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まずは訃報から・・・ 戦前から元・ジャイアンツの名二塁手として鳴らし、ジャイアンツの第1〜2期黄金時代を築き 上げ、ひょんな事からカツカレーライスを生み出し、58年にパールズの監督に就任した後、その 球団名を自らの愛称である「猛牛」にちなんでバッファローズに改名させ、1980年に野球殿堂入 りを果たした千葉茂氏が、12月9日に自宅にて御亡くなりになられました(享年83歳)。 12月20日、FA権を行使してメジャー移籍を目指していたすゴジラ松井が、米メジャーリーグの 名門球団ニューヨーク・ヤンキースへ入団する事が決定した。 一方、FA権を行使して古巣のバッファローズ、セ・リーグの関西タイガース、米メジャーリー グのニューヨーク・メッツと交渉を進めていたノリ中村は12月21日、古巣のバッファローズに残 留する事を発表した。 先月の我々の予想に反して、日本プロ野球のストーブリーグは大して盛り上がらず、中弛みな 年の瀬となってしまいました。 |
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日本シリーズ終了から2日後の11月1日に、プロ野球の2002年セ、パ両リーグの最優秀殊勲選手 賞(以下、MVP)および最優秀新人賞、そしてベストナインが発表されました。 セ、パ両リーグのMVPには、ともにリーグ優勝チームの4番打者であり、かつ50本以上の本塁打 を放ってリーグの本塁打王に輝いた松井秀喜(ジャイアンツ)とカブレラ(ライオンズ)が選ば れた。 比較的レベルの高い競り合いとなったセ・リーグ最優秀新人賞には、吉見祐治投手(ベイスタ ーズ、2年目)を勝ち星等で上回った石川雅規投手(スワローズ、1年目)が選ばれた。 ちなみに、3年前の夏の甲子園の優勝投手・正田樹投手(ファイターズ、3年目)がパ・リーグ 最優秀新人賞に選ばれた。 ところで、正田についてだが、シーズン中によく「3年目にしてようやく・・・」という言われ 方をしていたのだが、社会人もしくは大学から入った選手ならともかく、高卒選手の場合には大 体3年程育成期間が必要とされる事をもう少し考慮して欲しかったと言ってみるテスト。 |
タイトル | 選手名 (セ・リーグ) | 選手名 (パ・リーグ) |
最優秀殊勲選手賞 | 松井秀喜 (ジャイアンツ) | カブレラ (ライオンズ) |
最優秀新人賞 | 石川雅規 (スワローズ) | 正田樹 (ファイターズ) |
ポジション | 選手名 (セ・リーグ) | 選手名 (パ・リーグ) |
投手 | 上原浩治 (ジャイアンツ) | パウエル (バッファローズ) |
捕手 | 阿部慎之助 (ジャイアンツ) | 伊東勤 (ライオンズ) |
一塁手 | ペタジーニ (スワローズ) | カブレラ (ライオンズ) |
二塁手 | 今岡誠 (タイガース) | 高木浩之 (ライオンズ) |
三塁手 | 岩村明憲 (スワローズ) | 中村紀洋 (バッファローズ) |
遊撃手 | 井端弘和 (ドラゴンズ) | 松井稼頭央 (ライオンズ) |
外野手 | 松井秀喜 (ジャイアンツ) | 谷佳知 (ブルーウェーブ) |
清水隆行 (ジャイアンツ) | ローズ (バッファローズ) | |
福留孝介 (ドラゴンズ) | 小関竜也 (ライオンズ) | |
指名打者 | 和田一浩 (ライオンズ) |
タイトル | 選手名 成績 (セ・リーグ) | 選手名 成績 (パ・リーグ) |
最多勝 | 上原浩治(ジャイアンツ) ホッジス(スワローズ) 17勝 | パウエル(バッファローズ) 17勝 |
最優秀防御率 | 桑田真澄(ジャイアンツ) 2.22 | 金田政彦(ブルーウェーブ) 2.50 |
最優秀救援 | ギャラード(ドラゴンズ) 35SP | 豊田清(ライオンズ) 38SP |
最多奪三振 | 井川慶(タイガース) 206個 | パウエル(バッファローズ) 182個 |
首位打者 | 福留孝介(ドラゴンズ) 0.343 | 小笠原道大(ファイターズ) 0.340 |
本塁打王 | 松井秀喜(ジャイアンツ) 50本 | カブレラ(ライオンズ) 55本 |
打点王 | 松井秀喜(ジャイアンツ) 107打点 | ローズ(バッファローズ) 117打点 |
盗塁王 | 赤星憲広(タイガース) 26個 | 谷佳知(ブルーウェーブ) 41個 |
また、「ゴジラ松井(東京ジャイアンツ)送別シリーズ」となった日米野球では、上原(東京 ジャイアンツ)、川上(ドラゴンズ)、井川(関西タイガース)らの好投で日本チームが3連勝を 飾ったものの、ボンズ(サンフランシスコ・ジャイアンツ)やイチロー(マリナーズ)の活躍に より4連勝で逆転した。ちなみにゴジラ松井は0本塁打で終わり、来期に向けて思いっきり不安を 残した。 FA権を行使してメジャー移籍を目指すゴジラ松井は、当初の単独交渉を断念して代理人を立て る事を決意。そのゴジラ松井には、ヤンキースを含めて4球団からのオファーが舞い込んだ。 ゴジラ松井を除くFA権を取得した選手達の動向については、FA権行使しての移籍かFA権行使せ ずの残留かの二者択一を迫られていた金本(カープ)は関西タイガースへの移籍を決意し、斉藤 隆(ベイスターズ)はメジャー球団との交渉を進めている。また、今年のFA選手の中で注目を集 めているノリ中村(バッファローズ)は、バッファローズ残留という選択しも頭に入れつつも、 日本の球団では関西タイガースとの交渉を進める他(東京ジャイアンツとの交渉は11月27日に打 ち切り)、メジャー球団との交渉を進めていくとのこと。 さて、やはり今年のストーブリーグで注目を集めているのは、2×1001組こと関西タイガース。 チーム改革のため、19選手を戦力外通告し、FA権を取得した金本やノリ中村、今年スワローズを 退団したペタジーニの獲得に加え、ドラフトやトレード、テスト入団による大型補強を図ってい る。 