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元阿保古墳群その2(神川町)
町の北部、国道254号線沿いにある古墳群。比較的多数が残っており観察も容易です。



No.52古墳


おー、すごい絵だ。梨園の中にぽこりと残る姿は実は254号からも見えなくはないんですが北東から。国道254号線と地方道上里鬼石線との交差点の北西の果樹園中にある15mの円墳。葺石のようなものに覆われている。
 
北東から。左がNo.52古墳。こんな状態なので仕事の邪魔だろうが残しておいてくれている果樹園のオーナーの厚意に感謝したい。右に隣接のNo.53古墳が見えている。たしかにジャマでしょうにねえ。梨の花や実に囲まれる姿も見てみようと思ってます
 

No.53古墳


はみ出る古墳。古墳だと知らない人にはヘンな景色に見えるでしょうねえ北東から。No.52古墳のすぐ西にある18mの円墳。やはり葺石っぽい感じ。こちらはかろうじて果樹園のネット外にある。
 

No.55古墳


たぶんこのへんです。地面が平らでないのがなんとなくアヤシイ元阿保稲荷神社の東150mあたりの規模不明の円墳。現状は完全に墓地となっていて古墳らしくは見えない。墓石に高低差が見られるのが墳丘の名残か。このすぐ北に10mの円墳のNo.54古墳があるはずだが発見できなかった。
 

元阿保稲荷神社古墳


おすべり付き古墳。美里町の羽黒神社古墳と並ぶ逸品(?)です北西から。元阿保稲荷神社の社殿を載せている25mの前方後円墳。しかし現状は円墳のように見え、「前方後円墳集成」にも記載されていないので情報が混乱している可能性もある。周囲は遊具のある児童公園になっており、古墳自身も造り付けのみごとな滑り台を持っているのが微笑ましい。
 
南から。神社入口には幕末の勤王の志士であった広川広平の生地として町史跡である旨の説明板がある。この北東すぐ隣にNo.56古墳があるが、密生した藪のため確認できなかった。生えてるのは桜のようですね。元阿保は「もとあぼ」と読みます
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