームラン小笠原33号(1)[李恵践]-5表
第21戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0000040015内海
9-8-0
越智
3-3-5
スワローズ0000020002由規
10-9-0
ホームラン畠山13号(2)[内海]-6裏
ヤノケン2号(1)[松岡]-9表
第22戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0000000404高木
1-1-0
スワローズ01003200X6石川(雅)
12-8-0
林昌勇
1-2-30
ホームラン宮本3号(2)[星野(真)]-6裏
しんちゃん41号(2)[石川(雅)]-8表

2010年9月18〜20日
プロ野球セ・リーグ公式戦
タイガース VS ジャイアンツ
(甲子園)

第20戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0000000000ゴンザレス
5-11-0
タイガース00000010X1能見
4-0-0
藤川球児
3-3-26
第21戦
チーム名123456789
ジャイアンツ5100000006山口(鉄)
7-3-4
クルーン
4-2-21
タイガース0010010114メッセンジャー
4-6-0
ホームランマートン16号(1)[藤井(秀)]-3裏
ブラゼル45号(1)[きゅぼ]-8裏
第22戦
チーム名123456789
ジャイアンツ1010000002グライシンガー
0-2-0
タイガース00120001X4秋山
4-1-0
藤川球児
3-3-27
ホームラン林威助4号(2)[グライシンガー]-4裏
城島26号(1)[越智]-8裏


2010年9月21〜23日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ジャイアンツ VS ベイスターズ
(東京ドーム)

第19戦
チーム名123456789101112
ベイスターズ0000000300003真田
3-8-0
ジャイアンツ010100100001X4越智
4-3-5
ホームランしんちゃん42号(1)[田中(健)]-2裏
小笠原34号(1)[田中(健)]-4裏
ハーパー17号(3)[きゅぼ]-8表(※)
坂本30号(1)[真田]-12裏
※ビデオ判定あり
第20戦
チーム名123456789
ベイスターズ0000000022加賀
3-10-0
ジャイアンツ00021111X6内海
10-8-0
クルーン
4-2-22
ホームラン坂本31号(1)[加賀]-5裏
由ぶー13号(1)[加賀]-6裏
第21戦
チーム名123456789
ベイスターズ0020020105大家
7-9-0
山口俊
2-8-27
ジャイアンツ0002000002ゴンザレス
5-12-0
ホームランハーパー18号(2)[ゴンザレス]-3表
カスティーヨ19号(2)[ゴンザレス]-6表
村田(修)23号(1)[きゅぼ]-8表
<訃報>
谷啓
(本名:渡部泰雄氏)

9月10日夕方
自宅の階段でつまづき
顔や頭を強打

9月11日朝方
脳挫傷のため
死去
(享年78歳)

クレージーキャッツの仲間達
ハナ肇や植木等
の元へ

“ガチョーン”


 喜劇から社会派作品まで幅広いジャンルの作品で活躍し、映画でテレビドラマで常に見かける事が多かった俳優の小林桂樹氏が、9月16日夕方に心不全のため、東京都内の病院で死去した(享年86歳)。



9月19日
甲子園

4回表
2アウト1塁
打席には
ここまで2999塁打の
4番・ラミちゃん

タイガース2番手
福原の2球目
外角ストレート
を振り抜くと
打球は
センター前へ

9月19日
ラミちゃん
通算3000塁打
(NPB史上47人目)
達成



一方

球団記録の
シーズン191安打

マートン
(タイガース)

初戦の第1打席
外角低めストレート

センター右側へ

マートン
シーズン192安打
球団記録更新

初戦
4打数3安打
2戦目
5打数3安打
3戦目
5打数3安打

更に
ナゴヤドーム3連戦で
初戦
4打数1安打
2戦目
2打数無安打

そして3戦目
7回表
3打数1安打で迎えた
第4打席

オレ竜先発
吉見の
初球
内角高めストレートを
振り抜くと
打球は
レフトスタンドへ

マートン
シーズン200安打
達成
(NPB史上4人目)


それだけでなく
9月23日試合終了時点

青木
(スワローズ)
シーズン200安打まで
あと3安打

西岡
(泣くよ幕張)
シーズン200安打まで
あと2安打




2010年8月24〜26日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ジャイアンツ VS ドラゴンズ
(東京ドーム)

第19戦
チーム名123456789
ドラゴンズ0000400004清水(昭)
1-1-0
ジャイアンツ00040002X6越智
3-3-4
クルーン
3-2-19
ホームランブランコ26号(1)[グライシンガー]-5表
小笠原26号(1)[清水(昭)]-8裏
第20戦
チーム名123456789
ドラゴンズ2000001025山井
6-4-0
岩瀬
1-2-34
ジャイアンツ0010010002東野
12-6-0
ホームラン長野17号(1)[山井]-3裏
第21戦
チーム名123456789
ドラゴンズ0030000104吉見
11-7-0
ジャイアンツ52000021X10内海
8-6-0
ホームラン坂本25号(1)[吉見]-1裏
ラミちゃん40号(3)[吉見]-1裏
長野18号(1)[吉見]-1裏
坂本26号(1)[吉見]-2裏
小笠原27号(1)[吉見]-2裏
ベンちゃん30号(3)[内海]-3表
ラミちゃん41号(2)[清水(昭)]-7裏


