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マイクコネクタは各社で統一がされていません。マイクプラグとケーブル、マイクジャックを使って変換ケーブルを作るのもよいですが、スマートではありません。 昭和56年ごろ、TRIOからマイクプラグ6極のTS-660やTR-9000シリーズが発売され、その後8極のTS-930が発売されると、アクセサリーのバリエーションに困るようになり、そのための変換コネクタが発売されました。MJ-46、48、64、68、84、86。 しかし当時は付属のマイクを使うので特にこれら変換コネクタは購入しませんでした。 しかしながらその後、トランシーバを買い換える度に、アスタティックマイクのコネクタを取り替えるのが大変になり、このコネクタを探したのですが、すでにディスコン・製造中止でした。 ハムショップめぐりをすると、だれも使いそうに無い4極-6極の変換MJ-46、MJ-64が在庫で残っていました。このシェルがあれば、プラグ部分、リセ(ケーブルタイプ)を買って、中身を移植すれば、ほしい変換が作れます。 ※当時、仮に内部配線無しのMJ-88があればもっと売れたであろうが、それは発売されなかった。 その後、KENWOODからMJ-88が発売されたが、これはTM-732とかTM-941、942、2400等のモジュラーコネクタを8極に変換するものであった。 | |
TRIO MJ-46(左) と MJ-64 当時の定価は1200円でした。 パッケージ裏面 MJ-46はマイクロホン側が4極、無線機側は6極となっている。 これでは両方交換せねばなりませんね。 | |
シェルを開けると、プラグ側はふつうのマイクプラグのコネクタの樹脂部分に専用のスリーブを介して取り付けてあり、ジャック側は、ケーブルタイプのジャックのシェル部分をそのまま抱え込む格好です。 写真は八重洲8極マイクを、ICOM 8極に変換したもの。 UP、DWNや+8V出力は接続せず、単にPTTとマイクラインのみ接続 これらは必要に応じて、追加すればよい。 | |
MJ-48製作 アスタティックマイクは4極プラグをつけていたので、TRIO 8極の無線機に使えるように改造。 たくさん持つと何から何への変換だったか、あとでわからなくなるので、銘板を貼っておこう。 |