ロドス

6月19日    水曜日  快晴

空港ビルの外に出るともう真っ暗だ  タクシー乗り場へ行くと人がずらーっと並んでいる  係員がロドスシティなど町の名前を叫んでいる  同じ町へ行く人を乗り合わせにしているのだ  状況が分からないので心細いがロドスシティといっている車へ行き若い男女二人と一緒に乗る  30分くらい走って二人はニューシティのホテルで降りた  その後しばらく走りオールドシティの城壁から入ったところに柵があり番人がいる  運転手が何か言うと柵が開けられて中へ入っていく  石畳の道をしばらく行くと運転手がここだという  ペンションミノスの前だ  22時30分着

ここはインターネットで探して予約した  http://www.minospension.com/  1泊40euro(4850円) 朝食はついていない  シャワーとトイレは共同だ

ミノスで聞いたレストランYiannisへ行く  グリークサラダ、ラムチョップ、豆、ビール2、トニックウォーターで19.35+0.65euro(2430円)  あまりおいしくなかった  ペンション帰着00時15分

6月20日    木曜日  快晴

昨日は遅かったが5時に目が覚める  ここは屋上からの見晴らしがよいので出て日の出を見る  目の前のトルコの山から朝日が出てくる  再び寝てから7時30分に起きてペンションの周りを散歩  薪を使ってパンを焼くパン屋を発見  オリ-ブ入りのパンを買う

ペンションの屋上で朝食をとる  10euro(1210円)  フレッシュオレンジジュース、ヨーグルト、パン  屋上からオールドシティ、海、トルコがよく見える

目の前に見えるトルコへ行きたくなり1人で情報を集めに観光案内所、旅行会社へ行く  帰ってから昼寝

ペンションミノスから 薪で焼くパン屋 ペンションの屋上から
ペンションミノスから 薪で焼くパン屋 ペンションの屋上から

15時25分ペンション発  トルコ行きの船の切符を買おうとニューマーケットの旅行会社へ行くと閉まっている  まだ昼休みのようだ

旧港のマンドラキ港へ行く  港入口の塔の上に鹿の像がある  昔ここに巨像が立っていて世界の七不思議の一つだったそうだ  ここにもトルコ行きのツァーの案内所がある  ここからはまずギリシャのシミ島へ行きそこから向かいのトルコの町へ行き ロドス港の使用税がないので安いのだそうだ  ただトルコ滞在の時間が短い

オールドシティへ入ってすぐのところにある騎士の宮殿へ行く  入場料6euro(727円)  去年行ったマルタにもあった十字軍の宮殿だ  よその島から待ってきたモザイクが沢山ある

ニューマーケットの旅行会社へ戻るのが面倒で近くの旅行会社へ入り6月22日のトルコ行きの船を予約  33euro(4000円)  朝に聞いた旅行会社より少し高い  おまけに現金払いだが仕方がない  トルコへの日帰り旅行は1日前に予約しなければならないのだそうだ

宿のほうへ帰ろうとピタゴラ通りを歩いていると雰囲気のよいタベルナKostasがあった  お父さんが料理を作り息子さんが給仕をしている  煮野菜、イカフライ、タラモ、ビール、ワイン1/2、メタクサで20.69+1.31euro(2670円)  おいしくて雰囲気、サービスが良い

マンドラキ港入口 騎士宮殿のモザイク 騎士宮殿の中庭 Kostasのオナー親子
マンドラキ港入口 騎士宮殿のモザイク 騎士宮殿の中庭 Kostasのオーナー親子

6月21日    金曜日  快晴

5時35分起床  同行者と日の出を見る  7時05分出発  同じペンションに泊まっていた女性3人組と一緒になる  ポルトガルに留学している日本人2人と中国人だ  ギリシャを観光してきてこれから船でトルコのマルマリスへ行くとのこと  明日私たちが行く所だ

リンドス行きのバスまで時間があるので旧港の突堤にある風車へ行く  メジナのような魚を釣ってさばいている人がいてしばらく見る  出てくるはらわたを狙って何匹も猫が集まってきてちょいちょいと手を出すのが面白い

8時30分発のバスでリンドスへ行く  路線バスだと思っていたが観光バスのような車体のバスが来た  バス代3.2euro(388円)  9時40分リンドス着  同行者の希望でロバに乗ってアクロポリス遺跡へ上がる  ロバ4euro(485円)  遺跡入場料6euro(728円)  来るときのバスはすいていたが遺跡には人が多い  修復工事中なのでしばらくすると様子が変わるだろう  アクロポリス入口に船のレリーフがある

下の町中にあるタベルナDionysosで昼食  ブロッコリスープ、グリークサラダ、ギロ、ビール、フレッシュオレンジジュースで16.2euro(1950円)  屋上で町の景色を眺めながら食べることができる  アクロポリスから降りる途中にはレースを広げて売っている女性が多くいる  坂道の道路にはモザイクがあり店の中もモザイク模様だ

