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黒田古墳群(花園町)その1
あまり残っていない花園の古墳の中で、町の史跡に指定されている2古墳があるのがここ。
花園インター至近の畑の中にあります。



黒田1号墳跡?


手前にごろごろ散乱してる石は、たぶん消滅した古墳の石室材だったものでしょう2号墳のすぐ西にあった18mの円墳だが消滅。左上に見えているのは2号墳。付近には他にも円墳が多数あったが圃場整備等に伴い大部分が消滅し、墳丘を見ることができるのは4基になっている。調査された古墳の多くからは河原石乱石積みの袖無型横穴式石室が確認されている。出土物は武器(大刀・鉄鏃)、馬具(轡・壷鐙)、須恵器(高杯・提瓶)、装身具(耳環・玉類)、埴輪(人物・大刀)など多岐にわたっている。
 

黒田2号墳


畑の真ん中にぽこりと残る古墳。ちゃんと説明板があります。手前右あたりが前方部やや北西より。41mの帆立貝形古墳とされるが、現状は削られた部分も多いようである。前方部をほぼ真西に向けている。周堀のある2段築成の古墳である。
 
墳頂より前方部を見る。墳丘には多くの葺石のような礫が見られるが、周辺の畑から出たものが集められた可能性がある。あ、ここにも石ころが。このへんを畑にするのは大変だったのではないかと推察されます
 
左端にちょっと見えてる建物はインターの料金所。つまり、140号が渋滞してるときにはこの古墳を見るチャンスがあるということですな南より。こうして見るとよく形が残っているように見えるが、墳丘に登ると盗掘跡らしきいびつな所が見られる。
 
北から。前方部の向こうに見えている木立は16号墳。墳裾に礫が集められているのがわかる。こっちから見るといい形ですね。夏にはとうもろこしの畝に囲まれた姿になったりします
 
古墳の向こうになにやら見えるのは、河川敷側にある石材屋さんの施設北東より。東側の後円部端が削れているのがわかる。左に見えているのはやはり16号墳。
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