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北上市のみどころ(4)(樺山遺跡その2)
みちのく民俗村のさらに南へ向かうと、縄文前〜後期の遺跡である樺山遺跡があります。
配石遺構の他に住居址も発掘されており、これも復原展示されていました。



樺山遺跡(つづき)


ここは丘のほぼてっぺんにあたるところ。こんなの作ってすごいや、維持するの大変ね、と思いながら見てる歩兵配石遺構群のさらに一段上の丘の住居跡には竪穴住居が復原されている。萱葺きで復原されているが、一戸町の御所野遺跡のように土屋根だった可能性は無いのだろうか。これらの住居跡の床下からは幼児を埋葬したらしい甕棺墓も3基発見されている。また、この集落跡からは縄文前期末の岩手県では最大級の土偶も発見されている。

遺跡の東奥にある土まんじゅう。甕棺墓の位置を示しているらしい。まるでタコ焼き

ちょっと不思議な景色になっております。甕棺墓の実際の姿は、こういう土まんじゅうでよかったのかな?同じく甕棺墓群。円丘が新しくてきれい過ぎて変な感じ。

南側には水田が広がっている。配石遺構は秋田県の大湯環状列石などが有名だが、ここは初めから集落跡とセットで発見された点が特色である。空にはトンボが飛びかい、眼下には田んぼ…。夏の東北の風景でした
江釣子古墳群からもう一度→→


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