DIAVELをプチカスタムしようと、ヤフオク等でいろいろパーツを見ていましたが、イタリアバイクはパーツがめちゃくちゃ高価でなかなか手を出せるものがありません。そこでふと目にとまったのがブレーキ・クラッチレバーの交換でした。安いもので数千円。高いものでは数万円と価格の幅はかなりありますが、高いものも安いものモ見た目大きな違いはなく、(性能の差はきっとあるのでしょうが・・・)それならば安くて格好のいいレバーに換えてやろうと、物色し始めました。
そこで選んだのがこのレバー。DIAVELのロゴも入っており、なかなか格好いい。しかも安価!!
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しかーし、安価なのは中○製
購入処理をしてから45日くらい。レバーが届きました。
ところが・・・・レバーが届いてみると、なんか変!!今まで国産のいくつかのバイクのレバーを交換してきましたが、すべてボルトオン、作業時間も15分程度で苦労したことがありません。なので、DIAVELのレバーも簡単に取り換えれれると思っていましたが、まず気付いたのはマスターを押すプッシュロッドがありません。
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これは素人の手には負えません。次の日、レバーを握りしめてDUCATIデーラーへ取り付け可能かを聞きに行きました!
するとデーラーの方はがおっしゃるには・・・・・・・!!
まず。プッシュロッドは、ない形で販売されているものが多く、純正のレバーを分解してそれを流用する。しかし。分解にはプレス機が必要で、素人には無理である。
次に、スイッチを押すレバーは、ついていないものは見たことがない。おそらく発送の途中で抜け落ちたか不良品の可能性がある。購入元に確認した方が良い。
とのことでした。
さっそく、購入元に写真を添付して問い合わせをしたところ、至急代替え品を送るとのこと。対応はとても丁寧でこまめに連絡をくれる出品者様でした。
そしてさらに45日くらいが過ぎた頃、海外から小さな包みが届きました。
私はてっきり新しいレバーが送られてくると思っていたのですが、届いたのは
これだけ・・・
確かにスイッチを押すバーはついていますけど、45日待ってこれだけかと思うとちょっと悲しくなりました。しかし、ここで気を取り直して前のレバーに移植です。
無事、移植完了!
さて、これでやっとディーラーが取り付けてくれる状態になりました。早速レバーを持ってディーラーに・・・とも思いましたが、この程度のことを自分で出来なくては立派な?ライダーとはいえない(笑)。また、純正レバーを分解するのも抵抗がある・・・。
以上の勝手な考えから、なんとか自分で取り付ける決断をし、純正は分解したくないため、まずは必要なプッシュロッドを入手することを試みました。しかーし、ネットで探したり、各地区のディーラーにメールで問い合わせをしましたが、プッシュロッド単体での入手方法はなく、レバーごと純正部品で注文するしか入手できないことが分かりました。ちなみに純正のレバーを部品で注文するとめちゃくちゃ高いです(数万円)。うーん悔しい!!
一方、レバーの分解についていろいろな方のブログをググったところ、プレス機がなくても出来る方法があることが判明!その方法とは、ボルトとナットを組み合わせて自作の分解工具を作成する方法、もしくはパーツに同径のソケットレンチを当てて金槌で叩いて外す方法などいくつかありました。これなら自分でも出来そうです。
技術的な問題は解決しましたが、やはりプッシュロッドを手に入れるためには、レバーごと購入するしかないようです。しかし、このためだけに数万円の純正を購入するのはあまりにも馬鹿らしいため、Amazonで互換レバーを探したところ、数千円で純正そっくりなレバーを発見!ちょっと高くはつくけれど、これを買ってバラすのがベストという結論になり、早速注文しました!
3週間ほど待ってレバーが届き、早速分解を試みたところ、せっかくホームセンターで購入した分解工具は全く使わずに指で押しただけで簡単に分解できてしまいました!
いとも簡単にプッシュロッドを取り外すことができ、カスタムレバーに取り付けるとこんな感じです!
これで役者が揃ったわけですが、以前から、クラッチマスターのダストカバーの破れが気になっていたものですからこの機会に取り替えてやろうと純正部品をネットで探したところ、見つかりましたが・・・・。
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これが約2000円です |
見るからに100円くらいで買えそうなゴムのパーツがなんと2000円ちょっと。おそらく原価は10円くらいのものでしょう!誰が儲けているんだ!!
ぼやいても仕方がないので素直に注文。これも到着までに3週間以上かかりました。
これが揃ってやっとレバーの交換です。ダストカバーの取り外しと取り付けが不安でしたが、引っ張って外し、新しいのをはめ込むだけ。いとも簡単な作業でした。
ようやく交換完了です。長い道のりだったなぁ!!
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うまく交換できましたが、実際握ってみた結果レバー自体が 結構角張っており長く握っていると手が痛くなりそうです。 |