仕事日記●○●12月
小文字青〈佐山さん〉小文字赤〈管理人〉※小タイトルは管理人がつけています。


12月1日(日)松田昌 水戸
打ち上げ場所がなんと”パレット”。自由が丘(但@水戸)でのライブ後に打ち上げて、伝兵衛デュオを約したまま果たせないでいるところで松田昌のピアニカともりあがりデュオを先にやってしまった。こわれたクラリネットの間奏をいちいち昌さんにとってもらうのはとてもいい。おもて芸にしてもいいほどの良さなんである。

12月2日(月)瀬木貴将recording 溜池・東芝3st
瀬木ががんばってストリングアレンジをぼくにやらせてくれた(4422)。良い出来にもなったが、篠崎ストリングスはその絶妙の音程感と独特のメランコリィ。埋まっているスケジュールの中から1時間だひねりだしてきてくれたとの由。

12月3日(火)松田昌 名古屋・厚生年金
ヤマハCF。このコンサートグランドの代名詞がいまとなっては懐かしの名器のイメージになってしまう。それ程ここのところのCF3がいきおいよく台数を伸ばし、評判もいいということである。エッジの立った音は今風だが、むかしのCFの丸さ、まろやかさを愛する声も高い、、、などと調律師と話す打ち上げは鍋。どうぞどうぞいいお席へと鍋の真ん前に座ったら皆によそう係になるのであった。

(サヤマニア@名古屋)が名古屋での佐山まわりの人々をコメディにしたてた小文は笑えた。乗り遅れそうになった新幹線で読む内にちょっとした乾きの癒えた感じがした。ということは、乾いてたってこと?ごはんを食べてからそれまでの空腹に気付くってことはあるもんね。

12月4日(水)瀬木貴将NW 北九州
ベ−ゼンドルファーの新品。4万台のシリアル番号にハイフンがついて168となってる。左手側の外枠内側にも168。意味不明。さすがに気持のイイ音とレスポンス。ゆうべヤマハの人達がベ−ゼンドルファーの衰退について話す中、それでもぼくは好き、と主張していたご褒美のよう。リハと再調律の後客入れまでゴルドベルク通し弾きにチャレンジするが途中閊えて果たせず25番の途中で退場。悔し+気持ち悪し。

12月5日(木)小川モコFM番組”MO COOL JAZZ”
ぼくの思い出の曲をかけながら佐山雅弘ヒストリィを語るというものだった。聞く人はおもしろいかしらん。モコちゃんとは初対面でいきなり9時間飲みした意気投合経緯もあり、本番も勿論だがブースに入る前の世間話が愉。
take 5-A trains/M's
you look good to me/oscar peterson, we get requests
in your quiet place/gary burton and keith jarret
bird like/sbatotto
pin tuck/PONTA BOX1st
joy spring/M's
放送は年末か年始。
※番組および放送局は「ニュース」ページにて。

12月6日(金)ジテキン”ダイアナ牧師の大穴”観
面白かった。役者連中と言うのはすごいもんだ。複雑なハーモニーもこなしていた。ヘンデルのハレルヤ(歌詞は飯島早苗の芝居用書き下ろし)くらいは覚えてきっちり歌うのである。

和田誠、ハワイ帰り時差ぼけ中の阿川佐和子と飲むが日本酒5杯でダウン。

12月7日(土)堀井勝美
土岐英史/ss,cla..........................久し振り。話に花。早間美紀嬢のことなど。
田代/gi.......こちらも久しぶり。一時島田裕子さんのショーを一緒にしてた人。
鳴瀬喜博/bass....... こちらは毎度。
桑野聖/vln
番組名わからず。川鵜のはなしらしいが、、、。

伝兵衛 和歌山
00 オーバーチュア/次につながる3分間
01 川添いの帰り道
02 恋のスコア
MC
03 湘南 rainy days
04 椰子の葉陰で
MC
05 次の音
06 paradice cafe
07 またしてもhigh way pf,vln
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08 あしたは帰ろう
09 いつものズブロッカ
MC
10 夢はいつも
11 大きな古時計
MC
12 あと一杯
13 moonlight,starlight
MC
14 窓の景色
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MC
15  wesが聴こえる
16 永遠と呼べるのは
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雀荘のエッチャン
このまえの都城の寸前に決まった4/2ブルースアレイの伊太地山弦楽団を想定してのライブ、都城に次いで二度目。曲順もいいみたいだが今日はオーバーチュアの原案がまとまり期待濃厚。