2010年8月27〜29日
プロ野球セ・リーグ公式戦
カープ VS ジャイアンツ
(マツダスタジアム)

第18戦
チーム名1234567891011
ジャイアンツ110021000027野間口
1-2-0
カープ00300000204X9横山
3-1-6
ホームラン小笠原28号(1)[中田廉]-1表
エドガー12号(1)[中田廉]-2表
ラミちゃん42号(2)[中田廉]-5表
岩本11号(2)[クルーン]-9裏
古城1号(2)[横山]-11表
岩本12号(1)[野間口]-11裏
天谷6号(3)[野間口]-11裏
第19戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0000010001福田
3-4-0
カープ20000200X4ジオ
6-6-0
横山
3-1-7
ホームラン広瀬9号(2)[福田]-6裏
第20戦
チーム名123456789
ジャイアンツ12020520012きゅぼ
7-1-1
MICHEAL
1-0-1
カープ10032300211
0-1-0
ホームラン脇谷6号(2)[齊藤]-2表
広瀬10号(3)[朝井]-4裏
小笠原29号(2)[岸本]-7表
岩本13号(2)[クルーン]-9裏


2010年8月31〜9月1日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ジャイアンツ VS スワローズ

第18戦
(石川県営)
チーム名123456789
スワローズ36300000012村中
10-7-0
ジャイアンツ1012003008東野
12-7-0
ホームラン坂本27号(1)[村中]-1裏
ヤノケン1号(2)[村中]-4裏
第19戦
(富山アルペン)
チーム名123456789101112
スワローズ0001010100003どろどろの
どろ〜
ジャイアンツ1000200000003


2010年9月3〜5日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ドラゴンズ VS ジャイアンツ
(ナゴヤドーム)

第22戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0000010102内海
8-7-0
ドラゴンズ00003000X3吉見
12-7-0
岩瀬
1-3-36
ホームランベンちゃん32号(1)[吉見]-5裏
坂本28号(2)[内海]-6表
第23戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0000000000ゴンザレス
4-10-0
ドラゴンズ10020000X3山本昌
4-0-0
ホームラン森野18号(1)[ゴンザレス]-1裏
第24戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0000000001東野
12-8-0
ドラゴンズ0000000003中田賢
5-3-0
岩瀬
1-3-37
ホームランベンちゃん33号(2)[東野]-1裏
8月26日
東京ドーム

1回裏
オレ竜先発
吉見
から
1番・坂本の先頭打者アーチで
とうきょうはらぼうらんど
(以下、THLZ)
先制
なおも
ノーアウト1、3塁
打席には
ここまで99打点の
4番・ラミちゃん

吉見の2球目
真ん中高め
フォークボール
を振り抜くと
打球は
レフトスタンドへ

8月26日
ラミちゃん
王さんを抜く
8年連続100打点
(NPB新記録)
達成



9月4日
ナゴヤドーム

オレ竜先発
山本昌
THLZ相手に
投球回数9
散発6安打
無失点

山本昌
45歳25日
史上最年長
完封勝利記録
更新



<訃報>
 突撃インタビューで芸能リポーターの草分けとなった梨元勝氏が、8月21日朝方に肺癌のため、入院先の東京都内の病院で死去した(享年65歳)。

「恐縮です」


 「日本のお家芸」と呼ばれていた柔道が、競技種目として初めて採用された東京五輪において、身長198センチ、体重120キロの巨漢で無差別級の金メダルを獲得し、引退後も国際オリンピック委員会(IOC)委員として「カラー柔道着」を発案する等、「日本のお家芸・”柔道”」を「世界のスポーツ・”JUDO”」として広めた立役者であるアントン・ヘーシンク氏(オランダ)が、8月27日にオランダのユトレヒトの自宅で死去した(享年76歳)。

 現役時代でも、引退してコーチ業およびテレビ解説者としても、日本プロレス界を盛り上げた山本小鉄氏が、8月28日朝方、低酸素性脳症のため死去した(享年68歳)。

 元大関・初代”貴ノ花”(故・花田満氏)の実兄で、「若貴兄弟」(花田勝氏、光司氏(現・貴乃花親方))の伯父でもあり、現役時代は優勝10回を誇り、「土俵の鬼」と呼ばれた昭和の名力士で、引退後は二子山部屋を興した他、日本相撲協会理事長としても大相撲の発展に尽力した元横綱・初代”若乃花”の花田勝治氏が、9月1日夕方に腎細胞癌のため、東京都内の病院で死去した(享年82歳)。

そして
THLZ

2010年シーズンは
終了しました。



2010年8月21日
「東京埴輪スポーツ」創刊13周年




2010年8月10〜12日
プロ野球セ・リーグ公式戦
スワローズ VS ジャイアンツ
(神宮)

