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生野山古墳群その1(美里町)
美里町の北西端の生野山[namanoyama]は、児玉町との境が入り組んでいる地域ですが、現在そのほとんどがゴルフ場の敷地になっています。
ここでは、ゴルフ場の範囲外にあるもの(主に東側の熊谷地区)を中心に探索しました。



生野山古墳群


丘陵の東側は尾根が二股に分かれてます。小山川のこのあたりにはきれいな歩道ができました東から見た生野山丘陵。手前を流れるのは小山川。生野山の周囲は児玉町だが、尾根部など一部が美里町の飛地になっている。現在丘陵上は広範囲にわたりゴルフ場になっている。古墳以外の遺跡も多数あったはずであるが、当時は古墳を調査するので精一杯で、未調査のまま消滅したものも多いと言う。ゴルフ場内にあるものは観察困難だが、丘陵東端の熊谷集落内に残存しているものもいくつかある。
 
分布図の元になった地形図が古いため現在と道路の付き方が異なり、各古墳の同定がほとんどできなかった。これは熊谷集落の西端近くのシイタケ栽培場の傍らにあったもの。分布図が合っているとすれば31号墳あたりである。ちょうどシイタケの種を木につける作業をされてるようでした
 
民家の裏手。これは谷の方からもよく見えてたのですが…後日分布図と新しい地形図を重ね合わせて確認を試みたが、記載と実際に歩いて見えたものとがどうも一致しない。分布図では古墳が無いはずの範囲にも墳丘らしきものが散見された。これもそうしたものの一つで、民家裏の斜面にあったもの。よく見ると小さな石祠がある。
 
集落北側にある牧場西側の斜面にもいくつか墳丘が見られた。ゴルフ場になってしまった部分もかつてはこのような様子だったことだろう。日当たりのよい斜面にぽこぽこと。5〜6基は見えてますね
 
ほとんどが10〜20m級の大きさのもののように見えました同じく牧場西側の緩斜面の端にあったもの。道路に面している。
 
上の写真と同じ古墳を少し離れて見た様子。群集墳内の円墳としては標準的。道路っぱたです。このすぐ手前に牛が…
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