12月8日(日)伝兵衛 洲本
ふぐ、はげ、なまこ。

12月9日(月)南佳孝 横浜・モーションブルー
12月10日(火)南佳孝 横浜・モーションブルー
12月11日(水)南佳孝 横浜・モーションブルー

12月12日(木)オレセッション+ゲスト 静岡・グランシップ
村田陽一(Tb)・川井郁子(Vln)・M's(マサちゃんズ)
m1-1 sophisticated lady.................................................................Pf solo
m1-2 creoptra's dream/anthony's screme..................M's
m1-3 joy apring......................................................................M's
m1-4 satin doll.................................................M's +村田陽一
m1-5 so what.................................................................M's +村田陽一
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m2-1 blue monk........................................................Pf solo
m2-2 タイスの瞑想曲.......................................Vlin + Pf
m2-3 チャルダ−シュ...............................................................Vlin + Pf
m2-4 round midnight............................................................M's +村田陽一+川井郁子
m2-5 take 5-A trains..........................................................M's +村田陽一
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encore floatin' time..............................................................M's

12月13日(金)セッション 札幌・くう
熊谷望(Bass)・館山けんじ(Dr)
just friends
moose the mooche
in a mellow tone
have you heard?/、、初。メセニーの名曲。ケルトなムードがとてもよい。
tutu、、、初
world wide word/熊谷オリジナル
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take a walk/michael brecker、、、初
actual proof/herbie hancock、、、初
tell me a bedtime story/herbie hancock
got a match?/chick corea
jitter bug walts/fats waller、、、初
confirmation/charlie parker
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floatin' time(solo)
前乗りの行き掛けの駄賃セッションで気軽に飲みながら、、、なんて思ってたらふたりの意気込みと選曲にふんどしを締め直してマジ勉強バージョン。初物多く愉。
熊谷君はハンコック好き青年。初体験はロックイットだという。面白い。どこから入っても、その後を辿り、過去を訪ねて共有する世界へ到達することである。

12月14日(土)松田昌 札幌・道新ホール
松田昌、札幌に向かう千歳駅のホームで2分しかないと慌ててイカメシ780円を買ってとび乗った。透明なプラスティックに”いかめし”780円と大々的に書いてあるがセロテープでグルグル巻にしてあって容易に開かない。カッターを使ってやっと中身にたどりついてみると見本だった。

松本淳一が弟子にしろというので何をすればいいのかと聞くと、弟子であると思って良いと(松本へ)言ってくれればいいというので弟子にした。ピアノコンチェルトを一緒に作る事を約す。

12月15日(日)松田昌 旭川・公会堂
松田昌が札幌時代に営業に来たと言うスナック(と言う割には広い、120くらいのキャパ)で打ち上げ。ヤマハの先生達によるゴスペルグループもいて大いに盛り上がる。

12月16日(月)黒葛野敦司 六本木・サテンド−ル
店は都内のジャズクラブとはいえ、黒葛野敦司41歳のアルバムデビューコンサートである。メンバーも気合いを入れてあげなければいけなかろうに、立飛と達治がリハに2時間近く遅れるというのはなんとも気の毒ってもんだ。
さすがにCDデビューともなると気合いが違う、というより覚悟が腹の中一段深くなるのだろう、黒葛野の演奏もよく、バンドもしっかりしていたし、バリトン奏者という風格がなんとなく出るのが不思議といえば不思議である。

12月17日(火)遊機械アラカルト観
面白い!何年も前から知っているのに来なかったのが悔やまれる。陰山泰の唄と踊りがすごかった。

12月18日(水)松田昌 千葉
千葉ヤマハの小林さん(註;男性)は本当に松田昌を愛しているのだなぁ、という打ち上げだった。

12月19日(木)寺井尚子 原宿・クエストホール
スタインウエイD504,???
北川弘幸(Bass)・中沢剛(Dr)・舞台監督;丸山
マネージャー;永田さん・プロデューサ−;ミサキさん

12月20日(金)M's(マサちゃんズ) NHKスタジオパーク
creopatra's dream/anthony's scream
winter wonderland
take 5-A trains
遅刻もせず和気藹々と進行して良。豊田プロデューサ−に感謝。4月初旬にPONTA BOXで出演した折に昔馴染みなのが判明。その直後からM's(マサちゃんズ)についてメールのやりとりをしての今日の運び。プロモーションはじっくりと速攻というところか。