第15戦
チーム名1234567891011
ジャイアンツ200000100003山口(鉄)
5-3-3
スワローズ00011000101X4ナベツネ
1-1-0
ホームランラミちゃん37号(2)[村中]-1表
ホワイトセル9号(1)[星野(真)]-5裏
小笠原23号(1)[松岡]-7表
青木9号(1)[越智]-9裏
第16戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0320000005野間口
1-1-0
スワローズ20320000X7石川(雅)
8-8-0
林昌勇
0-1-24
ホームラン飯原9号(2)[内海]-1裏
しんちゃん34号(1)[石川(雅)]-2表
しんちゃん35号(2)[石川(雅)]-3表
飯原10号(2)[野間口]-4裏
第17戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0002000103東野
12-4-0
スワローズ00240000X6由規
8-6-0
林昌勇
0-1-25
ホームラン飯原11号(2)[東野]-4裏
畠山8号(2)[東野]-4裏


2010年8月13〜15日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ジャイアンツ VS ベイスターズ
(東京ドーム)

第14戦
チーム名123456789
ベイスターズ0011400006弥太郎
0-1-0
ジャイアンツ01201121X8きゅぼ
6-1-1
クルーン
3-2-17
ホームラン由ぶー12号(1)[加賀]-2裏
坂本20号(1)[加賀]-3裏
スレッジ23号(1)[オビスポ]-5表
小笠原24号(1)[加賀]-5裏
由ぶー13号(1)[加藤(康)]-6裏(※)
※ビデオ判定あり
第15戦
チーム名123456789
ベイスターズ0000000022阿斗里
0-1-0
ジャイアンツ10011200X5福田
3-3-0
ホームラン坂本21号(1)[阿斗里]-1裏(※)
ラミちゃん38号(1)[阿斗里]-4裏
小笠原25号(1)[阿斗里]-5裏
エドガー9号(2)[阿斗里]-6裏
村田16号(1)[星野(真)]-9表
※ビデオ判定あり
第16戦
チーム名123456789
ベイスターズ0300010015大家
4-6-0
山口俊
2-7-22
ジャイアンツ1000000001朝井
1-1-0
ホームラン村田17号(1)[朝井]-6表
村田18号(1)[MICHEAL]-9表


2010年8月17〜19日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ドラゴンズ VS ジャイアンツ
(ナゴヤドーム)

第16戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0000100001グライシンガー
0-1-0
ドラゴンズ00031200X6チェン
10-9-0
ホームランブランコ24号(3)[グライシンガー]-4裏
エドガー10号(1)[チェン]-5表
ベンちゃん29号(1)[グライシンガー]-5裏
第17戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0000000011東野
12-5-0
ドラゴンズ00012000X3山井
5-4-0
岩瀬
1-1-32
ホームラン坂本22号(1)[山井]-9表
第18戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0000000000内海
7-6-0
ドラゴンズ02000010X3吉見
11-6-0


2010年8月20〜22日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ジャイアンツ VS タイガース
(東京ドーム)

第17戦
チーム名123456789
タイガース0101020015小嶋
0-3-0
ジャイアンツ22003113X12ゴンザレス
4-9-0
ホームラン坂本23号(2)[小嶋]-2裏
ラミちゃん39号(1)[福原]-5裏
しんちゃん36号(1)[福原]-5裏
エドガー11号(2)[川崎]-8裏
第18戦
チーム名123456789
タイガース1011000003秋山
0-1-0
ジャイアンツ02000240X8高木
1-0-0
ホームランマートン14号(1)[福田]-3表
金本11号(1)[福田]-4表
しんちゃん37号(3)[西村憲]-7裏
第19戦
チーム名123456789
タイガース0000000000メッセンジャー
3-3-0
ジャイアンツ10200000X3朝井
2-1-0
クルーン
3-2-18
ホームラン坂本24号(1)[メッセンジャー]-1裏
<訃報>
 日本各地で100歳以上の高齢者の行方がつかめないという世知辛いご時勢の中、日本プロ野球・ホークスの王貞治会長の母・登美女史が、8月16日に肺炎のため、東京都内の病院で死去した。

享年108歳

奇しくも
硬球の縫い目の数と
同じ数だけ生きたのですね・・・

<夏休み>
さて
8月10〜22日の
東京埴輪スポーツは


8/6から10日程
夏休みに入ったら
とうきょうはらぼうらんども
夏休みに入った
でござる
の巻


8/16に
夏休みが明けたけど
とうきょうはらぼうらんどは
まだまだ夏休みだった
でござる
の巻


タイガースが
夏休みに入ったら
とうきょうはらぼうらんどの
夏休みが明けた
でござる
の巻


の3本です





それでは
来週も
見て下さいねぇ〜

ンガンググ


2010年7月27〜29日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ジャイアンツ VS ドラゴンズ

第13戦
(長野五輪)
チーム名123456789
ドラゴンズ01205020010チェン
9-7-0
ジャイアンツ0210000003ゴンザレス
3-9-0
ホームランしんちゃん31号(1)[チェン]-3裏
森野12号(2)[ゴンザレス]-5表
第14戦
(東京ドーム)
チーム名1234567891011
ドラゴンズ010200100004三瀬
0-1-0
ジャイアンツ20002000003X7山口(鉄)
5-2-2
ホームラン小笠原20号(1)[山井]-1裏
ブランコ22号(1)[内海]-2表
森野13号(1)[内海]-4表
ベンちゃん26号(1)[内海]-4表
坂本18号(3)[平井]-11裏
第15戦
(東京ドーム)
チーム名123456789
ドラゴンズ0100020002ネルソン
1-0-0
岩瀬
0-1-28
ジャイアンツ0000020003東野
11-3-0
ホームランベンちゃん27号(2)[東野]-6表
脇谷3号(2)[ネルソン]-6裏


