9)しんかい6500



※こちらの解説については、JAMSTECのY氏にずいぶんとお世話をかけた。
 この場を借りて感謝いたします。
子供の頃に「大深海1万メートルへ」なんて本を読んで以来、
バチスカーフのたぐいは大きな憧れ。
しんかい6500も、ピットロード(トーピードモデルズ)や
MFTのレジンキットなどを数種所有しているのだが、
この「世界の艦船」のヤツも、レジンキット製作の資料にしたいくらい(笑)、
いい出来。なんといってもスクリューが左右に動くのがいい。
接合部もまぁ目立たず、マニピュレーター周りは省略が目立つものの、
外形的にも複雑な形状をほぼ再現している。
実は耐圧球部分の丸さがうまく表現し切れていないのだが、
このへんは直すとなると大事になるので、気にしなくてもいいかも。
ワタシ的には細部にスミ入れするだけでも十分な感じ。
艶消し白の船体は汚れやすいので、持つときには注意したい。
いっそ、トップコートなんかで処理してしまえばいいだろう。


モデラーの目から見たタカラ「世界の艦船」レビュー / 怪しいプラモとラジコンのページ