サントリーニ

6月8日    土曜日  晴れ一時曇り

19時50分ミコノス発  20時15分サントリーニ着  頼んであったピックアップサービスでホテルへ行く  ピックアップサービス9+1euro(1200円)  乗り合わせた(空港で話したとは別の)日本人アベックは豪華ホテルで降りた  20時45分Blue Dolphins着  入口にはアパートメントと書いてある  ここはインターネット http://www.greekhotel.com/で予約  1泊朝食付き103euro(12390円)  サントリーニの中心の町フィラの北 フィロステファニにあり火山島のある海側に面したカルデラビューだ   ただ目の前に別の建物があり少し目障りである

6月9日    日曜日  晴れ

朝食がおいしい  フレッシュオレンジジュース、蜂蜜、ソーセージ、女主人の手作りマーマレード皆おいしい  火山島を見ながらの食事は最高だ  昨日まで空がかすんでいてエーゲ海の色が去年までの地中海の色より綺麗でないと思っていたが 今日は空気が澄んでいて海の色が綺麗になった  空の色が海の色に影響しているのだ

フィロステファニからフィラへの海側の道は海側への見晴らしがよく最高の景色を見ながら歩くことができる  フィラへ向かって歩いているとペトロス M. ノミコス会議場で古代壁画のレプリカ展をやっている  入場料3euro(361円)  3次元複製と書いてあって凹凸まで再現してあるようだ  アテネの考古学博物館で見ることができなかったボクシングをする少年たち、サフラン摘み、船のミニアチュールを見ることができた(複製だが)  会議場の壁に今晩ここでオペラリサイタルがあり無料と書いたポスターが張ってある  ぜひ来よう

次にプレヒストリ博物館(入場料 無料)へ入るとアクロティリ壁画の本物が展示してある  先ほどのサフラン摘みでは サフランがはっきり分からなかったがここのはサフランとはっきり分かる  テオトコプールー広場かどの ペリカントラベルで火山島ボートツァーを予約  コースは いくつかあるが全部行くガラス底ボートにする  17euro(2045円)

ホテルへ帰る途中の酒屋でワインの瓶詰め売りがあり買う  樽からガラス瓶に入れてコルク栓をする  ワイン、缶ビール、ミネラルウォーターで4.4euro(530円)  夜に備えてホテルで昼寝

サフランの壁画 オールドポートへの道 ワインの瓶詰売り オペラリサイタル テナー歌手
サフランの壁画 オールドポートへの道 ワインの瓶詰め売り オペラリサイタル テナー歌手

ホテル推薦のタベルナアクタイオンで夕食  サントリーニサラダ、スタッフドトマト、スタッフドなす、ビール、ソーダで21.3+2.7euro(2890円)

21時からオペラリサイタル  オペラといってもソプラノ、メゾソプラノ、テナー、バリトン歌手がピアノ伴奏での独唱、重唱だ  有名な曲が多く面白く聴くことができた

6月10日    月曜日  晴れ午前中霧 風強い

ものすごく強い風だ  朝食のベランダでは寒くてしょうがない  ボートツァーは危ないので明日に延期するようホテルマネージャーから電話してもらう

10時30分フィラからバスでアクロティリ遺跡へ行くと休みだ  月曜は休みが多いのを忘れていた  バス代1.2euro(144円)  アクロティリの街を見ようと歩き出すとブドウ畑がある  ブドウの木は地を這いまわっている  風が強いのでこのような形なのだ  地面は黒い砂地でやせている様に見える  このような土地がワイン用のブドウに適しているのだろう  街中へ入っていくと自転車の後ろにトロ箱を積んだ人に出会う  魚売りだ

霧と強い風 地を這いまわるブドウ 自転車の魚屋
霧と強い風 地を這いまわるブドウ 自転車の魚屋

子供たちの騒がしい声がする  小学校だ  塀越しに覗いていると子供たちが集まってきた  デジカメで子供たちの写真をとって画面を見せると大喜びだ  言葉は通じなかったが30分くらいわいわい言っていると 先生が呼びに来て交流は終わりだ

