《 館長 あいさつ 》
我が町「市谷柳町」は東京の新宿にあり、最近「都営大江戸線 牛込柳町駅」が出来ました。元々賑やかな商店街ではありますが、道路拡幅を期に大きく変わろうとしています。それは、まるで江戸から明治になる直前の様に「どう変わるか」、否「どう変われば良いのか」。町は大きな変貌の予感に迷っています。
幕末、この町に、そんな世を正し、日本の未来を切り開こうとした一人の青年が居りました。名を近藤勇(こんどういさみ)、市谷柳町25番地に在った天然理心流道場「試衛館」館長です。彼はこの町で、天然理心流を磨き「腕に自信を持つ」。桂小五郎・坂本竜馬・芹沢鴨等に刺激を受け「日本を変えようと考えた」。土方歳三・沖田総司・斎藤一・永倉新八・藤堂平助・原田佐之助等と出会い「京へ上った」。近藤勇が居なくても新選組は出来たかも知れない。でも、この町が近藤勇を新選組の局長への道を作り、新選組の活躍が歴史に残ったのです。
私達、「市谷柳町試衛館」はこの青年の人生を町の歴史と共に掘り起し、全国の新選組を慕う方々と情報を共有したくて、2004年 1月26日に発足いたしました。
日常の情報収集や新選組情報の整理、町と協力しての
イベント活動。他の新選組を愛する団体との交流やイベ
ント参加。全国の資料館や史跡めぐりなどを行っていき
ます。発足メンバー５人という少人数でのスタートです
が、今まで深く掘り下げられなかった近藤勇の道場時代
を中心に新選組を知りたい方を集めて活動をしていきた
いと思います。
求む！市谷柳町試衛館門下生。
市谷柳町試衛館 二代目館長 中居清次 |
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