2010年7月30〜8月1日
プロ野球セ・リーグ公式戦
カープ VS ジャイアンツ
(マツダスタジアム)

第12戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0100070008ロメロ
1-0-0
山口(鉄)
5-2-3
カープ1010300005前田(健)
11-5-0
ホームラン赤松4号(1)[藤井(秀)]-1裏
岩本6号(1)[藤井(秀)]-5裏
エドガー7号(4)[前田(健)]-6表
坂本19号(1)[前田(健)]-6表
第13戦
チーム名123456789
ジャイアンツ2002000105オビスポ
2-2-0
カープ0000000000ソリアーノ
0-3-0
ホームランラミちゃん33号(2)[ソリアーノ]-1表
脇谷4号(2)[ソリアーノ]-4表
亀井5号(1)[ベイル]-8表
第14戦
チーム名123456789
ジャイアンツ02003011613福田
2-2-0
カープ0000000202ジオ
3-6-0
ホームランラミちゃん34号(1)[ジオ]-2表
エドガー8号(1)[ジオ]-2表
小笠原21号(1)[上野]-8表
天谷4号(2)[山口(鉄)]-8裏


2010年8月3〜5日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ジャイアンツ VS タイガース
(東京ドーム)

第14戦
チーム名123456789
タイガース0000010012スタンリッジ
7-2-0
ジャイアンツ00012003X6野間口
1-0-0
ホームラン小笠原22号(1)[スタンリッジ]-4裏
しんちゃん32号(3)[安藤]-8裏
第15戦
チーム名123456789
タイガース0400130008メッセンジャー
3-1-0
ジャイアンツ0001010024内海
7-5-0
ホームランメッセンジャー1号(2)[内海]-2表(※)
ラミちゃん35号(1)[メッセンジャー]-4裏
平野1号(3)[ロメロ]-6表
脇谷5号(2)[久保田]-9裏
※ビデオ判定あり
第16戦
チーム名123456789
タイガース0000010001久保
9-5-0
ジャイアンツ05010021X9東野
12-3-0
ホームラン由ぶー11号(3)[久保]-2裏
長野16号(1)[久保]-4裏


2010年8月6〜8日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ジャイアンツ VS カープ
(東京ドーム)

第15戦
チーム名123456789
カープ0100030004前田(健)
12-5-0
大島
1-0-3
ジャイアンツ0010000001オビスポ
2-3-0
ホームラン天谷5号(2)[オビスポ]-6表
嶋9号(1)[オビスポ]-6表
第16戦
チーム名123456789
カープ0500200018ジオ
4-6-0
ジャイアンツ0020000002福田
2-3-0
ホームラン栗原8号(2)[野間口]-5表
第17戦
チーム名123456789
カープ0000000000中田廉
0-1-0
ジャイアンツ20410000X7朝井
1-0-0
ホームランしんちゃん33号(1)[林]-3裏
ラミちゃん36号(1)[上野]-4裏
<12試合分の戦評>
 日本プロ野球はオールスターも終え、両リーグ公式戦も後半戦に突入した。

ここの所
本業が忙しくて
見れなかったよ

始まって早々
首位陥落だし

かと思えば
まさかのマエケン撃破だし

首位攻防戦では
首位奪回して
首位陥落して
首位奪回するし

そんな時に
脇谷
15試合連続得点
セ・リーグ新記録
達成だよ


他にも
中田翔
(劇団ひちょり)
11試合8本塁打
と大爆発だし


ようやく
本業が夏休みで
夏祭りの準備もあるから
これくらいにしとくよ・・・

とうきょうはらぼうらんど
現在セ・リーグ首位

2位・タイガースと
1.5ゲーム差



2010年7月23〜24日
プロ野球オールスターゲーム

オールスター
第1戦
(福岡Yahooドーム)
チーム名123456789
セントラル0101101004勝:前田(健)[C]-内海[G]-きゅぼ[G]-山口俊[YB]-
越智[G]-岩瀬[D]-S:藤川球児[T]
パシフィック0000000101勝:和田[H]-ダルビッシュ[F]-木佐貫[Bs]-小林(宏)[M]-
ファルケンボーグ [H]-馬原[H]
ホームラン山崎(武)[E](1)[岩瀬]-8裏
最優秀選手賞しんちゃん[G]
オールスター
第2戦
(ハードオフ新潟)
チーム名123456789
パシフィック1300100005東野[G]-久保[T]-浅尾[D]-
吉見[D]-山口俊[YB]-林昌勇[S]
セントラル0010300105杉内[H]-涌井[L]-永井[E]-
平野(佳)[Bs]-川岸[E]-シコースキー[L]
ホームラン山崎(武)[E](1)[東野]-2表
里崎[M](2)[東野]-2表
ブラゼル[T](1)[川岸]-8裏
最優秀選手賞片岡[L]

2010年7月13〜15日
プロ野球セ・リーグ公式戦
タイガース VS ジャイアンツ
(甲子園)