リンドス 船のレリーフ 店の中のモザイク
リンドス 船のレリーフ 店の中のモザイク

14時ごろ発のバスでロドスシティに帰る  15時25分ペンションに帰り昼寝  コインランドリーを見つけズボンなどを洗濯  普通は終わるまで見ていなければならないと思うが担当の女性が乾燥までしてくれるという  洗濯物を機械に入れて昨日も行ったタベルナKostasへ行く  煮野菜、ブドウの葉つつみ煮、黒鯛(26.41euro/kg)、 ビール、ウーゾで27.58+2.42euro(3640円)  21時20分ごろコインランドリーへ行くと洗濯物を乾燥して袋に入れてくれていた  4.5euro(540円)

6月22日    土曜日  快晴

5時00分起床  今日はトルコへ1日観光の日だ  6時25分ペンション発  乗船場へ行くが早すぎて誰もいない  7時過ぎに旅行会社でもらったバウチャーから乗船券への交換(チェックイン)が始まった  この時出港税28euro(3400円)を払う  受取った乗船券には一番上にOWと書いてある  受取ったときはなんとも思わなかったがしばらくしてから券を見てOWはone-way(片道切符)のような気がしてきた  窓口へ行って聞くとone-wayだった  往復券と交換してもらう  バウチャーはわたしているから気がつかなかったら帰りに大トラブルになるとこだった  7時45分乗船  しかし出港予定時刻の8時00分になってもまだ人が続々乗ろうと歩いてくる  8時35分ようやく出航

船がトルコに近づいても山ばかりで建物がない  岬を回って湾内へ入っていくときれいなリゾート地が現れた  見たことがないほど多くのヨットが係留されている  マルマリスは今まで聞いたことがなかったが非常に大きなリゾート地である  9時45分マルマリス港着  建物を出たところにバスが何台も待っている  乗船券の番号を見てバスに案内される  ここで気がついた  これはロドスからマルマリスへの日帰りツァーなのだ  それで旅行会社によって少し料金が違うのだ  ガイドが乗ってきてバスに乗らず自由にしてもよいと言っていて何人か降りていった  言っていることが正確には分からないので乗っていることにする  港は町の東にありバスはまず町の西のリゾート海岸へ行く  雰囲気はまったくヨーロッパのリゾート地である  その後お決まりの貴金属店へ行ってしばらく見てまわる  11時ごろ町の中心部でおろされ15時30分まで自由行動だ

絨毯屋があり若い女性が二人店先で手で糸を織り込んでいる  上半身裸のにいちゃんがいろいろ説明してくれる  私たちは買う意思がないといってもあきらめずつきまとう  海岸べりはずっとレストランが続いている  レストランの裏通りに入り料理をしている人にお勧め品を聞いてそこに入る  Deniz Cafe  ミートボール、ビール、トルコティー、アイスクリームで12250000トルコリラ  店の換算でユーロで払う  9euro(1091円)

マルマリス海岸 絨毯屋の宣伝担当 裏通り カフェにて
マルマリス海岸 絨毯屋の宣伝担当 裏通り カフェにて

同行者が髪を切りたいというので床屋へ行く  10euro(1210円)  終わって10euroわたしたらチップといって2euroとられる  日本人の客は初めてだそうだ  商店街では通りにテレビを出して人が集まっている  今日はワールドカップサッカーの準々決勝トルコvsセネガルの放送があるのだ

城博物館へ行き入ろうとしたらeuroでは払えない  仕方がないので10euroをトルコリラに交換  10euro=1455万トルコリラ  数字が大きくて実感がない  レストランのメニューには下3桁が省略して書いてある  城博物館入場料200万トルコリラ  サッカーが始まっていて受付の人はトルコがチャンスを逃がすと大きな声をあげている

海軍の制服を着た東洋人3人に出会い声をかけると中国海軍の人だった  世界一周の途中だそうだ

サッカーの後半が始まったころ15時50分バス発車  港のパスポートコントロールの人たちもサッカーに夢中でろくにパスポートを見もせず 勝手に通ってくれとのことだ  16時25分出航  ロドス帰着18時30分

ロドスシティへ来たときあった旧市内へ車が入るのを止める車止めがあった  旧市内は住人の車かタクシーしか入れないのだ

ペンションの近くに鍛冶屋があり店の前に飾るものを作っている  トルコ系だそうで看板にムスターファといかにもトルコのような名前が書いてある

床屋 ワールドカップ直前 サッカーに夢中 オールドシティの車止め 鍛冶屋の親子
床屋 ワールドカップ直前 サッカーに夢中 オールドシティの車止め 鍛冶屋の親子

3日連続でタベルナKostasへ行く  煮野菜、ブドウ葉包み煮、ソール(白身魚)、ビール、白ワイン1/2、ヨーグルトで20euro(2430円)

6月23日    日曜日  快晴

9時50分チェックアウト  荷物を預けて旧市内見物  ロドスでホテルの候補だったS.Nikolis を見に行く
とても綺麗なホテルで同行者はぜひ泊まりたかったと残念がっている  2泊くらいすればよかった  1泊80euroからだというが私たちの格好がみすぼらしいので本当の値段を言わなかったかもしれない

時計塔に上がると旧市内が一望できる  7euro(849円)飲み物つき

12時05分タクシーで空港へ行く  11+1euro(1455円)  12時30分空港着    エージアンエアラインズ料金は75.23euro(9130円)  14時00分離陸  14時50分アテネ着