カターニャへ近づくとエトナ山が見えてくる富士山型の活火山だ 15時40分カターニャ中央駅着 インフォメーションでホテルリスト、地図を入手 インフォメーションではホテルの予約をしてくれない ホテルリストで三ツ星ホテルを選び電話しようとするが硬貨ではかからない 電話カードが必要だと教えてもらい売店でカードを購入 5000L(275円) しかし入れても使えない 角を折り取るのだとまた教えてもらいかけるが電話案内がイタリア語でしゃべりホテルへかからない ほかへかけても一緒なので駅近くの二つ星ホテルローマへ歩いていくと満員だ 近くの公衆電話で三ツ星ホテルへかけるがかからない 仕方がないので四つ星ホテルだったら英語が通じるだろうと チェントラルパラチェへかけるがこれもイタリア語の案内が出てかからない 困って近くの若い女性にかけてくれと頼むとあら不思議ちゃんとかかり1泊予約 グラーツィエ、グラーツィエ、グラーツィエと礼を言う
タクシーでチェントラルパラチェホテルへ行く タクシー13000L(715円) 1泊朝食つき250000L(13750円) 4泊したいと言うと格好を見て支払いを不安に思ったのか明日満員だと言う すぐ横に一つ星ホテルルーベンスがある見に行くときれいだ 明日予約したいと言うと今日は空いているが明日からずっと満員だ そこで明日は1泊でシラクーサへ行くことにしてチェントラルパラチェに13,14日予約 このホテルにもビデが無い ここまで泊まったシチリアのホテルにはビデが無い 去年のスペインではどこでもビデがあった
ホテル近くのトラットリアGresti Concettaで夕食 現金払いだというのでウェイターに案内してもらって近くのCDで30万Lおろす トラットリアの入口に魚、イカ、エビ等が置いてあって選んで適当に料理してもらうようになっている ウニを言うが無い サラダ、ベイビーフィッシュのスパゲッティ、今日の魚(イワシとイカを選ぶ)の焼き物、ビール、白ハウスワイン0.5リットル、ミネラルウォータ ーで73000+7000L(4400円) 今日の魚は75000L(4125円)/kg
ホテルに荷物を預けルックサックだけで出発 ホテル発8時50分 徒歩で駅へ向かう ホテル近くのステシコーロ広場から北東への通りに衣料、履物の露店市がある 人が一杯だ すぐ見に行く 駅前のバスターミナルへ行くとすぐにシラクーサ行きのバスがある 9時30分発 8000L(440円) 11時10分オルティジア島へ入ったばかりのところにあるバスターミナルに到着
すぐ東の通りに魚、野菜果物、衣料、履物の露店市がある パプリカを炭火の上に直接置いて焼いている いかにも美味しそうだ チーズ屋に焼きチーズがある 豆腐とそっくりである 聞くとモッツァレラは牛乳から リコッタは水牛の乳から作るのだそうだ イタリア語の話なので誤解しているかもしれない 焼きリコッタ 1/3区画くらいで2000L(110円) 魚屋の値段を見ると牡蠣よりアサリが高い ここでもマグロのトロと赤身の値段が一緒である
焼きパプリカ | 焼モッツァレラ | 焼リコッタ | 魚屋の売り場 |
泊まろうとと思っていたホテルグランブレターニャヘ行くと工事中だ 仕方がないのでインフォメーションを探すが見つからない 暑いし見つからないし同行者がごちゃごちゃ言うのでサンジャコモ展望台において一人で探す わからないので通りがかりの男性に聞くと聞いた場所のすぐそばで連れて行ってくれた マエストランツァ通りに面した建物だが中庭に面しているのだ 通りに案内板が無いので分からない 地図、ホテルリストをもらい聞くとすぐ近くのローマ通りにB&Bがあるとのことで見に行く 部屋を二つ見せてもらいツインベッドの部屋に決める B&B L'abanto 1泊朝食つき 130000L(7150円)現金払い 同行者を連れて戻りまだ早くチェックインできないので荷物を預ける
パピルスの生えるアレトゥーザの泉で休憩 海岸の岩場で子供たちがムール貝を取っている 岩に一杯ついている 岩場が多く砂場が少ないのでアサリが高くムール貝が安いはずである 投げてくれたムール貝は少し苦味があるがおいしい