第13戦
チーム名123456789101112
ジャイアンツ0020002000037クルーン
2-1-15
タイガース0004000000026西村憲
6-2-0
ホームラン長野13号(3)[西村憲]-12表
鳥谷10号(2)[クルーン]-12裏
第14戦
チーム名123456789
ジャイアンツちゅーしぃー
ちゅーしぃー
タイガース
第14戦
チーム名123456789
ジャイアンツちゅーしぃー
ちゅーしぃー
タイガース


2010年7月16〜18日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ベイスターズ VS ジャイアンツ
(横浜)

第11戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0121001207山口(鉄)
4-2-2
クルーン
2-1-16
ベイスターズ0130001106真田
2-6-0
ホームラン小笠原18号(1)[ブーチェック]-3表
ラミちゃん30号(1)[ブーチェック]-3表
ラミちゃん31号(1)[藤江]-7表
第12戦
チーム名123456789
ジャイアンツ1100120005きゅぼ
5-1-1
ベイスターズ02300002X7山口俊
2-6-19
ホームラン坂本17号(1)[清水(直)]-1表
カスティーヨ8号(2)[藤井(秀)]-2裏
スレッジ18号(2)[藤井(秀)]-3裏
第13戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0000070007クルーン
2-2-16
ベイスターズ000210014X8
1-0-0
ホームランしんちゃん30号(2)[藤江]-6表
長野14号(1)[藤江]-6表
スレッジ19号(1)[越智]-8裏
ハーパー5号(4)[クルーン]-9裏


2010年7月19〜21日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ジャイアンツ VS スワローズ
(東京ドーム)

第12戦
チーム名123456789
スワローズ0043001008ナベツネ
0-1-0
ジャイアンツ03001730X14MICHEAL
1-0-0
ホームラン長野15号(2)[バーネット]-2裏
ホワイトセル3号(1)[ゴンザレス]-3表
ガイエル16号(3)[星野(真)]-4表
ホワイトセル4号(1)[山口(鉄)]-7表
由ぶー10号(3)[高市]-7裏
第13戦
チーム名12345678910
スワローズ00000000003増渕
1-3-0
ジャイアンツ00000000014クルーン
3-2-16
ホームラン小笠原19号(2)[村中]-6裏
飯原6号(1)[東野]-7表
青木8号(1)[東野]-8表
第14戦
チーム名123456789
スワローズ0020110004石川(雅)
5-8-0
林昌勇
0-1-20
ジャイアンツ1000001103福田
1-2-0
ホームランホワイトセル5号(2)[福田]-3表
ラミちゃん32号(1)[松岡]-7裏
<訃報>
 1951年から2007年までMLBヤンキースの専属アナウンサーを務め、ジョー・ディマジオやミッキー・マントルからデレク・ジーター遊撃手や松井秀喜外野手まで、ヤンキースの歴代スターの名前をコールし続け、「ザ・ボイス・オブ・ゴッド(神の声)」と呼ばれたボブ・シェパード氏が7月11日、死去した(享年99歳)。

 1973年にMLBヤンキースを買収して以来、地区優勝16回(うちア・リーグ優勝11回(うちワールドシリーズ制覇7回))とチームの歴史を築き、チームの名物オーナーとして知られたジョージ・スタインブレナー氏が、シェパード氏を追うかの如く、7月13日に心臓発作のため死去した(享年80歳)。
 激情家であり、資金力に物を言わせて他球団のトッププレーヤーを次々と獲得するという強引な手法から、「米版○ベツ○」と評する日本の野球ファンもいたが、チームへの愛情はかなりのものであり、そこが本家ナ○○ネとの大きな違いであった。

 東京六大学野球の立教大学硬式野球部監督を1950年から務めて、「鬼の砂押」と恐れられる程のスパルタ指導でチームを鍛え、1953年春にはリーグ優勝に導き、1954年に入学した”立教三羽ガラス”(長嶋茂雄氏、杉浦忠氏(故人)、本屋敷錦吾氏)にも厳しく鍛え、夜間でもボールが見えるよう石灰を塗ってノックを続ける「月夜の1000本ノック」の伝説を残す程で、余りの厳しさに選手達が造反した事から1955年に立教大学硬式野球部監督を退任したものの、1961年に日本プロ野球のスワローズの監督に就任すると、前年最下位のチームを3位(球団史上初のAクラス)に押し上げる等、プロの監督としても3シーズン(1961〜62年、1965年)で160勝220敗11分けの成績を残した砂押邦信氏が、7月18日に腎臓がんのため死去した(享年87歳)。
 長嶋氏のエピソードの内、現役時代に不振を脱するべく、同一リーグ内のスワローズ監督の砂押氏から指導を受けようとしたとのエピソードがある程、長嶋氏の野球人としての礎を築いたとされる人物であった。

97試合分の戦評>
 11試合連続2桁被安打と、NPBワースト記録まであと1試合に迫ったとうきょうはらぼうらんどぜぇた(以下、THLZ)は、よりによって0.5ゲーム差と迫ってきた2位・タイガースと、敵地・甲子園での首位攻防3連戦を迎える羽目となった。