アクロティリ小学校 ママティラ 夕食
アクロティリ小学校 ママティラ 夕食

中海に面したタベルナママティラで昼食  本日のスープ、魚スープ、海のサラダ、アイスクリーム、フルーツで33.5+1.5euro(4210円)  ここは火山島を中にしてイアの反対側である

16時30分ホテルに帰り部屋を替わる  最初の部屋がダブルベッドだったのでツインに替えてくれといったら部屋がふさがっていて今日空いたのだ  部屋はツインベッドの部屋が二つあるタイプだ  もちろん一部屋には錠がかけてあり一部屋とバスルームだけ使えるようになっている

同行者が疲れて夕食に出る元気がないという  近くのミニスーパーで買い物し夕食とする  きゅうり、パプリカ、ソーセージ、パン、缶ビール2で6.3euro(760円)

6月11日    快晴

今日は今度の旅行で一番よい天気だ  空気が澄みわたっている  フィロステファニのホテル、火山島(ネアカメニ)がよく見える  いくら見ていても飽きない風景である

フィロステファニの街 火山島 朝食を食べるベランダ
フィロステファニの街 火山島 朝食を食べるベランダ

フィラまで15分の道を景色を見ながら歩く  テレフェリック(ロープウェー)でオールドポートへ下りる  3euro(361円)  10時45分ボートツァー出航  まずネアカメニへ向かう  船着場に近づくと真っ黒い溶岩が海に張り出している  船が島についてから1時間20分自由時間がある  かんかん照りの下で山を登る  山頂までの途中に1570,1573年の噴火口がある  同行者がついていけないというので1人で頂上まで上る  頂上の噴火口では硫黄の噴出跡が少しだけある  ネアカメニの次は古い火山島パレアカメニへ行く  温泉(写真の赤茶色の所)の入口に止まった船から泳いでいくのを見物  次のティラシア島ではロバに乗り上の町まであがる 3euro  奥の部屋が洞窟の中になっている家が何軒もある  ティラシアからイアへ向かう途中ガラス底から海底を見る  群生している海綿の下に人工的な建築物のようなものが見える  イアの船着場で何人か降りる  イアで夕日を見るのだろう  私達は出発点のオールドポートへ戻る  16時30分着  同行者はロバで尻が痛くなったのでテレフェリックで上がり私はロバで上がる

真っ黒い溶岩 ネアカメニの噴火口 温泉 ロバに乗り登る 海綿と遺跡?
真っ黒い溶岩 ネアカメニの噴火口 温泉 ロバに乗り登る 海綿と 遺跡?

フィラの町へ上がってイアへ夕日を見に行くことにする  17時30分発のバスでイア着18時  土産物屋にピスタチオが沢山おいてありサントリーニ産かと聞くと違うがピスタチオの木はそこにあるという  まだ未熟の青い実がなっている  アクロティリで何本もあった木だ

タベルナシーガルで夕食  タラモ(魚卵ペースト)、スペシャルサラダ、ムッセルサガナキ、ビール、ワイン0.5リットルで25.75+2.25euro(3370円)

夕日のよく見えるだろうと思っていた場所へ行き待っていると人が続々集まってきた  隣に座ったドイツの少女は夕日に関心がなくゲームに夢中だ  20時30分日が沈みかけると人々がぞろぞろ帰りだした  まだ空の色が綺麗になっていくのに帰るとは驚いた  すっかり沈んで薄暗くなるころには回りには数人しかいなかった  バス停の近くでイチジクを売っていて買おうと近づくと店番は日本人男性だ  ミコノス、サントリーニの居心地がよくて長く滞在しているのだそうだ  今日の夕日は今シーズンで最高に綺麗だったそうだ  帰りはフィラよりイメロヴィグリのバス停のほうが近そうなのでそこで下りてホテルへ帰る  帰着22時

イアで夕食 夕日を待つ人々 夕日に興味のない少女 イアの夕日
イアで夕食 夕日を待つ人々 夕日に興味のない少女 イアの夕日

6月12日    水曜日  快晴

ホテル発11時15分  フィラ発12時のバスでアクロティリ遺跡へ行く  バス代1.2euro(145円)  バスは30分毎にある  遺跡入場料5euro(602円)  公開されているのはごく一部でゆっくり見たつもりだが1時間で出てしまった

