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熊堂古墳群(花巻市)その4
花巻南I.C.の西方にある古墳群です。
熊野神社境内がA地点、旧上中小学校(現在工場敷地)がB地点、神社西400mの宅地付近がC地点、神社の西がD地点となります。

 

熊堂古墳群A−8号墳

 
調査前の写真では石碑類がぎっしりと並んでます

東からの境内古墳群全景(再掲)。左から8、9、10、11号墳。ここで見えている範囲には元は石碑群や建物などがあって古墳は表面に見えていなかった。
 
この左側が社殿、右側がA−6号墳東から見たA−8号墳。墳丘は調査後の復原。
 
北から。この古墳は周堀も無くなるほどかなり削平された状態で主体部の底面とそのまわりの石積のみが検出された。調査前はここに石碑が置かれていたようです
 

 

熊堂古墳群A−9号墳

 
きれい過ぎるように見えてしまうのは作りものと知ってるからでしょうか…南東から。9、10、11号墳と北北西方向にほぼ一直線に並ぶ。やはり墳丘は復原。
 
東から。これも8号墳と同様、主体部を囲む石と仕切り石のみが検出され周堀も残されていなかった。境内を整地した際に取り除かれたもよう
 

 

熊堂古墳群A−10号墳

 
平成元年の調査で発見されました。草地だったらしい…東から。墳丘は復原。元は境内の掃き溜めだった所のゴミを剥いだら集石が出てきたため初めて検出された。
 
南から。主体部は仕切り石のある川原石積で公開されている4号墳同様のもの。水晶玉や鉄片などわずながら遺物も出ている。周堀は検出に至らなかった。墳丘の向こうに見えるのは県道花巻大曲線
 

 

熊堂古墳群A−11号墳

 
こちら側には掃き溜めやトイレなどがあったみたいです北東から。元は単なる平らな草地だった。やはりわずかに表土を除くと集石が見られたので調査が進められたのであった。
 
北から。遺物は土器片が少量出土した。周堀が検出されており、全体の規模が推定できる。調査の後こうしたかたちで保存されているのは貴重といえます
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