 その1戦目では、THLZ2点リードの4回裏、この回先頭の2番・平野センター前を皮切りに、マートン、新井、ブラゼルの4連打であっさり逆転し、更に1点を加え、この回一挙4点を奪う猛攻を見せた。
 また、9回表にはタイガースの守護神・藤川球児が、ノーアウト2、3塁のピンチを招きながらも1番・坂本ファーストファールフライ、2番・松本、3番・小笠原連続三振で切り抜け、最終回にはTHLZの守護神・クルーンから1番・鳥谷が2ランを叩き込んだ。
 そして、8回裏にTHLZ2番手・山口鉄也が4番・新井にライト前に運ばれ・・・

THLZ
NPBワースト記録に並ぶ
12試合連続2桁被安打

 なお試合は、7回表に松本のファーストゴロエラーで同点に追いつき、12回表に6番・長野のライトスタンドへの3ランで勝ち越したTHLZが、1点差にまで詰め寄られながらも7対6で勝利し、2位・タイガースとの差を2ゲームに広げた。

 この時期、日本列島各地で大雨となり、そのあおりを受ける形で2〜3戦目が雨天中止となった。
 先発投手陣の台所事情の苦しい両軍にとって「恵みの雨」となり、両軍とも甲子園から関東へと向かった。

 6位・べい★すた相手に貯金を稼ぎ、何とか2位以下を突き放しておきたいTHLZだったが、その初戦は以外にも(?)「追いつ追われつ」の展開となった。
 序盤で両軍先発投手がマウンドを去り、中盤は両軍リリーフ陣がしっかり締めて、7回表に4番・ラミちゃんの一発でTHLZが勝ち越したかと思いきや、すぐその裏に2つの落球で追いつかれ、8回表に1番・坂本左中間2ベースで2点勝ち越しても、すぐその裏にべい★すたが1点差に詰め、1点差のまま9回裏を迎え、予断を許さない展開・・・かと思いきや、THLZ6番手・クルーンが3者連続空振り三振とパーフェクトリリーフで締めた。
 なお、べい★すたに6点奪われたものの、打たれた安打は8本と・・・

THLZ
12試合連続2桁被安打
でSTOP

 続く2戦目もTHLZが幸先良く2点をリードしたのだが、3回裏にTHLZ先発・藤井秀悟が簡単に追いつかれ、更に3回表には3点を奪われ、早々にマウンドから降りた。
 THLZ打線が6回表までに同点に追いつきはしたものの、その後のノーアウト満塁、7回表1アウト2、3塁と勝ち越しのチャンスを潰し、8回裏にTHLZ6番手・きゅぼが1アウト2、3塁のピンチを作り、2アウトまで漕ぎ着け、8番・武山を敬遠し、8回表から登板して打順9番に入ったべい★すた守護神・山口俊で3アウトを取ろうとした・・・のだが・・・

きゅぼの2球目を叩きつけた
9番・山口俊の打球は
ファーストの頭を越えて
ライト前へ
その間に2者生還

しかも
チーム10本目の安打

 両軍とも落とせない3戦目だが、3回まで無失点だったTHLZ先発・オビスポが、4回裏に2失点、5回裏にも1点失って、被安打10で5回持たず降板。
 一方のTHLZ打線も、べい★すた先発・大家に対し5回まで完全試合を食らっていた。
 しかし6回表、チーム初安打となるこの回先頭の7番・脇谷センター前を皮切りに、9番代打・由ぶーレフト犠牲フライと2番・松本レフト前で1点差にまで追い上げると、2アウト2、3塁で4番・ラミレスがセンター前に落として逆転に成功し、この日2人目の子供が誕生した5番・しんちゃんがライトスタンドへ祝砲を打ち込み、続く6番・長野も右中間スタンドへ突き刺し、一挙7点を奪い、試合をひっくり返した。
 THLZはその後、8回表ノーアウト満塁、9回表1アウト1、2塁と追加点のチャンスを潰し、8回裏に1点を返されながらも、3点リードで9回裏を迎えた。
 だが、THLZの守護神・クルーンが、この回先頭の8番・橋本ライト前、9番代打・佐伯センターフライの後、1番・内川、2番・石川連続四球で1アウト満塁とし、理論上「一発出れば逆転サヨナラ」という場面を作り、ここまで4打数3安打と大当たりの3番・ハーパーを打席に迎え、クルーンが初球フォークを投じた所・・・

3番・ハーパー
右中間スタンドへ
逆転満塁サヨナラホームラン

 その晩神宮球場では、2位・タイガースが終盤に打線爆発させて・・・

首位・THLZとのゲーム差を
再び0.5ゲームに

 本拠地・東京ドームに戻ったTHLZは、スワローズ相手に立て直しを図ろうと、その初戦の2回裏に7番・長野の3ランで幸先良く先制した・・・のだが、THLZ先発・ゴンザレスが3回表2アウトから新加入の4番・ホワイトセルの一発を皮切りに、5連打であっちゅー間に逆転され、4回表2アウトからランナーを1人出した所で降板し、THLZ2番手・星野真澄が4番・ホワイトセル四球、5番・ガイエル一発と試合を見事にブチ壊しやがった。
 THLZの首位陥落を誰もが確定したと思った
6回裏、この回先頭の2番・松本左中間2ベースを皮切りに、4番・ラミちゃんライト前と6番・由ぶー押し出しで1点差まで詰め寄り、なおもノーアウト満塁で7番・長野が追い込まれながら執念でセンター前に運び逆転すると、8番・脇谷のセンターオーバーの当たりで、2塁ランナー・由ぶーと1塁ランナー・長野が約0.5秒差でホームインし、9番代打・谷(夫)レフト前で更に1点追加して、この回計7点の猛攻を見せた。
 前日、追加点が取れずに逆転サヨナラ負けを喫したTHLZだったが、この日は7回表に1点を返されると、すぐその裏に6番・由ぶーの3ランでトドメを刺し、9回表にこの日1軍昇格を果たしたロメロの試験運転をする余裕を見せる事が出来た。

