関西空港 → パリ

３月１８日 木曜日    晴(関西空港）
曇り(パリ）

8時30分自宅発、10時40分関西空港着。 エールフランスのサイトからインターネットチェックイン済みで席を決めていて荷物を預けるだけだ。 席は一番後ろの48。 今回もパスポートコントロールの自動化ゲートを利用したが通常ゲートも空いていたので通過は早くはなかった。

16時50分（時差+8時間）パリCDG空港着。 EU以外の入国審査係員があきれたことに一人しかいないので長い列ができている、 20分以上かかってようやく入国した。

RERでパリ市内まで行こうと思っていたので駅まで歩く、遠い!、案内に従っていけばいいので迷いはしないがとにかく遠い、 20分くらい歩いた気がした。 最初に見つけたATMで現金を引き出せなかったので、切符の自動販売機でクレジットカードを使ったが、 手間取ってしまい後ろに長い列ができてしまった。 パリ市内まで€8.50(1,110円）。 他のATMを探して300€引き出し。

18時10分CDG空港発、車内はゴミだらけでタバコを吸っている人もいてあまり良い雰囲気ではない。 19時北駅着。 ここからタクシーで 予約したカラーデザインホテルへ行く、チップ込みで€15(1,960円）。 このホテルは名前のとおり各階が違った色になっていて、今までパリで泊まったホテルと違って、部屋の色も作りもモダンなタイプだ。 眠くてたまらないので20時ごろ就寝。

３月１９日  金曜日    晴れのち曇り

4時ごろ目が覚めてその後寝ることができない。 そのまま起床して荷物などを整理する。 ノートPCと無線アダプターを持ってきたので、WI-Fi接続の IDとパスワードをフロントデスクで聞いて接続しようとするが接続できない。 IDなどの入力画面が出ないのだ、バッファローの無線LANアダプターだが 付属ソフトでは暗号化方法を決めるのだがそれが分からない。 フロントデスクに聞いても分からないのでギブアップ。

朝食は宿泊料金と別で12€(1,570円）。 食べに行ったがろくに食べたいものがないので明日からは食べないことにする。

レイルパスを持っているがTGVに乗るので3/23の列車予約にリヨン駅へ行く。 3/23はストライキの予定なので予約できないとのこと。 他に行く方法がないか聞こうと旅行会社を探すが見つからない。 駅で聞いた場所が分からないし、通りがかりの人は英語を話さないのだ。 仕方がないのでホテルへ帰って聞くことにする。

ホテルの人が3/23のパリ-ジュネーブ航空券を探してくれたが、€212くらいの格安ではパリCDG発が6時台で早すぎる、スイスエアーなどは€800くらいで 高すぎる。 結局3/23の列車での移動予定を3/22に変更する。

予約のため再びリヨン駅へ戻る途中に、以前NHKの 「世界ふれあい街歩き」で見た廃線跡の高架道路があり上がって散歩する。

再びリヨン駅で長い列に並び3/22の列車を予約。 ドイツ国鉄のサイトで検索の結果TGVでローザンヌへ行きMaltigny経由でシャモニへ 行くつもりだったが、満員ということでBellegarde経由になる。 予約料€3(390円）。 ユーレイルパスのバリデートを頼むが乗車当日の3/22でないと できないとのこと、また並ばなければならない。 今回並んでいるときも多くの人が並んでいるのに係員が休み時間なのか減ってしまい30分以上かかった。 CDG空港のパスポートコントロールやリヨン駅の係員の態度を見ていると、フランスは観光立国というのは嘘だな、観光客を大事にする考えが 無いとしか考えられない。

リヨン駅前のTavern Karlsblauで昼食、エビ9匹、蒸し野菜、ビール、グラスワインで€41.2（5,400円）。

ホテル近くのスーパーモノプリで夕食用の惣菜を買う、 €12.72(1,670円）。 Colorホテルで3/22の予約を取消ししシャモニの Richmondホテルの予約を依頼したら親切にもやってくれた。

３月２０日  土曜日    雨のち曇り

ホテルロビーにあるPC（マック）で来ているメールをチェック、 メールはGmailに転送しているので読むことも送ることもできる。 マックで日本語表示はできるので 読むのは良いが、日本語入力はできないのだ。 仕方ないので返事を英語で送る、 キーボードの配置が少しいつものと違うのでとまどった。

