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IC-120


sorry photographs only


幻の名機 IC−120 1983年5月発売 当時89,800円と高価なリグであった。
JARL保証認定 登録番号I−51 現在では登録切れと思われるが、申請時に必要な送信機系統図は取り説にはない。
IC-120のバックアップ電池の交換   2006.5.6 
PT−D9Wを使って電源の入り切り制御をして使っているのですが、1年程前からバックアップできていないことが判明。バックアップのリチウム電池の電圧を測るとpoor 交換しようと大須のパーツ屋を探してもよさそうなものがありません。
今日ぶらっとボントンに行ったら、使えそうなものがありましたので買ってきました。315円のところ300円
早速交換してみましょう。

上ケース、下ケースはあらかじめ外しておく必要があります。(写真は略)
バックアップの電池は、フロントパネル側のロジックユニットの基板に載っています。
リセットボタンのすぐそばです。
周辺コネクタを外しておき、サイドのさら小ねじを外すと、フロントパネルが分離できます。
リチウム電池に貼ってあるスポンジは固着してボロボロです。
リチウム電池の半田付けを外すには、ロジックユニットを固定しているねじを4つ外して、基板をこのように引き起こします。
ロジックユニットの基板は2枚に分かれており、フィルム基板でつながっていますが、古い機種ですので無理な力を加えないように慎重に引き起こして作業します。

リチウム電池は、半田こてを当てれば、容易に外せました。
松下製BR2325 直径23mm厚み2.5mm 3V
交換するリチウム電池は SONY製 CR2032 純正と違うけど、まあこれでいいでしょう。

最近はなかなかよい形状のリチウム電池がパーツ屋になくて、ずっと探していました。
リードの形状が異なりますので、基板の穴に入るようにプラス端子側を少し切断加工しました。ニッパでは切れませんのでハンドニブラーがあるといいかも。
フロントパネルを本体に組み付けたところです。離隔は十分です。絶縁処理は不要でしょう。
全体写真 このあとケースを組み付けます。


IC-120のFM変調の音を改善 
アイコム製の無線機独特の硬い音。いやです。
変調回路を追っていくと、マイクアンプ(Q1 2SC1571)と次段のリミッタ(IC1 NJM4558D)のカップリングコンデンサC3が0.0047μF(472)である。 音声を通過するには小さすぎると思いませんか?
このコンデンサを1桁大きな値0.022μF(223)にすることで、低音が出てきます。しかし、ちょっと低音が出すぎになります。0.01μF(103)がよいでしょう。
C3はこのあたりにあります。ノーマルは何色だったか忘れちゃいました。
C3を0.0047μFから0.01μFに変更する

低域が少しだけ持ち上がる。

この無線機もある日突然壊れました。2009.2.13
VCOが死んでいるらしく、1284MHz以上の周波数で送受信できない。
ずっと外部スピーカを使用していたので気づかなかったが、内蔵スピーカーが死んでいた。
プログラムタイマーで毎日電源入り切りしているが、毎日周波数が10kHzづつ下がる。
というわけで、大切に使ってきたが、霊屋行きとなった。

部品取にほしい人いますかねー。
   2009.2.13

5760MHzの親機はFT-2312に変更し、IC-120から外したセンターメーターを移植。

周波数は10kHzステップでしか変更できないので使い勝手が悪いが、これで 辛抱することにした。


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