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黒田古墳群(花園町)その3
黒田古墳群のうち、関越自動車道の東側を見てみます。
こちらは住宅が並ぶ地域で、西側とはちょっと違う雰囲気。



黒田18号墳?


黒田の大刀形埴輪は、器物形埴輪の例としてよく紹介されてるヤツです。さて、古墳の痕跡はあるのか…?花園インターチェンジの東側付近。県内で関越自動車道に踏まれた古墳は数多いが、ここでも17・20・21号墳が消滅している。17号墳からは良好な大刀形埴輪が出土し、県指定文化財となった。この道の左側付近に18号墳の痕跡があることになっている。
 
付近に盛りあがった所(写真中央付近)が見られたが、これが18号墳かは確認はできなかった。車の向こう側あたりが確かに盛り上がってるんですが、違うかもなあ…
 

黒田19号墳


生えてる樹木はかなりりっぱなものです南東から。12号墳から関越道をくぐって北東に350mほどの所にある15mの円墳。このあたりでは珍しく神社化している。
 
南側正面。資料では完存ということになっていたが、神社化による改造が著しい模様。きれいな石積みの土留め。お社も小さいけどきれいにされてました
 
右側面(道路側)は石の土留めなし。向こう側は小さな畑地で、左側はすぐ民家です墳丘東面。かなり削られているようである。こちら側を除いた他の面にはすべて石垣の土留めが設けられている。黒田古墳群で墳丘がはっきり残っているものはこの19号墳と2・12・16号墳の4基のみである。
次は物見塚古墳→→


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