帰りにフィラへの途中にあるブータリワイナリー前で下りてワイナリーを見学  ワインテイスティング8.6euro(1035円)  歩いている途中バイクで追い越された日本人新婚?夫婦と同じ組で工場見学  今はブドウの収穫期でないので生産工場は動いていない  工場を見る前にスライドショウでサントリーニ島の歴史、 風土に適したブドウの育成の説明があった

メサリアでバスを乗り換えカマリビーチへ行く  バス代0.8×2euro  カマリでは乗っていた人が全部は降りないのでずっと 乗っているとどうもフィラのほうへ戻りだしたのであわてて下りる  バスの終点がなく町を一回りしてフィラへ戻るのだ  ビーチは黒い砂というか小石だ  パラソルと椅子がずらっと並んでいるがもう5時過ぎで人は少ない  目の前で座っていた小さい子連れの夫婦の女性が立ち上がると臨月間近見たいなお腹だ  こんな状態で海水浴に来るとは信じられないと同行者は言う  向こうの山の上に古代ティラ遺跡があるが時間がなく見に行けない

ホテルお勧めのギリシャタベルナコントンキで夕食  サントリーニサラダ、ラムスブラキ、ビール、ワイン0.5リットルで17.4+1.6euro(2290円)  19時20分に入りファーバ、スブラキ盛り合わせスペシャルを注文したがまだ時刻が早く出来ない

見晴らしのよいペトロス会議場前で夕日を見る  ここからの夕日も綺麗だ  ホテル近くのダナヴィラカフェで休憩  ダナヴィラはサントリーニで泊まりたい宿だったが高くてやめた  電線と三日月、金星、?星が五線譜と音符に見える

アクロティリ遺跡の案内板 ブータリワイナリー カマリビーチ 五線譜の三日月、金星、?星
アクロティリ遺跡の
案内板
ブータリワイナリー カマリビーチ 五線譜の三日月、金星、?星

6月13日    木曜日  快晴

朝食時見慣れない男の人がいる  ここのオーナーでアテネでビジネスコンサルタントをしていて夏だけ奥さんがここへ来て営業しているのだそうだ

チェックアウト時荷物はどこへ置くかと聞くので事務所横においてほしいといい空港へのトランスポーテーションサービスを15時30分に予約して出かける

ブルードルフィンズオーナー ブルードルフィンズ入口
ブルードルフィンズ
オーナー
ブルードルフィンズ入口

フィラの考古学博物館、大聖堂を見た後テオトコプールー広場のインターネット時間貸し屋へ行く  カフェでなくインターネットに接続したPCの時間貸しだけの店 で広場に2軒ある  旅行資料を入れた封筒をなくしてしまいロドス島の宿の情報が分からなくなったのでインターネットで調べるのに15分借りた  料金2euro  プリント2枚0.6euro  自分のウェブサイトを見ると日本語で表示される  フォントが少し汚い

15時15分ブルードルフィンズ前で写真を撮り門扉を開けようとするが締まっていて開かない  部屋へ行ってみても開かないし誰もいない  門扉は掛け金を開けて入ることが出来たが事務室の隣には荷物が置いてない  前でタクシーを待っているらしいアメリカ人夫婦に聞くと男性のほうが電話をかけたり一緒に探してくれるがどうにも分からない  荷物は後で送ってもらうことにして飛行機で出発すべきか考えたころ男性がスーツケースを持ってきてくれた  マスターキーを見つけて私たちの泊まっていた部屋を開けたら置いてあったそうだ  お礼の言葉がうまく出てこずただサンキューサンキューを繰り返すのみ  ちょうど来たトランスポーテーションサービスの車で一緒に空港へ向かう  料金9+1euro

同行者の航空券の綴り順序がロドス-アテネがサントリーニ-イラクリオンより前になっていたのでチェックイン時気をつけていたら 案の定ロドス-アテネの券を切り取ったので指摘する  気がつかなかったら大トラブルになるとこだった  オリンピック航空料金59.23euro(7126円)  17時00分発  クレタ島イラクリオン着17時45分