一方、連続日本一を目指しながらもゴジラ松井が去ってしまった東京ジャイアンツは、補強ポ イントが外野手(センターまたはライト)なのにも関わらず、よりによってノリ中村(三塁手) およびペタジーニ(一塁手)の総取りに参戦し、11月19日にはとうとうペタジーニとの契約を取 り付けてしまいやがりました。ペタジーニにどこを守らせるん じゃいゴルァ!!しかも、自由獲得枠でアマチュア球界屈指の好投手・木佐貫洋投 手(亜細亜大学、右投)と久保裕也投手(東海大学、右投)の両名と、今年ホークスを退団した ペトラザ(右投)を獲得したのはいいとして、3Aからコニー=ベイリー投手(右投)を獲得する 等、年を食った右ピッチャーばかり補強して比較的手薄な若い左投手を補強しない間抜けなチー ム編成ぶりを発揮した。 鬱だ・・・・ これにより、来期の2×1001組のセ・リーグ制覇が確定したと言っても過言ではありません。 ちなみに、パ・リーグ制覇したものの東京ジャイアンツに4タテくらったライオンズは、鈴木健 や垣内、デニーといったベテランを放出して、チームの若返りを目指している。 11月20日にドラフト会議が開催され、「松坂世代」と呼ばれる大学球界の有力選手を軒並み自 由獲得枠で進路が決定してしまった(早稲田大学・和田毅投手&九州共立大学・新垣渚投手→ホ ークス、等)おかげで盛り上がりに欠ける中、高校球界最強の左腕と評判の高井雄平投手(東北 高校)との交渉権を、バッファローズとの競合の末にスワローズが獲得し、スワローズに入団テ ストを受けていたマック鈴木投手(本名:鈴木誠、元・ロイヤルズ)はブルーウェーブに指名さ れた。 まだ11月が終わったばかりで、日本プロ野球のストーブリーグはまだまだ予断が許されない。 |
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チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | ||
ライオンズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 負 | 松坂君 0-1-0 |
ジャイアンツ | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 4 | 勝 | 上原 1-0-0 |
ホームラン | 清水1号(2)[松坂君]-3裏 清原1号(2)[松坂君]-3裏 カブレラ1号(1)[上原]-9表 |
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | ||
ライオンズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 1 | 4 | 負 | 石井貴 0-1-0 |
ジャイアンツ | 1 | 0 | 6 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | X | 9 | 勝 | 桑田 1-0-0 |
ホームラン | カブレラ2号(2)[岡島]-8表 |
<戦評> 長きにわたって「球界の盟主」を自称してきたジャイアンツと、1980〜90年代に球界の盟主の 座を我が物にしてきたライオンズ。ともに今期、新監督を迎え、ほぼ独走でリーグ優勝を決めた その両チームが、日本一を賭けて激突する。 攻守ともにトップレベルにある両チーム同士の戦いだけに、7戦まで決着が持ち込まれるという 期待が持てる一方、緒戦でのちょっとした1プレーによって4タテでの決着も有り得る、そんな日 本シリーズとなるだろう。 ジャイアンツが上原、ライオンズが松坂君という、チーム、リーグそして日本球界を代表する エース同士の投げ合いとなったシリーズ開幕戦。1回表に松井稼頭央にプレイボール直後の初球を 打たれ、続く小関の送りバント失敗の後、カブレラ敬遠で迎えた2アウト1、2塁の場面で5番和田 にあわやセンター前に抜ける打球を放たれる(結果は仁志の好守に救われる)等、上原が不安な 立ち上がりを見せ、一方の松坂君は、5番だんじり番長をエラー、6番しんちゃんを死球で出塁さ せたものの、4番ゴジラ松井を三振に切って取る等、上々の立ち上がりを見せた。しかし、3回表 を3者三振に切って取った上原が3回裏にチーム初ヒットを放ち、清水の先制2ランを呼び込んだ。 その後0アウト1、2塁のピンチで4番ゴジラ松井を三振ゲッツーで討ち取られたものの、だんじり 番長のバットが一閃し、ジャイアンツは4点を先行。その後、4回表に松坂君に打席が回った所で 伊原監督が代打を送り、松坂君は3回4失点で降板した。 ライオンズは三井−後藤−土肥といったリリーフ陣でジャイアンツの強力打線を封じて反撃の チャンスを伺っていたのだが、3回から自分のピッチングを取り戻した上原が、カブレラの前にラ ンナーを出さない上にカブレラ、和田といった主軸に仕事をさせず、8回までに12三振を奪う等、 試合の流れをライオンズに渡しはしなかった。7回表に右足をつる等、終盤に来て疲労感を露にし た上原は、奪三振記録(13奪三振)更新のかかった9回表に、ここまで3打数ノーヒットのカブレ ラに詰まりながらもレフトスタンド最前列に運ばれて完封を逃し、後続からも三振が取れずに奪 三振記録更新も逃したものの、ジャイアンツに貴重なシリーズ1勝目をもたらした。 初回に小関の送りバント失敗があったものの、松坂君の後を受けたリリーフ陣の好投、ジャイ アンツ打線のキーマンとも言える高橋由伸、ゴジラ松井、しんちゃんを無安打に抑え切った事か ら、1990年のライオンズの様にジャイアンツが4タテかますなんて事はなさそうだ。 連勝して流れをつかみたいジャイアンツが桑田、勝って対戦成績をタイに持ち込みたいライオ ンズが石井貴が先発を務めた第2戦。1回表に桑田が2アウト2塁の場面でカブレラに死球を与え、 続く和田に対して放った外角低目のストレートが尽くボールの判定(つーか、パ・リーグの審判 のストライクゾーンがああだから、ホームランのバーゲンセールになるんだよ!)で歩かせてし まい、2アウト満塁のピンチを招いた。しかし、桑田が2塁へ牽制球を放った直後、3塁ランナーの 小関がホームに突入してアウトとなり、ピンチを逃れた。