 続く2戦目は、THLZ・東野、スワローズ・村中の両先発による息詰まる投手戦が展開され、6回裏に3番・小笠原の2ランでTHLZがリードを奪ったものの、東野が7回表に飯原、8回表に青木に手痛い一発を喰らい、試合は延長戦に。
 一方甲子園では、タイガース2点ビハインドで迎えた10回裏、この回先頭の8番代打・林威助がセンターバックスクリーンに叩き込んで1点差とすると、ノーアウト1塁で1番・鳥谷がレフトスタンドへ運び・・・

21時27分
THLZ
首位陥落

 日曜の試合で逆転サヨナラ満塁弾を喰らったクルーンが9〜10回表の2イニングを無失点に抑えて迎えた10回裏、この回先頭の8番・脇谷ライト線2ベース、9番・由ぶー敬遠の後、1番・坂本の送りバントがピッチャー前に転がり、3塁フォースアウトを誰もが確信した次の瞬間、ゴロを取ったスワローズ4番手・増渕が三塁へ悪送球して・・・

21時44分
THLZ
首位奪回

 各地でオールスター前の最後の試合が行われたこの日、甲子園では序盤から5位・ノムケンサンバに主導権を握られた2位・タイガースが、「前日の奇跡を再び」を信じるファンの願いを叶えられず、試合を落とした。
 首位・THLZは2位・タイガースとのゲーム差を広げられるチャンスだったが、ここまでの投手陣の尻拭いに疲れたのか、13安打4四球にも関わらずたった3点(しかも14残塁)の拙攻で、そのチャンスを不意にした。

かくして
THLZは

オールスター前まで
87試合消化
(残り57試合)

50勝37敗0分
貯金13
首位

2位・タイガースとは
たった
0.5ゲーム差



2010年7月11日
サッカー・南アフリカW杯
決勝
オランダ 0-1 スペイン
(サッカーシティ)

 どちらが勝っても初優勝となるサッカー・南アフリカW杯の決勝戦・オランダ対スペインは、延長戦にもつれ込み、延長後半11分にイニエスタの挙げた先制ゴールが決勝点となり、スペインが悲願の初優勝を果たした。
 オランダは1974年西ドイツ大会、1978年アルゼンチン大会に続いて、またしても準優勝に終わった。

 なお得点王には、ともに5得点を挙げたスペインのビリャ、オランダのスナイデル、ドイツのミュラー、ウルグアイのフォルランの4人が輝いた。

 それよりも・・・

タコのパウル君
(ドイツ・オーバーハウゼン水族館)

ドイツの7試合
(準決勝敗退や3位決定戦含む)

決勝1試合

全8試合

予想的中!!



 次回大会は、2014年にブラジルで開催される。



サッカー・南アフリカW杯
トーナメント

国名16844816国名
A1:ウルグアイ 2
1
1(P4)
1(K2)
2
3
決勝
オランダ 0-1 スペイン
優勝
スペイン
0
1
0
4
1
3
A2:メキシコ
B2:韓国B1:アルゼンチン
C1:アメリカ 1
2
1
4
C2:イングランド
D2:ガーナD1:ドイツ
E1:オランダ 2
1
2
1
0
1
0(P3)
0(K5)
E2:日本
F2:スロバキアF1:パラグアイ
G1:ブラジル 3
0
3位決定戦
ウルグアイ 2-3 ドイツ
0
1
G2:ポルトガル
H2:チリH1:スペイン

2010年7月6〜7日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ジャイアンツ VS カープ

第10戦
(いわき)
チーム名123456789
カープ0200320007広池
0-1-0
ジャイアンツ02002040X8福田
1-1-0
クルーン
1-1-15
ホームランエドガー5号(2)[ソリアーノ]-2裏
嶋6号(2)[西村(健)]-5表
ラミちゃん28号(2)[広池]-7裏
第11戦
(ひたちなか)
チーム名123456789
カープ1051010008前田(健)
11-3-0
ジャイアンツ0000101002内海
7-4-0
ホームラン赤松2号(1)[MICHEAL]-4表
長野12号(1)[前田(健)]-5裏


2010年7月9〜11日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ドラゴンズ VS ジャイアンツ
(ナゴヤドーム)

