ウインカーのLED化Vmax vmax V-

max バイク ウインカー LED ウインカー LED化 

さて、テールランプのLED化も終わり、禁断のウインカーのLED化へエスカレートするのであります。ウインカーのLED化がなぜ禁断かと申しますと、テールランプとは違い次の3点をクリアしなければならないのです。

禁断その1 LEDは電球と違って抵抗が少ないため、そのままつけるとハイフラ(ウインカーが異常に速く点滅する現象)になってしまう。
禁断その2 V-maxのように、ウインカーのインジケーターが1灯式の場合、抵抗の大きい電球と違いインジケータを通った電流が反対側のウインカーも点滅させてしまうという、いわゆる「ハザード状態」になってしまう。
禁断その3 逆車のV-maxにはウインカーのオートキャンセラーという優れものの機能がある。右、左折後車速と時間を関知して自動的にウインカーがオフになる。この機能を犠牲にしないと、LED化はできない。(もしできるという情報がありましたらどなたか教えてください)

これらの3つの禁忌を犯すことはそれなりの知識と度胸が必要となります。(本体のハーネスを加工する必要があるため)そのためいろいろな方のHPを参考に、もぅ〜勉強させていただきやっと仕組みが理解できたために今回の挑戦となった次第です。

勉強の成果・・・・

禁断その1の解決策 電流に関係なく一定の点滅をさせるICウインカーリレーが必要になります。(ヤフオクショップで千円前後で販売しています)
禁断その2の解決策 片方のウインカーに電流が流れた後インジケータを通って反対側に電流が流れないよう、左右を独立させてマイナスをボディアースに流してやることが必要。いろいろな方が、いろいろな場所でハーネスの加工をされていますが、私はタコ・水温メータの裏側で加工しました。
禁断その3の解決策 「人間はあきらめが肝心である」(釈迦)・・・オートキャンセラーについてはいろいろなエキスパートの方々に質問させていただきましたが、V-maxのウインカーリレーはブラックボックスの部分が多く解決策は見つからなかったため(旧型V-maxの場合ウインカーリレーはオートキャンセラーのほかスターターリレーも兼ねています)お釈迦様の言葉をありがたく拝聴させていただくことになりました。

以上のことをふまえていよいよ作成開始です!!!

まずは基盤のレイアウト

@基盤をスキャニングして A画像ソフトでレイアウト B実体配線図の作成

基盤を円形に切り出し、作成開始

@設計図通りLED配置 Aハンダ付け開始 B差し込みプラグ作成 C前のみコンデンサ設置
D基盤を銀で塗装 E出来上がり F見事点灯 Gレンズをつけてみました Hウインカー点灯時
 
※ C・・・ ポジションランプを兼ねる前側は、常時点灯時に安定するようにコンデンサを設置
※ D・・・

茶色い基盤のままではクリアレンズ装着時に色がついてしまうので、銀色に塗装
(最初から銀の基盤を使うか、LEDを差し込む前に塗装するべきでした。LEDを差してからの塗装は至難の業でした)


車体へのICリレーの取り付け

@旧型V-maxのリレー Aなんと9Pです。 B圧着端子で配線変更 C分岐にはこれ使用を Dリレーに差し込む端子
Eようやく3本出来上がり F3極のリレーです G設置完了


車体ハーネスの加工とLEDインジケータ

@電流逆流防止のダイオード Aハーネス加工、片側はアース Bこんなの作ってみました C怪しく光ります
Dかなり指向性が強いです Eうまくはまりました F指向性をなくすため頭部カット Gケースにはめてみました

※ B・・・ インジケータはどなたかのHPを参考にさせていただきました。ありがとうございます。
※ F・・・ LEDは指向性が強すぎるため光を拡散させるゴムキャップなどというものが販売されていますが、間に合わなかったのでレンズになっている頭部をカットし、サンドペーパーで磨りガラス状態にしました。しかし残念ながら結局、光量不足でこのインジケータはボツになりました。  トホホ・・・・


車体への取付

@ワンタッチで取付 Aポジション点灯時 Bウインカー点灯時 C後ろも装着 D大成功

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