その裏、1アウトで二岡が出塁すると、 前日ノーヒットのゴジラ松井がシリーズ初ヒットとなるタイムリー2ベースを放って1点を先制。 更に3回裏、9番桑田からの5連打(うち4安打が右方向)で3点を奪い、石井貴をマウンドから引き ずり降ろし、2番手・許銘傑からも3点を奪い、一挙6点を追加した。 ただ、ライオンズも黙ってはいなかった。6回表にカブレラの内野ゴロの間に1点、8回表にも2 番手・岡島からカブレラが2戦連続となる一発を放って2点、9回表も3番手・前田幸長から1点を奪 った。それでも、7回裏に2点を追加したジャイアンツがそのまま逃げ切って、本拠地でうれしい 連勝を飾った。 初回のチャンスをミスでフイにし、3回裏に9番ピッチャーかつ先頭バッターにヒットを打たれ てビッグイニングの口火を切らせる等、この2試合ではライオンズらしからぬ戦いぶりを見せてい たものの、三井を含めたリリーフ陣の安定ぶり、カブレラの2戦連発を見ると、このままジャイア ンツがやすやすと日本一になれるとは思えない。 |
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | ||
ジャイアンツ | 0 | 1 | 2 | 4 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 10 | 勝 | 工藤師匠 1-0-0 |
ライオンズ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 負 | 張誌家 0-1-0 |
ホームラン | 清原2号(1)[張誌家]-2表 二岡1号(4)[三井]-4表 高橋(由)1号(2)[土肥]-8表 松井(稼)1号(1)[工藤師匠]-8裏 |
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | ||
ジャイアンツ | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 6 | 勝 | 尚成 1-0-0 |
ライオンズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 負 | 松坂君 0-2-0 |
ホームラン | 斉藤(宜)1号(2)[文也]-2表 エバンス1号(2)[尚成]-5裏 |
<戦評> ジャイアンツの2連勝という、ジャイアンツのファンですら予想だにしなかった幕開けとなった 日本シリーズは、その舞台をライオンズの本拠地・西武ドームへと移した。 本拠地に戻り、シーズン通りに指名打者制が使用可能と |
タイトル | 選手名(球団名) |
最優秀殊勲選手賞 | 二岡智宏(ジャイアンツ) |
敢闘賞 | カブレラ(ライオンズ) |
優秀選手賞 | 上原浩治(ジャイアンツ) 清原和博(ジャイアンツ) 斉藤宜之(ジャイアンツ) |
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チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | ||||
スワローズ | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 | 負 | 五十嵐(亮) 8-2-4 | ||
ジャイアンツ | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | X | 5 | 勝 | 柏田 1-0-0 | S | 鴨志田 0-0-1 |
ホームラン | 松井49号(2)[藤井]-1裏 城石6号(1)[祐作]-3表 二岡24号(1)[五十嵐(亮)]-8裏 松井50号(1)[五十嵐(亮)]-8裏 |
<戦評> 打率.342でトップを走る福留を6厘差で追う松井の第1打席は、レフトスタンドへ飛び込む49号 ホームランで、大台とも言える50本まであと1本に迫った。松井はその後2打席凡退して、8回裏に 第4打席を迎えた。マウンド上は五十嵐リョータ150km/h。五十嵐リョータ150km/hの右手から放 たれるボールは全てストレート。そして4球目の外角高目のストレートを叩いた松井の打球は、3 塁側ベンチ前に高く上がった。しかし・・・、 この日のキャッチャー・米野の粋な見逃しで、松 井は命拾い(古田だったらこうは行くまい)。 そして6球目・・・ |
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チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | ||
ジャイアンツ | 0 | 0 | 1 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1 | 6 | 勝 | 真田 6-3-0 |
カープ | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 負 | 佐々岡 8-9-0 |
ホームラン | しんちゃん18号(3)[佐々岡]-5表 |
<戦評> 福留から首位打者の座を奪還するには、4安打以上が必要な松井(打率.337)。首位打者の座奪 還&三冠王達成という自分の願望かつファンの期待を背負い、この試合に臨んだ。 |
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チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
スワローズ | どーむなのに ちゅーしぃー | |||||||||
ジャイアンツ |
軽快な動きでショート守備をこなし、打席に立てば常にフルスウィングで、「ブンブン丸」の 愛称で親しまれてきたスワローズの池山隆寛内野手が、今期限りの現役引退を発表。「ブンブン 丸」の別れを惜しむかの如く、強烈な台風21号が日本列島で吹き荒んだ。 また、1995年セ・リーグ新人王に輝いたカープの泰幸(タメ)が現役引退を発表・・・。若す ぎるよ・・・いやマジで・・・。(T T) |
