バルセロナ着20時30分、空港からアパートオーナーへ到着の電話をする、今日から泊まるのはホテルではなくアパートなので担当者は常駐せず客が来るごとに アパートで待っているのだ。
タクシーの運転手は地理が分からないらしく地図を何回も見ている、ようやく着いて€50札を渡すとメーターは€35だが釣りを渡さずに発車しようとする。 そんな気がしたのでドアを閉めずに釣りを要求して€15取り返す。 アパートオーナーが入り口に立っていて問題があるのか問いかけてくれる。
オーナー女性からアパートのドアと入り口の鍵をもらい使用の詳細の説明を受ける、いきなりこの辺りはスリと置き引きが多いから注意するように言われた。
アパートの支払い€552.67+28.80/7泊、€28.80はReservation Deposit、現金払いだと1%安くなる。
テレビを見ていたらいきなり私が映った。 空港の到着出口でカメラマンが数人赤い衣装の人たちを撮っていてそれが放映されているのだ。 この人たちは サッカー・マヨルカの選手たちでバルサとの試合でバルセロナに来たのだ。
アパートの入り口。 周りの家の入り口と同じようなものだ。 この二階が我々の入っているアパートだ。 他の階も同じオーナーのアパートのようである。
すぐ近くに小さな市場がある、ムール貝やジャガイモ、大根、ホウレンソウ、トマトなどの食材を買う、€17.15。
これもすぐ近くのバルLaBombetaで昼食をとる、タパス2、ビール、水で€22.00、タラ・玉ねぎ・トマトのタパがおいしかった。
この店は人気があってほとんど席がふさがっている。
昨日空港でアパートへ電話をかけたときメモ用紙を電話機のところへ置き忘れてしまったので取りに行く。
観光案内書を見てSantz駅から列車で行く、地下鉄Barceroneta駅からSantz広場駅へ行きそこからSantz駅まで歩いていく、地下鉄10回券€9.80。
Santz駅から空港T2ターミナルまで€3.80、30分に1本あり約20分で到着する。
着いたところはT2ターミナルで昨日着いたT1ターミナルへは巡回シャトルバスで行く。 昨日の電話のところへ行くがメモ用紙は捨てられてしまったのか無かった。
T1ターミナルの様子を見た後空港バスで市内へ戻る、終点はカタルーニャ広場だ、バス代€5.90。
広場にある観光案内所でシティマップを買う、無料かと思ったら€1.00だ。
今日4/6 22時からバルサとマヨルカのゲームがあってチケットを売っているようだ、開始時刻が22時とはびっくりだ。
カタルーニャ広場から歩いてアパートまで帰り、お腹が空いているのですぐ夕食を食べに出る。 すぐ前の大通りにあるレストランTipaへ入る、ビール、グラスワイン、 海の盛り合わせ、ミックスサラダで€40.65+1.35。
隣でビールを飲んで大声で騒いでいるグループがある、ヨーロッパのレストランで大声で騒ぐ人はほとんど見かけないのでどこから来たか聞いたらドイツ、アメリカ、カナダなど いろいろな国の人だった、何の会だのだろうか。
ATM、VISAカードで€300キャッシング。
グラナダのホテルLosJelonimosでは洗面ボウルの栓がなくて洗濯ができず洗濯物がたまっていた。 午前中に洗濯をする。
地図を見るとランブラス通りは歩いていける距離なので歩く。 コロンブスの像の前の広場で蚤の市をやっている。
ランブラス通りに入るとすぐパーフォーマーがガリレオに扮していてかわいい女の子が望遠鏡をのぞいている。
すぐ近くの蝋人形博物館の切符売り場の横に座っているおじさんは本物の人間そっくりだ。
また多くの似顔絵かきが店を開いている。
ミロ美術館へ行こうと歩きかけたらインド人?の行列に出会った、何の行事だったのかな聞けばよかった。
ミロ美術館の開館時間は日曜日は14時30分までだと分かったので行き先をサグラダファミリアに変更する。
サンツ駅から地下鉄でサグラダファミリアへ行く。 トイレへ行きたくなったので横のカフェへ入りアイスを頼む、€2.95。
15時05分入場券を買うのに行列ができていたが10分もしないうちに買うことができた、入場券シニアで€16.00。
正面入り口上部の彫刻は角ばっている。
天井の形が他の教会と全く違って樹木で支えているような形だ。
生誕のファサード側のエレベーターに並んで3回ほど変わって乗ることができた、上からバルセロナの市街が良く見える。
裏側の受難のファサードの彫刻は丸みを帯びている。
彫刻がどんな場面のものかを説明する図だ。