M's(マサちゃんズ)韮山時代劇場
佐山出て挨拶と呼び込み
m1。creopatra's dream/anthony's scream
m2.。floatin' time
MC 1〜2解説。1は代表的なスタンダード、2はオリジナル。感じは違うがともにジャズ。じゃぁジャズって何?ジャズミュージシャンがやるから?バンド編成?アドリブ?人それぞれ!自由そのもの。自由って何?という問いかけがジャズ!というわけでジャズ〜っていう曲を、、、
m3。joy spring
MC ところでジャズってどうなっているのだろう?ハーモニー、リズム、フェイク、アドリブなど解説してジャズにアレンジしたクリスマスチューンを、、、
m4。winter wonderland
MC 大坂昌彦アレンジの、、、でした。ドラムとベースにおけるジャズの特徴を二人に語ってもらいましょう、、、、、大坂〜小井MC〜おしんの話で曲紹介
m5。swingin' on a star
MC ジャズの料理法、テンションコード、リズムアレンジ、メロディフェイク、アドリブ〜韮山町歌の料理法。
m6。韮山町歌
m7。take 5-A trains
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encore; it's only a paper moon

大坂昌彦引っ越し騒動。

12月21日(土)ソロ w/瀬木貴将 岡山音協クリスマスディナーショー
チボリ公園内のコンベンションルームで260人の音協会員によるビュッフェ形式のディナーの後の演奏会。演奏曲に悩んだが瀬木と相談してオリジナル中心にして正解。メニューのサービスより演奏内容重視。あたりまえのことがレパートリィの広さが災いして中々出来ずにいる。演奏を、といわれたらやるのは自作、ただしご要望があればいかようにでも、、、というのが当面のおとしどころか、、、。つっぱってもしょうがないし、揉み手のようなプログラムも主催者の本位ではなかろうから。
美人女子アナが司会。これはラクである。モリタケイコという岡山NHK-TVで月金17時台の帯を持ってる人だそうで打ち上げでも強力ノリがよく楽しかった。

12月22日(日)瀬木貴将 船橋
和室楽屋にやられた。弛んでしまって丁度温泉に入ってしまった後の演奏のようになってしまった。受けは良く、会舘の人の様子も次につながる感じで良。

12月23日(月)ソロ+α 熊本

糸井重里”海馬”読。
勇気づけられた。
1。脳は疲れない。
2。海馬は増える。
3。一つ要素を増やせば無数の新要素を獲得する事になる。
4。脳は ”べき成長”する(2>4>8>)ので凡人と天才の差より天才とそれ以上の天才の差のほうが激しい。つまりシロウトとプロの差より、ちゃんとしたプロとさぼってるプロの差の方が大きい。

12月24日(火)小林道夫”ゴルドベルク変奏曲”聴。

12月25日(水)瀬木貴将 京都・サカミ
ジャ−パンファン:二胡
サンポーニャソロ
floatin' time (piano solo)
graciar
adios
oriental
pantanal
睡蓮(ジャー曲) 3人
???(服部曲) 3人
コンドルは飛んでゆく 3人
賽馬 3人
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have yourself a merry little christmas
ジャーさんと13年振りの共演である。その間に彼の名前を何度となく色んな人から聞く度に知り合いであること、とても素晴らしい演奏家であること、ぜひ再共演したいことなどを語っていたものだ。
さる女性プロモータ−(の真似事であったのかも知れぬ)の周旋で東北2ケ所と横浜、計3回だけの本番だったがとても充実し、相互に尊敬を深めた。最終日の横浜の楽屋でスタッフたちに”もっと聴衆になじみのある曲を”と言われ、そういうことはままあるし、よきサジェスチョンである場合もおおいのだが、その時は短いながらも濃い出会いとその最終日で二人とも気合いの入っている所に水を差された感じでぼくの方がきつめの拒否をしてしまったのだった。それもいい思い出であるといえればいいが、それ以来13年ご一緒出来なかったことと関係なければよいが、、、というのが正直なところ。

12月26日(木) duke aces サンモール
メドレー特集で大変!灘本先生来たりて大いに語る。NYの映画館の上映プロデューサ−、ブルース氏と和田さんとサイレント映画その他楽しいお喋りby english。話題が古今の映画についてではあるが、和田さんは固有名詞と年号などの数字をすぐ理解出来ていて羨。その2つはリスニングの2大難関なのである。

12月28日(土)セッション 富士見台・インF

12月30日(月)M's(マサちゃんズ) 三田・三田クラブ

12月31日(火)M's(マサちゃんズ) 名古屋・スターアイズ
01 Creopatra's Dream/Anthony's Theme
02 floatin' time
MC 佐山
03 Joy Spring
04 girl talk
MC大坂
05 blue in green
06 fine rouge
07 daddy blue
MC 小井
08 before dark after dark
MC 佐山
09 It Might As Well Be Spring
10 setembro
11 Take 5 A-Trains
予備--------------------------------------
12 Swingin' On A Star
13 the first cry
p-bop
shirty
黒田(Dr)、木俣(Pf)、吉岡(Bass)、浜崎(Ts)
 

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