ムール貝を取る人たち | パピルスの生える アレトォーザの泉 |
シラクーサのドォーモ | ドォーモの柱 | ドォーモの屋根 |
ドォーモ前で休んでいると16時に開く ギリシャ神殿を作り変えたもので柱がそのまま使われている よそののドォーモの屋根は石のアーチであるがここのは木の屋根だ よそのギリシャ神殿の屋根は残っていないが 多分このように木の屋根だったのだろう
着飾った人たちが集まりだし祭壇から入口までカーペットを敷いている 結婚式が始まるのだ 教会で結婚式にはよく行きあうが初めから見るのは初めてだ バージンロードを新婦と父親が入場し司祭が長々と言い 葡萄酒を飲み参会者の口にパンを与え新郎新婦が出口で米と花びらをかけられる最後まで見た
オルティジア島へ渡る橋を渡り右側のレストランDarsenaで夕食 外観はいかにも観光客向けのレストランだ 観光客向けだからウニがあるかと思ったら季節はずれでないとのこと 海のサラダ、イカ墨スパゲッティ、今日の魚(エビ3種を選ぶ) 100000L(5500円)/kg、煮野菜、ビール、白ハウスワイン0.5リットル、ミネラルウォーターで102000L(5610円) イカ墨が薄くこくがない 値段が高すぎる
部屋が通りに面していて車の音、人声がうるさくよく目がさめた
朝 市場へ行きマグロトロ一切れ 3000L(165円)、焼パプリカ1個 1000L(55円)、イチゴ 1500L(83円)を買ってきてB&Bの朝食と一緒に食べる トロは日本で食べるより脂が少ない感じであっさりしている 大きな骨があり食べられるのは半分くらいだ パプリカはジューシーで非常に美味しい 日本から箸、醤油、わさびを持っていってよかった
10時10分チェックアウト 州立美術館へ行く 入場料5000L(275円) 美術館前にパピルスの店があり製法が示されている 長い繊維が縦横に貼り付けられていて普通の紙とはまったく異なる ドォーモでまた別の結婚式があり花嫁花婿に米花びらをかけている
トロと焼きパプリカ | パピルス紙 | パピルス紙の作り方 | 花嫁花婿に米花をかける |
マッテオッティ通りの鞄屋で娘に土産のバッグを買う この旅行初めての大きな買い物だ バスセンターへ入る橋のたもとでウニの殻剥きをしている ウニがあるではないか 小ぶりで身は少ないが色が濃くこくがありそうなウニである
ウニの殻剥き | シラクーサの ギリシャ劇場 |
ディオニシオスの耳 |
バスで考古学公園へ行く バス代1500L(83円) 円形闘技場は修復中で中へ入れない ギリシャ劇場 入場料8000L(440円) 夜にギリシャ劇が上演されていて舞台装置、座席が作られている 隣の石切場にディオニシオスの耳がある 切り出した石の量は莫大なものだ
出てくると水売りの車に乗ったにいちゃんがこちらが日本人と分かったのか中田ばんざい、ゴール! と叫ぶ ペルージャ、ローマから遠いのにたいした人気である サンジョヴァンニのカタコンベへ行く 入場料6000L(330円)
帰りは国鉄にしシラクーサ駅まで歩く 線路は以前東側の海に沿ってぐるっと回っていたようだが廃線にして西側をトンネルで 行くようになっている 工事があったばかりのようである
6月15日にマルタへ行くのにシラクーサの先のポッツァーロへ行く時刻を調べる 時刻表にovestと書いてあるのが分からない 近くにいた若い人のグループに聞くと西だという 意味はプラットフォームに出て分かった カターニャのほうへ行く1-3番線とポッツァーロのほうへ行く西1-3番線があるのだ 17時00分発の列車でカターニャへ戻る 8500L(470円)
ホテル近くエトネア通り一つ西の通りにある中華レストランMandarinoで夕食 酸っぱいスープ、豆腐と野菜、筍茸鶏煮、 エビチャーハン、ビール2、中国茶で42000+3000L(2475円)