地下に教会があって赤ちゃんの洗礼らしきことをやっている。 外に出てみると地下教会は有料領域外だ。 地下教会へ行ってみると洗礼式は終わって家族が帰るところだ。
しばらくするとミサが始まった。
教会表の表示を見るとカタルーニャ語とスペイン語で別の時間にミサをやっているようだ。 見学したのは18時30分からのカタルーニャ語のミサだ。
夕食は昨日市場で買った材料で自炊する。 ムール貝白ワイン煮、野菜スープに付け合せはジャガイモ、ほうれん草、大根、トマトだ。 食材代は全部で€23.79。
市場で鶏肉、野菜、ソーセージを買う、€8.15。 市場向かいのパン屋でパン、ケーキを買う€8.10。
パン屋の女性二人が言葉は通じないが愛想よく応対してくれた。
12時過ぎに出て海岸べりを散歩する。
バルセロナにも貸自転車システムがあり自転車が置いてあるサイトが沢山ある。 しかし「bicing バルセロナ」で検索してみると観光客が使うのは難しそうだ。
テーブルを4人で囲んでゲームをやっている、最初麻雀かと思ったがパイの形から見るとドミノのようだ。
港からモンジュイックへ行くテレフェリックに乗ろうと行ったらエレベーターが故障だ。 地下鉄バルセロネータ駅からグエル公園へ行く。
公園に一番近そうなLesseps駅で降りて見当を付けて歩いていく、西南のところへ上がると展望台に人が上り下りして眺めている。
広場から北の方へ上がっていくとバイオリンとギターの演奏をやっていた、周りの石に反響しているためか非常にきれいな音である。 売っているCDを購入、 €7.00+3.00。 家で聞いたら音がバルセロナでよりも貧弱だった、ディスクがCD-Rなので自分らで録音・焼き付けしたのだろう。 チューリッヒでもらったCDはプレスした CD-ROMだったので専門家が録音・プレスしたようで音がきれいだ。
ここも藤の花が真っ盛りだ、日本(近畿)よりも1ヶ月くらい早いようだ。
広場のモザイクベンチで休んでいると日本人らしいカップルがいた、話しかけると新婚旅行でサッカーのバルサを見に来たとのこと、4/6のマヨルカ戦を見たそうだ。 カンプノウ球技場の近くのホテルを取ったのでゲーム終了が12時近く遅くても問題なかったそうだ。
広場から下へ降りるとよく写真に出てくるモザイクのトカゲがあった、多くの人がここで写真を撮っている。
下の広い通りTravessera de Dalatに出て地下鉄Lesseps駅の方へ歩いていくと生ハム専門店があった。 好みのハムを切ってもらう方法もあるが スペイン語が分からないのですでに切って袋に詰めたあるものを買った、€6.00。
観光案内所によると近くにガウディのカサビセンスがあって見に行く。 ここは中へ入ることができないので外からの見学だけだ。
地下鉄Fonatana駅から地下鉄で帰る。
バルLaBombetaで夕食、ビール、グラス白ワイン、タパス2(タラ、チョリソ)で€19.50+0.50。
今日は奇岩で有名なモンセラへ行く。 7時40分に出発しEspana駅でカタルーニャ公営鉄道に乗る、切符は苦手の自動販売機だったが赤い服の人が助けてくれて買うことができた、 €10.75。 路線はR5でEspana駅発8時36分。
1時間ほどでロープウェー麓のAeri de Montserrat駅に着く。
いかにも古いロープウェイで上へ上がる。
来るときの電車で一緒の車両に乗っていたアジア人の夫妻と話をする。 夫さんは香港大学出身の言語学者でロンドンで言語学を教えているとのことだ。
そのうちに登山鉄道の列車が上がってきた、この列車はAeri駅の次のモニストロル駅から来るのだ、レールの真ん中にギアのあるラック鉄道だ。
少年合唱団の演奏の13時まで時間があり、ケーブルカーで上へ上がる、シニア運賃€7.60(往復)。
ケーブルカー終点の左に小高いところがあり登るとモンセラの全景が見える、北の方遠くに雪山が見える、ピレネーの山々だ。
13時の30分くらい前に修道院に入るともう満員だ、ようやく壁際に座る。 まず赤シャツの団体が出てきて歌う、女性もいるので少年合唱隊ではない。
次に白い着物を着た少年たちが出てきて歌う、先ほどの赤シャツよりも歌がうまいように思った。
次に黒シャツの白着少年たちより年上の人たちの合唱だ、あまり上手ではないように感じた、多分地元の人たちの合唱団だ。
午前には長い列だった黒いマリア拝観の列が短くなっていて並ぶ、マリアは右手に球を持っていてそこだけ触ることができる。
年齢が同じくらいの日本人夫婦と会い少し話をする、レンタカーを借りてポルトガルからフランス国境を越えたコリウールなど5,000km以上走ったそうだ。