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チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | ||
ジャイアンツ | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 5 | 勝 | 桑田 12-6-0 |
ベイスターズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 負 | ホルト 6-10-0 |
ホームラン | 松井47号(2)[ホルト]-1表 松井48号(1)[竹下]-8表 清水14号(1)[木塚]-9表 |
10月2日、ライオンズのカブレラがとうとう年間ホームラン記録55本に並んだ。 また、ジャイアンツは以下の6人の選手に対して戦力外通告を行った。 |
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チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | ||
ジャイアンツ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 負 | 真田 5-3-0 |
タイガース | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | X | 5 | 勝 | 井川 14-9-0 |
10月5日午後6時に、「機動戦士ガンダム」シリーズ最新作「機動戦士ガンダムSEED」が放映開 始。親友同士の2人が主人公、個性的な5体のガンダム、美男美女ぞろいのキャラクター達、原点 回帰を目指したストーリー展開と、放映前からガンダムファンの注目を集めていた。ただ・・・ その主人公2人の声優が保志総一朗と石田彰という、一部の女性 ファンの想像力をたくましくするキャスティングが・・・。そ れに、第1話のストーリーが過去のガンダムシリーズをパクりま くったような気がするのですが、何か? <戦評> どのテレビ局も中継してくれなかったし、K-1とアジア大会のサッカーの方が気になってたし、 全然試合見てませんでした。m(_ _)m さて、松井と福留の首位打者争いはというと、福留が打率を上げる一方で、松井は4の1と打率 を落とし、福留.339、松井.336と3厘差に広がった。 そして、今年最後の「伝統の一戦」を2×1001組が制し、これでTHLの対2×1001組戦の対戦成績 は15勝12敗1分となった。 |
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チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
ジャイアンツ | ちゅーしぃー ちゅーしぃー | |||||||||
カープ |
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チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | ||||
ドラゴンズ | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 勝 | 朝倉 10-10-0 | S | ギャラード 1-1-32 |
ジャイアンツ | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 3 | 負 | 尚成 10-4-0 | ||
ホームラン | 谷繁22号(2)[尚成]-3表 |
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | ||||
ドラゴンズ | 1 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 5 | 負 | 山井 6-3-0 | ||
ジャイアンツ | 0 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 6 | 勝 | 工藤師匠 9-8-0 | S | 純一 5-3-28 |
ホームラン | 高橋(由)17号(4)[山井]-2裏 |
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | ||||
ドラゴンズ | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 4 | 勝 | 野口 2-1-0 | S | ギャラード 1-1-33 |
ジャイアンツ | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | X | 2 | 負 | 上原 17-5-0 | ||
ホームラン | 松井46号(2)[野口]-5裏 |
<3試合分の戦評> 前回このページを更新した直後、マチャアキ、ベイス ターズの監督をクビに!!というニュース が飛び込んできて、しかも2×1001組の黄金リリーフ4人組(遠 山、弓長、成本、伊藤敦規)含めて投手6人がク ビ!!というニュースに思わず仰天させられ、昨今の不景気が身に染みてきた9月末、THL は今期最後となるドラゴンズとの3連戦を迎えた。尚この3連戦では、松井と福留の首位打者争い に注目が集まった。 第1戦では、ドラゴンズ・福留がTHL先発・尚成と2番手・柏田のピッチングの前に4打数ノーヒ ットに抑えられ、THL・松井がドラゴンズ先発・朝倉の力あるストレートを打ちあぐねて2打数ノ ーヒットの後、8回裏にピッチャーが朝倉から2番手・山北に変わって、その山北からセンター前 に弾き返し、松井と福留の打率の差が3厘差と広がった。ただ試合の方は、朝倉がプロ入り初の2 桁勝利を挙げ、THLは3連敗となった。 続く第2戦でも、松井、福留ともに4の0と、安打を積み 重ねるパ・リーグの首位打者争いに対して、セ・ リーグの首位打者争いは凡打を積み重ねるチキン レースと化していた。ちなみに試合の方は、由伸のグランドスラムが飛び 出し、THLの勝ち星がはらぼうの背番号(83)に到達した。 そしてこのカードの最終戦。福留がTHL先発・上原から2安打を放って(4の2)、ドラゴンズ先 発・野口から2ランを放った松井(4の1)との差を7毛差に縮めた。そして試合の方は、8回表に2 点を勝ち越したドラゴンズが、そのリードを保って逃げ切った。 これでTHLの対ドラゴンズ戦の対戦成績は16勝12敗0分となった。 |
