CNGバス−東京都交通局−


東京都交通局では一部の営業所に専用のCNG充填設備を建設し、CNGバスを大量に導入しました。

本ページでは、ツーステップタイプのCNGバスについて紹介します。


−日産ディーゼル−

N-D288
1997年度購入分(車両番号:N-D288・北営業所所属)

都営バスに導入された、日産ディーゼル製CNGツーステップバス(量産モデル)です。日産ディーゼルを主力車種とする北営業所には、1997〜1999年度にかけて導入されました。

正面に「低公害バス」の表示があり、側面にはCNGバスであることを示すサインが描かれています。また、床下にガスボンベを搭載していることから、エアコンユニットが屋根上に設置されています。

北営業所は主に王子駅を経由する路線を担当していますが、一部の路線で幅の狭い道路を走行する影響から、運転席側のサイドミラーが前に突き出ています。

 

−いすゞ−

S-B612
1995年度購入分(車両番号:S-B612・深川営業所所属)

都営バスに導入された、いすゞ製CNGツーステップバスです。当時いすゞを指定車種としていた深川営業所と臨海営業所(現:江戸川営業所臨海支所)に、1995〜1999年度にかけて導入されました。

日産ディーゼルのCNG車と同様、正面に「低公害バス」の表示があり、エアコンユニットが屋根上に設置されていますが、エアコンユニットは独自の形状となっています。

CNG車は低公害車両としてアピールすることが重要視されるためか、全面広告が施されるケースは少ないのですが、写真の車両は一時期全面広告車として走っていたことがありました。

 


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