8時40分ホテル発 バスでカターニャ中央駅まで行き9時50分発の列車でタオルミーナへ行く 8200L(450円) タオルミーナ駅10時25分着 地図をもらい駅の表へ出てきたところへ街へ上がるバスが到着 バス代2500L(138円) バスターミナル着10時45分 まず展望台へ行く 下にイソラベッラ(美しい島)が見える ギリシャ劇場へ行く 入場料8000L(440円) エトナ山の山頂に雲がかかっている ずっと快晴で雲が無かったのに今日は雲でエトナ山がほとんど見えない
街の東のメッシーナ門から西のカターニャ門まで歩く そこらじゅうにレストランがあり家の窓には花が飾ってある 今までに行った町でごみが少ないのはカプリとタオルミーナだけだ 映画グランブルーが撮影されたというホテルサンドメニコの中庭を見に行く 修道院だったときそのままの中庭だ
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イソラベッラ | タオルミーナのギリシャ劇場 | 花を飾る家 | ホテルサンドメニコの中庭 | 下半身が龍の馬 |
カッテドラーレ前の広場に下半身が龍の馬像がある 馬の口から出ている水は飲めるようで観光客が飲んでいる
町のもっと上にカステルモーラの町があるが時間が無く行くことが出来ない バスターミナル発16時00分のバスでカターニャへ戻る
カターニャのバスで検札をしている 今までほかのヨーロッパの国で検札にあったことはほとんど無かったがシチリアではよくあう たまには刻印を忘れたりすることがあるからそんな時検札にあったら大変だ
昨日と同じ中華レストランで夕食 スープ、ワンタン、筍茸鴨煮、チャーハン、ビール、中国茶で44000L(2420円) 都はるみ、吉幾三、五木ひろしの音楽つき
今日はフェリーでマルタへ渡る日だ シチリアからマルタへ行く方法はいくつかあるが カターニャからの飛行機は高い 24万L(13200円) カターニャからのフェリーはマルタ着が遅すぎる 23時00分着 それでポッツァーロからのフェリー(週1便)にした
8時50分チェックアウト スーツケースを持ってバスに乗りカターニャ中央駅へ行く イタリアフレキシ-パス4日目を使用
カターニャ駅発10時15分の列車に乗る トリノ発の寝台列車で寝台は片付けてある 上下2段寝台で1コンパートメントに寝台4つだ 今はがらがらだが予約票を見ると全部ふさがっている コンパートメント内はごみだらけだ イタリア人の美的センスはこういうところへは発揮しないらしい
今日はすっきりとエトナ山が見えて噴煙らしいものがたなびいている 11時30分シラクーサ着 ここからはディーゼルカーで11時50分発のリカータ行きに乗る 所定時間に止まった駅で降りたら一駅前であわててスーツケースを引き上げる 美人の若い車掌が笑っている 13時00分ポッツァーロ着
駅にタクシーが無い 同じ列車から降りたアメリカ人らしい4人組が駅にいる人に聞いているが港まで5,6kmあり近くにはタクシーは無いとのこと 彼らが歩き出したのでこちらもスーツケースをひいてついていく 道端の人にタクシーというとずっと先の広場にあるらしい 大通りに出てこちらへ近づいてくる老夫婦にタクシーを聞くとそこに店がある人で港まで送ってやると言う グラーツィエ 助かりました
エトナの噴煙? | 港へ送ってくれた人 | マルタへの高速フェリー | 三輪車 |
13時20分港着 今日が本当にフェリーの運行日かと不安になるくらい誰もいない しかしだんだん人が来て14時頃には30人くらいになった 車、オートバイの人もいる 車をどこに載せるかと思ったら船体の横が開いて1階は車で人は2階に乗るのだ 待っている間に3輪車が通る イタリアではよく3輪車を見かける
14時15分パスポートチェック開始 フェリー前の小屋で乗船券を購入 135000L(7425円) 思ったより高い イタリアでは交通機関が安いと思ったがこのフェリーは高かった その外に10000L(550円)要求される 港使用料らしい 14時55分動き出す