ハイブリッドノンステップバス−神奈川県−


〜川崎鶴見臨港バス〜

川崎市南部と横浜市東部に路線網を広げる京急グループの民営バスで、「臨港バス」とも呼ばれています。

2H257
2005年式(車両番号:2H257・浜川崎営業所)

川崎鶴見臨港バスにはこれまで低公害車が導入されていませんでしたが、2005年からハイブリッドノンステップバスが少しずつ導入されています。川崎市南部は日本有数の工業地帯が広がっており、低公害車の導入はこの地域の大気汚染拡大防止を進めるための対策とも考えられます。

2000年以降、臨港バスの日野車は中型車ベースのノンステップ車「レインボーHR」でまかなっていたため、このハイブリッドバス導入により、初めて日野の大型車ベースのノンステップバスが臨港バスに登場する運びとなったのも特筆すべき点です。屋根上のコブに日野ハイブリッド車のシンボルマークと「ハイブリッドバス」の文字が表示され、ハイブリッド車であることを示しています。

2005年式は浜川崎営業所に配置されました。浜川崎営業所の路線は横浜市鶴見区と川崎市川崎区にまたがっていますが、このハイブリッドバスは市域に関係なく運用されています。


〜横浜市交通局〜

横浜都心部を中心に路線網を広げる公営バスです。 

2005年式(車両番号:5-3780・保土ヶ谷営業所へ導入)

横浜市交通局では1999年度よりCNGノンステップバスが導入されてきましたが、2005年度より日野ブルーリボンシティハイブリッドが導入されるようになりました。

横浜市交通局に配置されている他の日野一般車と同様、短尺車での導入となっています。

この車両は国土交通省標準ノンステップバスの認定を受け、それを示すステッカーが貼られています。

 

2006年式(車両番号:6-3884・浅間町営業所へ導入)

2006年度も引続きハイブリッドノンステップバスが導入されました。

2005年度に導入された車両との違いは、「出入口表示のピクトグラム化」、「車両下部へのサイドフラッシャー(反射板)の設置」、「05年度国土交通省標準ノンステップバス認定ステッカー(緑色)の貼付、およびそれに準拠した内装の変更」が挙げられます。


特殊バス車両のページに戻る