埼玉イメージ=マップへ戻る埼玉県
坪井古墳群その3(熊谷市)
県立熊谷工業高校の南側にある古墳群。
消滅したものも多いようですが、なかなか味のある残り方をしています。



薬師堂古墳


No.95古墳のあたりから見ています。桜が咲いてるのが寺北東から見た東漸寺。境内に数基の古墳がある。臨済宗のお寺である。
 
山門前にはケヤキの巨木が二つ。天正年間の創建以来伽藍を維持していたのが明治初めに火災で消失したそうだ。なかなかりっぱなお寺です。国道140号線からひと筋入ったところ
 
それらしい塚は見当たりませんでした。すぐ隣に見える工場のところだったかも推定跡地付近。「薬師堂」という名があるが、その堂自体も見当たらない。25mの円墳だったが消滅。埴輪と横穴式石室を持つ古墳だったようだ。
 

坪井No.192古墳


山門を入って墓地の方を見るとこれが。街中の墓地だけに新旧取り混ぜてぎゅう詰めの状態西から。境内ではもっともはっきり残っている20mの円墳。墓地化により変形している。
 
墳丘上は僧侶の墓地になっている。出土物は特に伝えられていないようだ。そうとう昔からこの状態なのでしょうね。塚の際までぎっしりと墓石が
 
ちょっと心配な感じの土留め。昔の住職の墓石のシルエットが見えます元からの葺石を使っているのか後から造園時に加えられた石かは不明。
 

坪井No.261古墳


すてきに大きな桜の木が、まさに満開です。いいときに来たよなあ…16mの円墳で東漸寺内に一部残存ということになっているが…。
 
桜の根元がこんなことに。まさに西行法師か梶井基次郎状態(ちょっと違うか)。これだと思うんですけど、…ちょっとねえ。なんと言ってよいものやら?
次は石原古墳群(1)→→


一覧へもどるイメージ MAPへもどるイメージ 扉へもどるイメージ
一覧へもどる 埼玉マップへ 扉ページへ