home

 
TRIO-KENWOOD TH-21 周波数拡張


sorry photographs only


TH-21 送信改造 2019.12.7 
トリオのサムホイール機 TH-21 1984年発売 定価29800円



1981年にアイコム、1982年にBELCOM、1983年八重洲がサムホイール機を発売、各社こういう機無線機が売れるんだと遅れて気づいたトリオも他社をまねてサムホイール機を発売した。
当時ラジオライフ誌、アクションバンド電波誌が、周波数拡張の記事を出していたが、TH-21はなぜか掲載されず、2000年1月31日発行のアクションバンド電波別冊受信改造バイブルに受信改造記事が掲載されていた。
分解するには、ねじつきRCAジャックのロックリングを外す必要があります。
自作TOOL
これはガス管を加工して作ったもの。管材を使えば、中ぐり加工が少し楽になる。 旋盤で内径9.6、外径11.3に加工して、凸部を作るべくフライスで切削加工する。
専用の工具が無い場合は、このようなスナップリングプライヤーの先を削ったものでもよい。
ケースを分解できたら、RFユニットに穴が開いているところにTC9122Pが見える。

その近傍に縦にマウントされているダイオードD18をカットすると受信周波数拡張。
そのとなりにあるヨコ型マウントのダイオードD22をカットすると、送信禁止回路がフリーになる。
RCAコネクタ近傍の、SWユニットのダイオードを2本ともカットすると、仕向け先ごとに設定された運用周波数制限がフリーになる。


資料 
TH-21回路図
TH-21ブロックダイアグラム、送信機系統図
TH-21取扱説明書

TH-21A/AT/E USER MANUAL
TH-21E schematic diagram
TH-21A schematic diagram
TC9122P周辺回路図
スイッチユニット 部品配置
RFユニット 部品配置


問い合わせをする