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チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | ||
ジャイアンツ | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 5 | 勝 | 真田 5-2-0 |
タイガース | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 負 | 球児 1-4-0 |
ホームラン | 松井44号(2)[球児]-4表 今岡13号(1)[真田]-5裏 松井45号(1)[球児]-6表 清原12号(2)[吉野]-9表 |
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 計 | ||
ジャイアンツ | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 負 | 前田(幸) 4-4-1 |
タイガース | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1X | 3 | 勝 | 安藤 3-5-0 |
ホームラン | しんちゃん17号(1)[太陽]-4表 今岡14号(1)[祐作]-6裏 おさむちゃん18号(1)[純一]-9裏 |
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | ||
ジャイアンツ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 負 | 酒井(順) 1-2-0 |
タイガース | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | X | 3 | 勝 | 井川 12-9-0 |
<3試合分の戦評> 優勝へのマジックを2としたTHLは、ペナントレースのゴールを切るべく、甲子園に乗り込んで 2×1001組と・・・ガクガクブルブル・・・ もしかするとこの日に優勝するかも知れないという第1戦に、何とユーキーの真田が先発マウン ドに立っていた。3回裏の2アウト2、3塁のピンチで、2×1001組の先発・球児に3塁線への鋭い打 球を打ち返されたが、三塁手ETOHが横っ飛びでつかんで真田を救った。すると4回表、2アウトで 3番由伸が四球で出塁し、前回の3連戦で全く打てなかった4番松井が2×1001組後援会で満杯のラ イトスタンドに強烈な打球を叩き込んで、2点を先制した。また、1点差に追い上げられた6回表に も、4番松井がセンター右に叩き込んで、THLが試合の流れをつかんだ。その後だんじり番長にも 1発が飛び出し、投げる方でも真田−岡島−純一のリレーで2×1001組を抑え込み、危なげなく勝 利を収めた。一方、2位の神宮幕府がドラゴンズに勝ったため、THLの優勝へのマジックを1とした だけで、はらぼうの胴上げは翌日以降にお預けとなった。 THLが勝って優勝を決めたい第2戦では、2回表に2アウト満塁で7番ETOHがライト前にポトリと 落ちるショボいヒットで先制し、4回表にはしんちゃんの1発で1点を追加して、優勝へ一歩一歩近 づいていった。しかし、THLが更なる追加点のチャンスを潰しまくると、6回裏に今岡の1発で2× 1001組が1点差に追い上げて迎えた9回裏、胴上げ投手となるべく登板した純一の3球目を、復帰し たばかりの4番おさむちゃんがセンター・松井の遥か頭上へと弾き返した。こうして延長戦に突入 し、両軍ともに勝ち越しのチャンスを潰して、THLの勝利がなくなった12回裏、1アウトの後、1番 今岡センター前ヒット、2番赤星3塁内野安打、3番代打田中が四球で作った満塁のピンチに4番お さむちゃん。試合開始から5時間が過ぎ、前田幸長の投じた3球目がしんちゃんのミットの手前で ワンバウンドし、一塁側に転々とする間に3塁ランナーがホームインしてサヨナラ負け。結果とし て、「ナースのお仕事4・最終回スペシャル」の放送開始が2時間半も遅れてしまった。その一方 で、2位のスワローズが・・・。 ブレーブス・ブルーウェーブの主軸打者として活躍し、通算満塁本塁打14本のパ・リーグ記録 を樹立した藤井康雄内野手(40歳)が現役引退を発表した日に行われた第3戦では、昨日の事もあ って、だんじり番長、しんちゃん、ETOHが休養し、THLの先発も桑田ではなく酒井だった。THLは 1回表に色モノの2塁ゴロで1点先制するも、追加点のチャンスを生かせず、5回裏に2アウト1、2 塁で4番おさむちゃんのライトフェンス直撃の3ベースと桧山のタイムリーで逆転された。その後 は2×1001組3番手・井川が4イニングを1失点に抑え、連勝した2×1001組が4位に浮上し、Aクラ ス入りに望みをつないだ。 |
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優勝へのマジックを1としながらも、マリーンズ相手に連敗し足踏みしてしまったパ・リーグの 首位ライオンズだったが、2位ホークスが延長12回表に勝ち越し点を取る事ができず・・・、 |
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チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | ||
