国際理解教育

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国際理解教育の今まで

国際理解は「相互理解」「人間理解」「文化理解」「世界の現実理解」の４つ の要素から構成される。

文化を理解することによって人間理解が促進される。文化は人間が作り出した ものであり、人間の本質を解明する手がかりに文化理解がある。世界の現実は文 化に影響を与えている。
「相互理解」は基本的概念としてのこり３つの要素は互いに影響しあい、共有 する部分もある。特に「人間理解」と「文化理解」の共有している部分が「教育 」に依ることが多い。
下図参照

３つの要素の共有部分＝「生」

上記のことを考えて「国際理解教育の目標」を挙げるとすれば：

• 多様な見方や考え方をそだてること

• 変化に柔軟に対応できる態度を培うこと

• 異文化の中、激動する社会においても主体的にたくましく生きていける自立心 や意志力を培うこと

• 異質なもののよさへの豊かな感受性を培うこと

• 周囲の人々を大切にし、互いに助け合っていこうとする心情を養うこと

• 自分の考えをしっかりもち、それを的確に相手に理解させるコミュニケーショ ン力を育成すること

具体的な目標達成の手だて：

• 生活文化の比較をしてみる。衣食住、生活習慣、民話、童謡等。自文化との違 いと共通点を探ること
  

• 海外子女の体験を活用すること

• 直接体験を生かす。外国の料理作り、遊びを授業に取り入れてみること。

• 地域の生活や産業の世界との結びつきを調べる、地域の文化財や気候風土の類 似や共通点を海外に求めること。

• 国際機関や国連等の活動を教材化していくこと。雑誌の記事やＶＴＲを活用。

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