第10戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0100000203ゴンザレス
3-8-0
ドラゴンズ10000050X6吉見
8-4-0
岩瀬
0-1-25
ホームランベンちゃん23号(1)[ゴンザレス]-7裏
小笠原17号(2)[浅尾]-8表
第11戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0000010001藤井(秀)
6-3-0
ドラゴンズ04011001X7山井
0-0-0
ホームラン谷繁4号(1)[藤井(秀)]-4裏
エドガー6号(1)[山井]-6表
第12戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0003000003オビスポ
1-2-0
ドラゴンズ40010000X5チェン
7-7-0
岩瀬
0-1-25
ホームランブランコ20号(2)[オビスポ]-1裏
ラミちゃん29号(2)[チェン]-4表
しんちゃん29号(1)[チェン]-4表
荒木2号(1)[オビスポ]-4裏
<5試合分の戦評>
 とうきょうはらぼうらんどぜぇた(以下、THLZ)は、ノムケンサンバ2連戦(1勝1敗)とオレ竜3連戦(3連敗)で1勝4敗。
 それよりも・・・

先週の5月30日から
始まっていた
仰天の記録

11試合連続2桁被安打

NPBワースト記録まで
あと1試合



<訃報>
 「蒲田行進曲」、「熱海殺人事件」、「飛龍伝」等の名作を次々と発表して爆発的ブームを呼んだだけでなく、平田満氏や風間杜夫氏等といった数々の俳優達を見出した、戦後の演劇界を代表する演出家かつ作家のつかこうへい(本名:金 峰雄(キム・ボンウン))さんが7月10日午前、肺癌のため千葉県内の病院で死去した(享年62歳)。
 つか氏は今年1月に肺がんを公表し、入院して抗がん剤治療を受ける一方、病室から電話で演出指導をする等、最後まで芝居への意欲を見せていたという。


2010年7月2〜4日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ジャイアンツ VS タイガース
(東京ドーム)

第10戦
チーム名123456789
タイガース00000062210久保田
4-2-0
藤川球児
3-1-14
ジャイアンツ0202003018越智
2-3-4
ホームランしんちゃん27号(1)[久保]-2裏
坂本16号(2)[久保]-4裏
ブラゼル27号(2)[越智]-8表
鳥谷8号(2)[星野(真)]-9表
長野11号(1)[藤川球児]-9裏
第11戦
チーム名123456789
タイガース0005010118ちゅる
2-1-0
ジャイアンツ0010010002藤井(秀)
6-2-0
ホームランエドガー4号(1)[ちゅる]-3裏
ブラゼル28号(2)[藤井(秀)]-4表
鳥谷9号(3)[藤井(秀)]-4表
城島14号(1)[MICHEAL]-8表
第12戦
チーム名123456789
タイガース0000020002フォッサム
2-5-0
ジャイアンツ13301011X10東野
11-2-0
ホームランしんちゃん28号(1)[フォッサム]-2裏
由ぶー8号(2)[フォッサム]-3裏
由ぶー9号(3)[フォッサム]-4裏
ラミちゃん27号(1)[上園]-5裏


2010年6月29〜7月1日の試合についてはこちら

サッカー日本代表の行き着いた先はこちら



<訃報>
 7月3日昼頃、バファローズ選手寮「青濤館」から200m付近で、エンジンをかけたまま30分程停止した車を確認した所、1人の男性がぐったりしていたのを発見された。そして、男性の病死が確認された。
 男性は、元・ブレーブス(現・バファローズ)投手で、現在はバファローズ管理部育成グループ副部長で「青濤館」寮長の保谷俊夫氏であった(享年62歳)。

 7月3日午後、1頭の元・競走馬が、けい養先である優駿スタリオンステーション(北海道新冠町)で放牧中に右の後ろ脚を骨折し、三石診療センターへ運ばれたものの症状が重いために治療ができず、そのまま死去した。

その元・競走馬とは
平成の競馬ブーム
の火付け役となり
引退レースとなった
1990年有馬記念で
劇的な優勝を飾る等
幾多の伝説を残した
JRA1990年度代表馬
オグリキャップ
(牡25歳)



<3試合分の戦評>
 セ・リーグ首位のとうきょうはらぼうらんどぜぇた(以下、THLZ)は本拠地・東京ドームでセ・リーグ2位(4ゲーム差)のタイガースを迎えたのだが・・・

今年のタイガース打線は
ホームランの出やすい
東京ドーム向けの
重量打線!!

 その初戦は、所用があって見る事が出来なかったのだが・・・

何だこの
いつか見た
東京ドームで
無双状態


 前回↑の当事者だった藤井秀悟がTHLZの先発だった2戦目は、どちらがリーグ3連覇中の首位チームだかわからない試合だった・・・。

 同一カード5連敗、ゲーム差2で迎えた3戦目で、THLZに勢いをつけてくれたのが由ぶーと、この3連戦から一軍復帰の松本だった。
 1回裏ノーアウト1塁で復帰後初安打となるライト前で1、3塁とチャンスを広げて3番・小笠原センター犠牲フライを呼び込んだ。
 すると2〜3回裏にしんちゃん1発、由ぶー2発で大量7点リードを奪い、主導権を握った。
 しかし6回表、THLZ先発・東野が打順3巡目となったタイガース打線に捕まり、2点を返された後2アウト満塁で降板し、9番代打・アニキに対しTHLZは2番手・山口鉄也を投入すると、アニキをセカンドゴロに討ち取り反撃を食い止めた。
 7回表ノーアウト1、2塁、8回表2アウト1、2塁をともに無失点に抑え、1戦目の失敗を繰り返さなかったTHLZが連敗を止め、2位・タイガースとの差を再び3ゲームに広げた。


ハニスポの記事(10年1−6月)