ジャイアンツ | 5 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 勝 | 尚成 10-3-0 |
スワローズ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 負 | ホッジス 15-7-0 |
ホームラン | 古田9号(1)[尚成]-1裏 高橋(由)15号(1)[ホッジス]-3表 |
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | ||||
ジャイアンツ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 5 | 勝 | 前田(幸) 4-3-1 | S | 純一 5-3-27 |
スワローズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 負 | 高津 0-2-29 | ||
ホームラン | 高橋(由)16号(1)[石川]-4表 岩村21号(1)[工藤師匠]-7裏 |
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 | ||
ジャイアンツ | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 3 | 0X | 6 | 勝 | 上原 17-4-0 |
スワローズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 負 | 藤井 9-8-0 | |
ホームラン | 二岡23号(1)[藤井]-5表 清原11号(1)[藤井]-6表 仁志8号(2)[藤井]-6表 |
<3試合分の戦評> ベイスターズの貴重な左腕・野村弘樹投手と、脳腫瘍から奇跡的に復活を果たしたバッファロ ーズの盛田光妃投手という、ともに1988年にホエールズでプロ野球人生を始め、ホエールズ・ベ イスターズの投手陣の中核を成していた2人が、それぞれ33歳と32歳という比較的若い年齢で現役 引退をするというニュースが秋の訪れを感じさせる中で・・・ |
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チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | ||
ジャイアンツ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 負 | 祐作 5-4-0 |
ドラゴンズ | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | X | 6 | 勝 | 川上 10-4-0 |
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | ||
ジャイアンツ | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 3 | 勝 | 桑田 10-6-0 |
ドラゴンズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 負 | 小笠原 5-5-0 |
ホームラン | ETOH16号(1)[小笠原]-2表 二岡21号(1)[遠藤]-8表 |
<2試合分の戦評> 最速が130km/hに届くかどうかのストレートと最遅で80km/hのスローカーブで打者を翻弄して、 ブレーブス・ブルーウェーブ−タイガースと渡り歩いた星野伸之が、「瀕脈」という症状のため に19年の野球人生にピリオドを打ったという寂しいニュースが舞い込んできたこの時勢、3連敗中 のとうきょうはらぼうらんど(以下、THL)は、名古屋ドームに出向いてドラゴンズとの2連戦。 ドラゴンズ先発が8月1日対THL戦ノーヒットノー ラン、8月の月間MVP(投手部門)の川上憲伸で、 THL先発が谷間要員の祐作かつ貧打のTHL打線とい う前提で、どこをどうやったらTHLが4連敗しない で済むか教えてほしいです400字詰め原稿用紙2枚 以内で。一方2位の神宮幕府は、2×1001組にサヨナラ勝ちし、THLの優勝までのマジック 17が再び消滅し、首位と2位とのゲーム差が5.5(実質3.5)にまで接近して、ここに来て |
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チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | ||
タイガース | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 負 | 薮 8-5-0 |
ジャイアンツ | 0 | 1 | 2 | 3 | 2 | 1 | 1 | 0 | X | 10 | 勝 | 尚成 9-3-0 |
ホームラン | 沖原2号(1)[尚成]-1表 上坂1号(2)[尚成]-2表 ETOH17号(1)[薮]-2裏 ETOH18号(2)[薮]-3裏 清水13号(1)[薮]-4裏 しんちゃん16号(2)[薮]-4裏 二岡22号(1)[金沢]-7裏 |
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 計 | ||
タイガース | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | 負 | 谷中 5-7-0 |
ジャイアンツ | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1X | 5 | 勝 | 前田(幸) 3-3-1 |
ホームラン | 仁志5号(1)[ムーア]-4裏 桧山12号(2)[工藤師匠]-6表 片岡10号(1)[岡島]-8表 川中1号(1)[谷中]-11裏 |
