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姫宮神社古墳群(宮代町)その2
東武伊勢崎線姫宮駅の北方、姫宮神社の境内にある古墳群。
埴輪などの散布物から3基が確認されています。



姫宮神社2号墳


ぜんぜん、塚にはなってません。ほとんど高さは感じられないし…南から見た姫宮神社拝殿。拝殿の背後の本殿は1mほど高くなっており、古墳の上に建っているものと考えられている。径5mとされるが、現状では古墳には見えない。

南東から。奥の本殿の基礎部分が古墳らしいが、コンクリートの土留めに覆われてしまっている。本殿は覆屋に守られた形になっている。最近リフォームされたばかりらしく、戸板などが真新しい。神社にありがちな石室材を利用した敷石や石碑など、古墳の痕跡を思わせるものも周囲には見られない。まだ新しい本殿正面と覆屋。本殿前の石灯籠も数年前に来たときにはなかった気がします

ロン毛の狛犬さん。かなり筋肉質です。阿像のほうはなにやら欧風の顔立ち拝殿前のマッシュルームカット風の髪型の狛犬。境内には他にも素朴な文字の伊勢講の敷石奉納記念碑など庶民感覚の遺物が残存している。


姫宮神社3号墳


こちらはまったく墳丘はなし。「姫宮集会所」とくろぐろとした墨文字の看板がよい感じです南から。姫宮神社境内参道を50mほど入った脇にある集会所付近。このあたりから形象埴輪、円筒埴輪の破片が採集され、墳丘は消失したが古墳であると考えられている。

北東から。現状では全く古墳の痕跡は見られない。この群のパターンから類推すると、集会所になる以前から何らかの神社の建物が置かれていたのではないかとも考えられる。境内は細長いので、集会所の裏は小道を隔ててすぐ民家です
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