仕事日記●○●9月
小文字青〈佐山さん〉小文字赤〈管理人〉※小タイトルは管理人がつけています。


9月1日(日) 月猫えほん音楽会 砺波文化センター
ヘリオスのももチャン(男性)が段どってくれてホールのベーゼンドルファーインペリアルで2時間弾き込み。会場のsteinwayD型40万番台はナオちゃん(男性)の師匠が主治医のすぐれもの。

9月2日(月) ルースrecording/PONTA BOXリハ

9月3日(火) 三井住友銀行CM編曲(Pf w/4Strings)+録音
六本木山来ズスタジオ
steinway C型351930はその昔久石譲さんが選んだピアノだそうで買って間もなく饗版が割れたという。こわい。

M's(マサちゃんズ) 三田クラブ
3回の各ステージを持ち回りプロデュース。面白い。人の曲順、人のMCは意外と音楽に集中出来てよい。この方式は今後も採用。

9月4日(水) 栃窪打ち合わせ
クラッシックピアニスト小川典子さん、話しやすくていい人。アイデアも抜群。

PONTA BOXリハ
TOKUの新譜かっこいい。

9月5日(木) 黒葛野敦司+クリスティ 六本木・サテンド−ル
小井政都志(Bass)・岩瀬立飛(Dr)
1st Stage●

donna lee
I remember Tong Sheng
broom stick
---
alfie
chuckies's in love
what's a kiss
masquerade
smile
2nd Stage●

dragon fly
jam shot
夜空のムコウ
sicily
---
amazing grace
mona lisa
pain flow
yesterday
sukiyaki
encore●
he was beautiful

9月6日(金) PONTA BOX+YM+TOKU+寺井尚子/solid brass 仙台

9月7日(土) JB session 目黒・ブルースアレイ
永井ホトケ隆(vo)・青木智人(bass)・鶴谷智生(ds)・稲葉マサヒロ(gi)・フラッシュ金子(ts)・
フッシー小林(tp)・タケガミヨシナリ(as)・佐久間イサム(tp)・ノムラヒロユキ(tb)

9月8日(日) 松田昌 北上
市民文化センターは岩手でももっとも古い会舘で来年には取り壊されると言う。惜しいことだ。たしかに古くはあるがとてもいい響きと近代的なホールにはない、いい雰囲気の会場だった。1600席満員は立派。松田昌のこどもあしらいのうまさにびっくり。

9月9日(月) 一戸ブラスバンド指導
有志のあつまりだというが全員女生徒。手加減しないアレンジをよくさらっていてくれて嬉。それにしても指導には向いてない。

9月10日(火) デュークエイセスリハ 大久保労音会舘
大阪より南先輩来る。ちょいと飲む。指の独立がよくなったといわれ嬉。

マリカ 新宿・J
小井政都志(Bass)・田中ヒロシ(Drums)
遊びに来た歌手
アライマサヨ:but not for me, don't mean a thing
ヤマザキタカシ:but not for me

9月11日(水) 黒葛野敦司recording 八王子日本工科大学
小井政都志(bass)・岩瀬立飛(dr)・横山達治(per)
tsuzulues
I remember tong-sheng
bloom stick
クラウンのプロデューサーだった荻野さん、サンヨ−ホールコンサートがシリーズであった頃の調律師池田さん、懐かしい人と会う。教鞭をとるという選択?

9月12日(木) 黒葛野敦司recording 八王子日本工科大学
夜空のムコウ 黒葛野の7サックスに立飛の3ドラム。圧巻。アレンジは青柳誠。
donna lee
???(blues)

白石光隆ピアノリサイタル聴。
東京文化会舘小ホール
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ベートーベン6つのバガテル
シューベルトさすらい人幻想曲
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リスト葬送曲
ショスターコビチ24のプレリュードop34より 10,15,16,24,6,5
グラナドス嘆きまたはマハと夜鳴き鶯
     演奏会用アレグロ
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アンコール何曲かやって最後はembracable you ,
ガーシュインが表わしたかったのはこちらの音色だったかもしれぬとちと考えた。

9月13日(金) 小原孝リハ 高木クラビア

松田昌recording 一口坂スタジオ2st
”旅芸人”
中西俊博(Vln) 効果音のような遊びフレーズでも音程がしっかり良いのには舌を巻く。
水野正敏(Bass)
岡部洋一(Perc) ダビングで鞄ひっくり返しノイズを入れる等抜群の冴え。

9月14日(土) 伝兵衛+SQ 渋谷・NHK FM ナマ
里見紀子(1stVln)・岩田幸(2ndVln)・梶谷裕子(Vla)・冨田光恵(Vc)
ウエスが聴こえる....new arrenge なかなかよい。
夢はいつも
あと一杯