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | ||||
タイガース | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 | 勝 | 伊達 1-2-0 | S | バルデス 4-3-20 |
ジャイアンツ | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 負 | 上原 16-4-0 | ||
ホームラン | 藤本1号(1)[上原]-1表 後藤1号(1)[川尻]-2裏 |
<3試合分の戦評> さ〜て今回の「伝統の一戦」は、3回目のマジック点灯でいい加減マジックを減らせやTHLと、 Aクラス入りを目指しているはずが何時の間にやら指定席間近の5位の2×1001組という、互いに負 けられない両軍の激突となりました。 そ〜れでは行ってみよ〜♪ どちらも先手を取りたい第1戦。1ヶ月半勝ち星に見放されたTHL先発・尚成だが、沖原、上坂と いう微距離ヒッターに1発を食らって3点奪われ、9勝目どころではない立ち上がりとなった。しか し、2×1001組先発・Yaboo Japan!!が死火山もとい空砲の6番ETOHに2発食らって簡単に追いつか れると、4回に清水としんちゃんの1発に沈んだ。その後立ち直った尚成は、3〜8回を無失点に抑 え、ようやく念願の9勝目を挙げる事ができた。一方2位の神宮幕府は、ベイスターズ相手に大敗 したため、THLの優勝へのマジックを13とし、首位と2位とのゲーム差を7(実質5.5)と広げた。 続く第2戦では、勢いに乗って一気にマジックを減らしたいTHLが初回の0アウト満塁のチャンス で松井の2点タイムリー2ベースと色モノの曲打ちで3点を先制し、4回に仁志の一発で試合の主導 権を握った。だが、6回の桧山の2ランで2点差に縮めた2×1001組が、7回の代打・広沢の犠牲フラ イで1点差に詰め寄り、とうとう8回に死火山もとい空砲の片岡の1発で同点に追いつき、延長戦に 突入。2×1001組の5番手・谷中の前に、9回裏には代走・宮崎牽制死、10回裏にはしんちゃん、松 井、ETOHのクリーンアップが完璧に抑えられ、膠着状態に陥った延長戦の決着は11回裏、意外な 形で訪れた。 |
打順 | 守備位置 | 選手名 | 打席 |
1番 | 左翼手 | 清水 | 左 |
2番 | 遊撃手 | 二岡 | 右 |
3番 | 捕手 | しんちゃん | また左 |
4番 | 中堅手 | 松井 | 言うまでもなく左 |
5番 | 右翼手 | 斉藤(宜) | これでもか左 |
6番 | 一塁手 | 後藤 | くどいようだが左 |
7番 | 三塁手 | 川中 | もおいいよ左 |
8番 | 二塁手 | 宮崎 | ええ加減にせんかい!左 |
9番 | 投手 | 上原 | たった2人だけかい?右 |
そんなこんなで試合が始まり、11連勝を狙うTHL先発・上原が初回に微距離ヒッター(この試合 もかよ)藤本の1発で先制されたものの、2回裏に後藤の1発で追いつき、5回裏に上原自らのスク イズで勝ち越し、その後上原の快調なピッチングでTHLが1点リードのまま9回を迎えた、しかし、 2×1001組がアリアス、上坂のヒットで1アウト1、2塁の場面を作り、代打・関本のレフト前ヒッ トの際に2塁ランナー・アリアスが3塁手・川相と交錯し、走塁妨害を主張して2×1001組長が審判 団にモーレツに抗議し、走塁妨害は認められたものの1アウト満塁のままで試合再開。代打・沖原 が三振に切って取られたものの、続く1番・赤星が上原の2球目のフォークをセンターに弾き返し て逆転し、その裏をストッパー・バルデスで逃げ切った。上原の連勝記録は10でストップ。2位の 神宮幕府がベイスターズ相手に引き分けたため、THLの優勝へのマジックは11と変わらず、首位と 2位とのゲーム差を7.5(実質6)に縮まった。 他球場では、優勝間近のライオンズの松井カヅヲの「3割30本30盗塁」という大記録が確定。 |
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チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | ||||
ベイスターズ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 5 | 負 | ホルト 5-8-0 | ||
ジャイアンツ | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 2 | 3 | 0 | X | 8 | 勝 | 真田 4-2-0 | S | 純一 4-3-26 |
ホームラン | 松井43号(1)[森中]-7裏 仁志6号(2)[森中]-7裏 石井(琢)6号(2)[真田]-8表 |
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | ||
ベイスターズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 3 | 負 | 斎藤隆 1-2-19 |
ジャイアンツ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2X | 4 | 勝 | 純一 5-3-26 |
ホームラン | 古木2号(2)[純一]-9表 |
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | ||
ベイスターズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 | 負 | バワーズ 4-8-0 |
ジャイアンツ | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | X | 6 | 勝 | 桑田 11-6-0 |
ホームラン | 仁志7号(1)[バワーズ]-2裏 桑田1号(1)[バワーズ]-2裏 古木3号(2)[桑田]-9表 |