9時ホテルを出てバスティーユ広場のほうへ歩きだしたらアリグル通りに露天市場がありさっそく見物だ。 アリグル広場の前に固定市場があり中を見る、 日本の市場より 種類が多く、はだかで置いてありkg単位の値段が付けてある。

歩いた方角がバスティーユ広場と違っていてリヨン駅に着いてしまった。 地下鉄の窓口でカルネ（10回券）を購入、11.80€。 まずピカソ美術館へ行くことにしてSt.Paul駅まで行きそこから歩いていく。

ピカソ美術館前に行くが開いていない、休日のはずはないがなぜ開いていないのか分からない。 St.Paul駅まで戻りSt.Paul寺院の 中をのぞくと子供の学芸会みたいなのをやっていたのでしばらく見学する。 おなかが空いたので人が並んでいる鶏のから揚げの店で手羽元と ジャガイモを買い昼食とする。

駅のすぐ近くに自転車が並んでいる、この前日本の新聞に出ていたレンタル自転車のようだ。

St.Paul駅からLaMuette駅まで行きマルモッタン美術館へ行く、入場料€9。 モネの作品が初期から晩年まであって作風が変わって いくのが良く分かる。 モネが好きな人には必見の美術館である。晩年の作品は私には絵具を塗りたくっているようにしか見えないが、 同行者は印象がそうなのでそれが良いのだと言う。

同行者の要望により凱旋門へ行く、パリはもう5,6回来ているが凱旋門へ上がるのは初めてだ。 入場料€9。 小高い所にあるためパリ市街が 良く見える。

凱旋門からコンコルド広場のほうへシャンゼリゼ通りを歩いて行く、グランパレで人が並んでいるので行ってみるとターナー展だ。 同行者はターナーは大好きなので翌日行くことにする。

案内本に出ていたバスティーユ広場近くのブラッスリーボファンジェ（Bofinger)で夕食。 定食（パテ、スズキ、リンゴパイ）€30.50、ニシン、 オニオンスープ、ビール（1664）0.5L、白ワイン0.25Lで €59.60（7,800円）。 料理がみんな美味しくパテが濃厚な味で特においしかった、 ビールの1664（銘柄名）もおいしいビールだ。

隣のテーブルで胸にO2のTシャツを着た大男たちが20人くらい大騒ぎしている。 ヨーロッパのレストランで集団で大騒ぎをするなんて初めて見た。 後日TVのスポーツニュースを見ていたらO2シャツの選手がラグビーをやっていた、騒いでいた人たちは中年以上だったので選手ではないと思うが 応援団だったのだろうか。

３月２１日  日曜日    曇りのち晴れ

同行者が案内所で見つけたエッフェル塔近くのquaiBranly博物館へ行く。 セーヌ川沿いを歩いて行くとホームレスの人たちの小屋が並んでいる。

博物館を出てからすぐ近くのエッフェル塔へ行く、まだ一度も上がったことが無いのだが列が長いので今回もすぐあきらめた。 鉄砲を持った兵士が二人連れで歩いている、 テロの警戒だろうか、でも若い女性と談笑しているからあまり危険を予想していないようだ。

カラーホテル推薦のレストランがリヨン駅近くにあるそうなので探したが見つからなかった。 カラーホテルの近くで レストランを探してうろうろし、客が多く入っていたleSquareTroussaeauに入る。 同行者が食べたいと言っていたアーティチョークを注文する。 食べるところが少なくあまりおいしくない、今の季節の物なので季節感を味わうだけのように感じた。

３月２２日  月曜日    晴れ/曇り

シャモニへの移動日だ、4時30分に起きて荷物の整理をして出発準備をする。 列車の時間まで余裕があるので8時前からホテルの近くを散歩、 一昨日開いていた露天市や 市場は閉まっている、月曜日が休みだとのこと。 この前行った廃線跡の道路の端まで行く、 バスティーユ広場の近くまである。

10時ごろホテル発、世話になったのでレセプションの人にチップ€10あげる。 リヨン駅まで歩いて行けないことはないがタクシーを使う€15.。

また20分くらい並んでユーレイルパスのバリデーションをしてもらう。 駅の売店で昼食用のサンドイッチ購入、€8.90。 リヨン駅発11時10分のTGVに乗車、ジュネーブ行きだ。 ユーレイルパス1日目使用。

パリ(TGV)-Bellegarde(バス)-St.Gervais(狭軌電車)-シャモニモンブランと真ん中が電車ではなくバスになっている。Bellegarde着が 20分くらい遅れて心配したが問題なくバスに乗車できた。