昼食のためカフェテリアの方へ行く途中で露店があり土産物を売っている、「いちじく、いちじく」というので何かと思ったら干しイチジクのケーキだ、ここの名物のようで 日本への土産に買う。
帰りは登山鉄道のつもりで切符を入れたらはねられてしまった、バルセロナで切符売り場の人に行きはロープウェーで帰りは登山鉄道でといったのだが 通じなかったらしい。
ロープウェーを下りて電車の駅は行くと中国人夫妻にまた会った。 満員で最初は座ることができなかった。
4人の写真を前の女性に撮ってもらう、グラシアスと言うとユーアーウエルカムと返ってきた、なんとなくおかしくて皆で笑ってしまった。
疲れた、夕食なしで寝てしまう。
今日は同行者が疲れて1日寝ているという。 昼食を作る、煮物(肉、ジャガイモ、玉ねぎ、人参、パプリカ)。 ビールを飲んで昼寝する。
16時30分発、バルサスタジアムのカンプノウを見に行く。 スタジアムの中を見たかったが今日はヨーロッパチャンピオンリーグのパリサンジェルマンとのゲームがあり 入場券を持っている人でないと入ることができない。
売店へは入ることができた、サッカーだけではなくバスケットボールのチームもあってユニフォームや他の用具なども売っている。
ファンの人たちはもう売店の周りに集まっていて酒を飲んだのか大騒ぎしている。
スタジアムの外にも露店の売店が沢山ありペナントなどを売っている。
地下鉄バルセロネータ駅まで帰ってきてすぐ近くに列車のフランサ駅があるのに気付いた。 行ってみるとパリ・オーステリッツ駅行きの寝台列車が出発するところだった。
昼食の残りに鶏胸肉、パプリカ、トマトを入れて炊いたものを夕食とする。
TVでバルサチャンネルがあったのでサンジェルマン戦を見ようとしたが放送がない、見たい人はカンプノウへ行けということだな。
同行者は今日も気分が悪いので外出しないという。
食器洗いしていたら皿を落として割ってしまった、アパートの備品なので弁償しなければならない、アパートオーナー宛に問い合わせのメールを送る。
10時45分発、一人で市内観光へ行く。 まずガウディのカサ・ミラへ行くと中へ入る人たちがずらーっと並んでいて入るのをやめる。
カサ・ミラからカサ・バトリョの方へ歩いていると道端のテーブルに見覚えのある人が座っている、あっモンセラで会った日本人夫妻だ。
レンタカーでポルトガルのロカ岬からフランスのスペイン国境の町コリウールのバルで貧乏時代の有名画家の絵が多く飾ってあるのを見た話を聞く。
カサバトリョも前を通っただけだ。
ランブラス通りに大きな市場があった、ボケリア市場だ、宿の近くの市場の10倍くらい大きい感じだ。
ランブラス通りのパフォーマーはガリレオだけでなく他に3人いる。
昼に宿へ帰って卵焼きを作り昼食とする。
ビールを飲んで昼寝する。
16時30分発、港からテレフェリックに乗りモンジュイックの丘へ行く、テレフェリック料金€11.00。。
モンジュイックの丘のテレフェリックで丘の上へ上がる、€10.30、こちらのテレフェリックはがらがらだった。
モンジュイック城の周りには韓国人の団体が沢山いる、バルセロナでは日本人の団体はサグラダファミリアで会っただけだが、韓国人、中国人の団体は沢山出会った。
地下鉄10回券の最後を使ってモンジュイック公園から地下ケーブルカーでParal-lel-バルセロネータと帰った。
残っていた食材を全部使って夕食を作る。 コップを一つ割ってしまった。
今日は帰国日だ、5時起床。
割った食器を弁償しようと思うがメールの返事が来ない、勝手に食器代として€20.00を置いていく。
空港まで行くのに最初は地下鉄-カタルーニャ広場から空港バスと思ったが、重い荷物を持って移動するのが面倒なのでタクシーにする、宿すぐ近くのホアン・デ・ボルボ通りで すぐタクシーをつかまえることができた、空港まで€35.00。
11時10分バルセロナ発、乗った便はKLMの便名だが飛行機にはTransavia.comと書いてある、KLM子会社のLCCだ、でも機内乗務員はKLMの制服だ。 去年フィレンツェからパリへの飛行機も エールフランス便名だったが飛行機はCityJetだったな。
アムステルダムからは正規のKLMの飛行機だ、座席は最後尾2列席の62A,Bだ。 追加料金\3,040。
関西空港着08時00分、駅へ行ったら淡路島の地震のため列車は不通だ、南海電車は不通の理由を丁寧に説明しているがJRは不通というだけだ。 同行者が昔の国鉄の体質だと文句を言う。
仕方がないのでバスで大阪まで行く、バス代\1,500。