<3試合分の戦評> 稲本が英プレミアリーグで、小野シンジがオランダでそれぞれゴールを量産し、俊輔がセリエA デビューを黒星で飾る等、野球の季節からサッカーの季節へと移りゆく中、セ・リーグのペナン トレースのゴールへと突き進むTHLはベイスターズと3連戦。 8月3日の怪我のために戦列を離れていたTHLの由伸が、47日ぶりに3番ライトで堂々スタメン復 帰を果たした第1戦。3回裏に清水のタイムリーで1点先制した後、1アウト1、3塁で第2打席を迎え た由伸が早速ライト前に打球を弾き返し1点を追加し、自らの復帰戦に花を添えた。その後、松井 のシーズン自己新記録となる43号が飛び出して、楽勝かと思われた8回表、ベイスターズの猛反撃 により2点を取った後の1アウト満塁の場面で飛び出した代打・中根のライトへの大飛球を、由伸 はフェンスを恐れずジャンピングキャッチでつかんで傷口を塞いだ。しかし由伸はフェンスに激 突した際、もしくは着地した際に左足かかとを再び傷めてベンチに退いた。それでもTHLは3点の リードを守り切り、由伸の復帰戦を勝利で飾った。なお、由伸の容体は本人としてはそれほど大 した事はないとの事。一方2位の神宮幕府の試合が雨天中止となったため、THLの優勝へのマジッ クを10とし、首位と2位とのゲーム差を8(実質6)と広げた。 THLにとっては連勝して勢いに乗りたい第2戦だったが、1回裏に松井のタイムリー、6回表裏に それぞれTHL先発・祐作のワイルドピッチとベイスターズ先発・グズマンの押し出しというしょー もない形で点が追加されるという、 |
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チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | ||
スワローズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 負 | 藤井 9-7-0 |
ジャイアンツ | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 3 | 勝 | 桑田 9-6-0 |
ホームラン | 松井41号(1)[藤井]-2裏 土橋1号(1)[桑田]-9表 |
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | ||||
スワローズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 4 | 勝 | ホッジス 15-5-0 | S | 高津 0-1-28 |
ジャイアンツ | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 負 | 河本 3-1-0 |
<2試合分の戦評> あの「拝啓、石井浩郎です。」が現役引退を発表し、引退試合となる対THL最終戦で12球団から のホームランが達成されればいいなぁと切に思う9月の初め。 |
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チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | ||
カープ | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 4 | 勝 | 黒田 9-8-0 |
ジャイアンツ | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 負 | 工藤師匠 8-8-0 |
ホームラン | しんちゃん15号(1)[黒田]-1裏 金本22号(1)[工藤師匠]-2表 木村(拓)5号(1)[工藤師匠]-3表 松井42号(2)[黒田]-4裏 木村(一)4号(2)[工藤師匠]-7表 |
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 計 | ||||
カープ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 | 勝 | 玉木(重) 4-1-2 | S | 小山田 1-0-27 |
ジャイアンツ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 負 | 純一 4-3-25 |
<2試合分の戦評> 優勝へのマジック18が点灯したものの、まだまだ優勝への道が険しいTHL。何せ相手はTHLを苦 しめているアストロ球団だから・・・。 第1戦に先発のマウンドに工藤師匠を送り込んだTHLだったが、しんちゃんの一発で先制したに も関わらず、すぐに金本の一発で追いつかれると、たまにしか大きいのを打たない短距離 ヒッターのキムタクに一発食らってひっくり返された。それでも4回裏、松井がアストロ 先発・黒田から自己最多タイとなる42号をブチかまして逆転し、優勝へのマジックが1つ減ると思 われた・・・のだが・・・、 何故に2アウトでランナー無しから、高卒でプロ3 年目のバッター(栗原)ごときにヒットを打たれ て、しかも代打とはいえ8番バッターでキャッチ ャーの木村一喜にスタンドインされるんデスカ工 藤師匠!? 再びリードをもらった黒田は、8回裏の2アウト1塁の場面でも松井の勝負弱さに救 われ、9回裏の1アウト2塁のピンチも切り抜けて完投勝利。でも、2位神宮幕府が負けたため、THL の優勝へのマジックが1つ減って17となった。 THL先発・上原、アストロ先発・長谷川というエース級の投げ合いで始まった第2戦。1回裏と3 回裏の2アウト2、3塁の大チャンスをETOHの大ブレーキで逃したTHLは、4回表に前田のタイムリー で先制された。しかしその裏、打線の援護の無さに憤慨した上原が2アウト3塁の場面でレフトオ ーバーのタイムリー2ベースで同点に追いついた。その後、THLは上原が10イニング、アストロは 長谷川(6イニング)−小林(幹)(2イニング)−玉木(重)(2イニング)が、ピンチを迎えな がらも |