(2017年7月)
以前、バイクでツーリングの時にナビの音を聞くために耳に差し込むイヤホンをつけてヘルメットをかぶったことがありましたが、どうやってもヘルメットをかぶると耳からはずれてしまい、役に立たちませんでした。今年、一人で本州にツーリングに行くに当たって、きちんと音が聞こえるようにヘルメットにヘッドフォンを埋め込むことにしました。 |
制作開始!
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① まずは百円ショップから耳掛式のヘッドフォンを購入します。 | ② 次にヘルメットからケーブルが常時下がっているのがいやなのでミニジャック式にするためのケースを探しました。電子部品のパーツ屋さんでおあつらえ向きにケース(恐らく車のドアリモコンのようなものを内蔵するケースと思われます)を発見。 | ③ ケースに埋め込むミニジャックです。ケースが薄いため、ぎりぎり入りそうな厚さの物を選びました。(これでも線を接続する爪をまげなければケースに入りませんでした) |
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④ ヘッドフォンをばらすとこんな感じでした右がわらからなくならないようにマジックで印をつけました。 | ⑤ 配線は特に変えていません。少しでも薄くするためにケースから外しましたが、結局またケースに戻しました。 後半のタンデム用ではモノラルにしてマイクを取り付けるため配線は変更しています。 | ⑥ 完成です。 |
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⑦ ミニジャックはこの面につけます。薄いので穴開けが大変でした。 | ⑧ ヘルメットにマジックテープを取り付けます。これは♂、♀ともにプラスチック製の強力なテープです。 | ⑨ ヘッドフォン、ケースにそれぞれマジックテープを取り付けます。 |
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⑩ 装着しました。 | ⑪ ナビへつながるケーブルを挿すとこんな感じです。なかなかスタイリッシュでしょ ? | ⑫ ヘッドフォンはこの用に耳当ての隙間に入 れています。 |
これをつけて本州を一人で走ってきましたが、とてもいい感じでした。日中は光が強くナビの画面はほとんど見えませんが、音での案内はとても重宝しました。 | ||
さて、私はカミさんとタンデムでよく出かけます。車と違ってバイクは走行中に会話はなく、信号待ちで止まったときも大声で叫ばなければ声は聞き取れません。そこでタンデムで会話ができるという機材を某オークションで購入しました。ところが写真にあるように耳にはめ込むイヤホンにマイクがついているという簡易的なもので、案の定ヘルメットをかぶるとすぐに外れてしまい、使い物になりません。そこでナビ用ヘッドフォンと同様の方法でヘッドフォンマイクを作成することにしました。 | ||
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① これが付属してきたイヤホンマイクです人によるのでしょうが、私は何度つけてもヘルメット をかぶると外れてしましました。 | ② 今回はマイクが必要です。購入したイヤホンマイクから取ればよいのでしょうがたまたま私はいらないヘッドフォンマイクがあったのでこのマイクを使用しました。 | ③ ヘルメットの内側からマイクを出すか、外側 から出すかで迷いましたが、内側だと被るときにけがをする可能性があるため、外側のミニジャックケースから伸ばすことにしました。マイクの柄の部分には百均のライトのアームを使うことにしました。 |
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④ 1本のステレオジャックでスピーカとマイクを同時に使えるようにするため、ステレオをモノラル配線に変更します。次にジャックと反対部分に穴を開けアームを通しホットボンドで固めます。 | ⑤ アームの中をケーブルを通しただけではマイクの部分が固定されないためホームセンターで電線のかしめ金具を購入しホットボンドで固定しました。 | ⑥ これが使用したかしめ金具です。 |
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⑦ 完成です。マイクはヘルメットを被った後にしたから口元に曲げて入れます。 | ⑧ マジックテープが頑丈なためにかなり強力にヘルメットに接着しています。風圧 程度ではとれません。 | ⑨ これが音を増幅する装置です。ここに2つのヘルメットからのケーブルをさし込みます。 |
制作時間
制作に要した時間はおよそ20時間。ケーブルが細くて加工が大変でした。 |