9月15日(日) ルースrecording 四谷フリースタジオ
do you know what it mean to miss New Orleans?
please send me someone to love
kappa
心がいっぱい
a house is not a home
奥田エンジニア頑張っていいピアノの音にしてくれた。調律も念入りだった様子。ルースの声は歌の内容をこえて哀愁がある。僕の音は曲に関わりなく明るいみたい。

9月16日(月) 小原孝 岡山
1st Stage●
ファリャ/火祭のおどり(小原孝ソロ)
モーツァルト/K331 C Major
/ジャズプレリュード
/ブギプレリュード
ラベル/ボレロ
2nd Stage●

floatin' time 佐山雅弘ソロ
大きな古時計(小原唄)
ジャニーズメドレー
リスト/ラカンパネラ
encore●

りんご追い分け〜川の流れのように
リムスキーコルサコフ/熊ん蜂の飛行

ことし大学を出たビクター新入社員で大阪営業所の菊地くんは四国の松山、高知、広島あたりをまわっているらしい。やる気のアル若者でこういう時にちゃんと顔を出してくれる(休日にもかかわらず)のは嬉。

9月17日(火) 伝兵衛 賀茂村
山林の持ち主、エイジさんが一部自ら切り開いていい感じの寄り合い場所を作った。そこへピアノを持ち込んでライブ。丸焼きまではいかないがあのクルクルまわしながら炙り焼く牛と豚それぞれ大〜きなブロック。月もおぼろに13夜、とは気持良し。

9月18日(水) 伝兵衛 津山・アムス
10時から1時間の個人レッスンを5人(!)へとへと。

9月19日(木) 伝兵衛 神戸・T2楽屋
震災後初だから7年ぶり?

9月20日(金) 南滝美子 大阪・ラグタイム
たこやき Guitar....ディランセカンドの初代ギタリストだったのを初めて知った。本名はまだ知らない。セッションの相性がとてもよい。当然友人としても居心地がよい。これでいいのだ。
桑名正博来。川に浮かぶ舟の飲み所に連れられ歌う。
その後ダルマ−ドにて弦楽新曲あわせる。

9月21日(土) ジャズ絵本 河口湖...のはずが会社更生法でキャンセル。
休みができて嬉。がなにがどういう理屈でこうなるかはわからん。わからんくていいのだ。なにがどうなって仕事が成立しているのかがそもそも判らんのであるからして、、、。

9月22日(日) 南佳孝 鎌倉
会場はなんとプリンスホテルだった。今後は土地名だけでなく、どんな所で演奏するのか、ある程度前もって知っていてもいいかもしれん。

9月23日(月) 松田昌 町田ぱるるプラザ
Stage●
アンダルシア
春待人
旅芸人
floatin' time
bluesette
take 5 A-trains
じゃんけん即興

30周年マサメドレー

encore●

love goes marting on
夢の如し
200となん十人という狭めのホールでもsold out は気持よい。recordingを通じて各曲とも落着きが出てきたようである。

六本木アルフィーにて真田広之受勲お祝いパーティ
和田誠...
発起人。イイ感じで演出。
宇崎竜堂...発起人。久しぶりだが、信用出来る兄貴という印象はかわらない。加山雄三の”夜空の星”をミディアムスイングで。いかしてた。Tpうまい!
翻訳の?...発起人。蜷川チーム。
岸田今日子...知り合って10年以上になるのに顔同じ。女優はこわい。
小泉今日子...ダブルキョンキョンで写真をとったら僕の顔が3倍くらい。
松たかこ...5連譜の合い言葉で使わせてもらってますとの初対面の挨拶はまずかった。
関口...キネマ旬報編集長。下働き時代からの落ち着いた物言いは変わらず素敵。誰かに似てるんだが特定できない。よくある濃いめの顔なのだとは本人の弁。
金田...関口とコンビだったのだが今はカレー屋でバイトしてる。”真夜中までができるまで”の我々のインタビューコーナーをテープからおこした編集術はみごとだった。
熊谷さん...真夜中までの撮影。この人の顔を見るとバディのトイレへの通路が屋上へ、そして夜空へと連想の限りなくひろがる入り口に変わる魔法の照明を思い出す。
熊谷美由起...おなじ熊谷でもこちらはず〜っと喋りっぱなしの酔っ払い、と思ってたら若くして未亡人になって3人だかの子供達を育て続けている立派なお母さんだと言うのでたまにはめを外して飲みましょうと微笑ましき気持。急な判断下しせず、こちらは正解。
高泉淳子...歌でセッションできる数少ない女優。honey succle rose(渋い選曲!)など3曲ほど歌う。そののち美由起ちゃんとず〜〜っと話し込んでいた。
TOKUの事務所の社長...”お気に入りの〜”の店に連れていってくれた人。それって恩人?
ハウスバンドに守山紘二クインテットがそろった。こういうところも真田氏の引きの強さか。
道下和彦...gi
小井政都志...bass
井上功一...dr
黒葛野敦司...応援sax.遅刻しながらもラウンドミッドナイトのテーマ明けで吹きながら登場。映画みたいなおいしいとこどり。
TOKU...静岡のコンサートをおえて駆けつけ。チャップリンの”スマイル”が絶品。
五十嵐一生...風邪で寝込んで欠席してたが一曲だけでもと駆けつけ。えらい!
上野尊子...高平さんのときもハウスボーカル役。扱い、ポジションなど四の五のいわずに平然とすごく上手い歌をさらりと歌っちゃう所が大好き。英国の勲章だというのでイエスタデイを引き出したらいきなり主役の真田氏がもりあがっちゃって、尊子さんをプロンプターに登場してしまったのがこの日のた〜〜〜のしいパーティの始まりだった。

