![]() | 長野県 将軍塚古墳群 その1(更埴市) |
森将軍塚古墳の周囲に並ぶ小円墳群。 推定築造順は2→13→9→10→8→5→3→4→15→6→7→14→12となります。 |
![]() | 西から。森将軍塚古墳のある尾根の東端にある。この先は採石による崖で、崩落のおそれがあるため全面調査された。現在も見学者の安全のためにフェンスが設置されている。径20mと円墳群中では最大である。頂部と裾に埴輪列を持つ。土器・玉類などの遺物が出ている。 |
説明板。この図だと2号墳の東にあった円墳もうっすら描かれている。主体部は組合式箱形石棺で、男女1体ずつ計2体が埋葬されていたらしい。埴輪・須恵器などから小古墳群中で最初期の5世紀中頃の築造と推定されている。 | ![]() |
![]() | 北西から。現状の墳丘は調査後に整備されたもので、きれいな截頭円錐形をしている。 |
説明板の調査当時の写真。墳頂に主体部土壙が見える。その手前墳裾の下が陸橋部で、2列の配石も見える。その左手には焼け跡を伴う土壙、右手には土器を置いた集石がふたつあり、こちらを正面として何らかの祭祀が行われていたらしい。 | ![]() |
![]() | 2号墳から将軍塚方向。林を抜けかけた所に6号墳がある。痩せた尾根の背であることがわかる。この部分はトレンチ調査でも古墳の存在が確認されず、なぜか空白地帯になっている。 |
2号墳から歴史公園に下る道。急で滑りやすいので年配の方などは避けた方が良いかもしれない。 | ![]() |