![]() | 埼玉県 羽黒山古墳群その1(美里町) |
遺跡の森公園から国道254号線を隔てた南側の丘の上にあります。 丘に登ると意外に眺望が開けるのも面白く、公園から足を伸ばすだけの価値はあるでしょう。 |
![]() | 南西より。羽黒神社のすぐ東にある。径15mの円墳であるが、少し変形が見られる。標高100m余りの独立丘陵上にある古墳群で、ほとんど360度の眺望がきき、いつ訪れても気持ちの良い場所である。 |
東から見た13号墳。突き当たりが羽黒神社で、境内に2基の円墳がある。右は遺跡の森公園方面。周囲は現在麦が植えられたりしているが、本来桑畑だったようである。現代の技術をもってしてもこの丘陵上を灌漑するのは容易ではなく、おのずと作物も限定されるようだ。ましてや古墳時代においては墳墓を作る以外に利用価値は少なかったと思われる。 | ![]() |
![]() | 13号墳と同じ道沿いのすぐ東にある。周堀も確認され、径24mと測られている。 |
このように今も明瞭に葺石を見ることができる。埴輪も出土しており、それらの検討から、この古墳群は6世紀後半の築造と推定されている。 | ![]() |
![]() | 最近、笹藪が刈り払われ、墳形を見やすくなった。13号墳同様、盗掘の結果かとも思われる変形が見られる。 |
![]() | 5号墳の南側の丘陵端近くにある。径10mの小さな円墳。この時はまわりは桑畑だった。 |
同じ古墳であるが、近年笹が伸びて別物のように見える。桑が撤去されて、更地になっていた。背景は円良田湖・陣見山方面の山並み。遺跡の森公園から陣見山あるいは鐘撞堂山山頂までの日帰り往復ハイキングもできなくはない。 | ![]() |