9月24日(火) 堀井勝美 むしまる録音 ”ハムスターの悲劇”
梶原順(Gi)・鳴瀬喜博(Bass)・石川雅春(Ds)
”朝は子供が起きろって言うし
夜は大人が寝るなって言うし
これで結構ストレスなんです
楽しそうにはしてなきゃならないし”
この歌詞ってハムスターじゃなくて堀井君のことである。

DUO w/井上淑彦 横浜・ドルフィー
1st Stage●
all of you
speak low...サビを夜千でやってしまった。
my one and only love
memory of tommorrow
you don't know what love is...井上の長いイントロが圧巻。
2nd Stage●

lush life...絶品
everything happen to me...このあたりからやっとペースがつかめてきたっていうのがひさびさ(ある種。場合によって、また人によってはあるべき姿としての)ジャズらしい展開。
giant steps
body and soul
love goes marting on
encore●
someday my prince will come

ジャズファンクラブを主宰しているという渋谷さん来。小西徹さん(ぼくが初めて手に入れたグランドピアノ、ヤマハG-5を譲ってくれた人。故人)の録音を集めてCDをだしているという。田中信正と森下滋のピアノデュオをお茶の水のスタインウエイで開催したとか。うらやましい。
インテルサットのタカさん来。一泊だけの新婚旅行。つつましくも微笑まし。

9月25日(水) JとB 目黒・ブルースアレイ
梶原順・浅野祥之
1st Stage●

new chatanugua
drizzle
come together
smiling
field of dreams
ぐるぐるべろべろば〜
どうですかね〜
2nd Stage●

pollen shower
soup of the day(ここから参加)
tag
hound dog
みあげてごらん夜の星を
from dusk till dawn
before your birthday
encore●

proud of you(JとB)
key to the highway

9月26日(木) 小原孝 神戸・松方ホール
すばらしいひびき。スタインウエイの同時期製造2台。メーカー違いを2〜3台取り揃えているホールもあり、それはそれで楽しいが、こちらのスタイルの方が合理的ではなかろうか。

9月27日(金) 小原孝 名古屋・白川ホール
と思ったら今日はスタインDとベ−ゼンインペリアル。どちらにするかと問われたので高い方というとおなじだそうだ。リストゆかりのベ−ゼンで小原君にカンパネラをリクエスト。ピアノに潜ってきいたら凄かった。
きのうも夢心地だったけどここは残響の音量音質ともにすばらしく調律さんに無理をいってしばらく弾かせてもらった。その後ピアノ庫のヤマハ(これもまたイイ感じで弾き込まれていて良い響きなのだ)でバッハのおけいこ。うむ、充実。今日で小原孝とのデュオは今シーズンおわり。なのに彼は明日の九州昼公演にむけて今夜のうちに岡山まで移動。打ち上げ無しとはさみしいかぎり。

9月28日(土) 瀬木貴将Duo
Stage●
pueblo
floatin' time
graciar
adios
dulce
el condor pasa
impro
madera
奇想天外
last wind
encore●
illusion

9月29日(日) 伝兵衛 岡山・モグラ
里見紀子(1stVln)・岩田幸(2ndVln)・梶谷裕子(Vla)・蒲谷克典(Vc)
1st Stage●

永遠と呼べるのは ソロ
湘南rainy blues w/里見紀子
いつものズブロッカ w/里見/佐山
椰子の葉陰で w/佐山
hymn for nobody /全員
恋のスコア
2nd Stage●

夢はいつも
paradice cafe
あと一杯
次の音
大きな古時計
川沿いの帰り道
encore●
Wesが聴こえる
想像をはるかに超えるよさ。これは今までになかった音楽ではなかろうか。
大谷亮介、原田宗典氏と来、嬉。アエも元気そうで嬉。

9月30日(月) 伝兵衛 名古屋・スターアイズ
2日目にしてすでに音楽の中身まで把握して自信を持って各パートが弾く。
それぞれ上手な人である+演目がクラシック程のツメを要求しないなどの要素は大きいものの、ツアーに出てつづけてそれも人前で演奏することがいかによい結果を生むかということ。recordingはツアーのあとに行うべし。
 

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