![]() | 埼玉県 諏訪山古墳群(3)(美里町) |
美里町東部の河輪神社周辺で見ることができる古墳です。 |
![]() | 境内では古墳が石碑や祠の基壇として利用されている。この古墳群の南側(写真右手)は金網を隔てて岡部町側がすぐゴルフ場になっていて、それに沿って道がついている。ゴルフ場の方を見てしまうとちょっと興醒め。 |
普通は南側斜面に古墳が多くありそうであるが、資料にも記載が無く、ゴルフ場造成によって消滅した古墳がどれほどあったかは不明であるが、現在クラブハウスになっている所に古墳があったことは明らかである。 | ![]() |
![]() | 年代的には5世紀中から後半と推定されるが、長坂・河輪の両聖天塚に続く有力首長の墓が群中にあるのかははっきりしていない。 |
ここの南西にある安光寺付近の現在関越道になっている所にもかつて木棺直葬の15mの方墳、粘土槨を持つ27mの円墳などが存在していたこともあり、あたりには比較的古めの古墳が集まっていたようだ。 | ![]() |
![]() | 東側から見た河輪神社古墳。墳頂には「八海神社 御嶽神社 三笠神社」と刻まれた石碑が建てられている。 |
河輪神社古墳上から見た社殿。けっこう高さがある。神社の正式名は「国史現在社河輪神社」で、創立年代は不詳だが、「三代実録」に記載されていると言う。境内の狛犬もアニメのキャラクター風のかわいらしいものである。交通の便は良くないが、境内の静かな独特の雰囲気を味わいにぜひ長坂聖天塚と共に訪問をおすすめする。 | ![]() |