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道灌山古墳(美里町)
美里町遺跡の森公園の北方は広々とした平地ですが、ここにも古墳がいくつかあります。



道灌山古墳


夏の道灌山。かなり茂ってます。養鶏場は現在は休止中のようです西側より。県道本庄寄居線を北上し、志戸川を越えて王子製袋の工場の南側の道を少し西に入り、勝丸稲荷神社古墳を右に見て進んだ左にある。
 
同じく西側より。現在は草木が茂り、特に夏場には墳丘を見極めにくい。40mと大きめの円墳で、土師器が出ている。右に見えるのは南に隣接する養鶏場。踏み込めそうで踏み込めません。墳裾あたりは不法投棄のゴミがざくざく
 
昔の写真と違うのは近くの民家の密度ぐらいかな。まわりが平らで開けているのがよくわかりますね古い写真だとこのように樹木も少なかったらしい。周囲の畔を見ると、周堀の幅や形が反映されているようでもある。
 
北側から見た冬の姿。上の写真で1本だけ残っている木が今もあることがわかる。大きさの割に低い感じ。東京日暮里にも道灌山があるが、ここがなぜ道灌山なのかは不明。各所にある「稲荷」が載った古墳が「とうか」「おとうか」「とうかん」と呼ばれるのと同様、もとは稲荷社があったか、勝丸稲荷が近いためかもしれない。低地の古墳には沈んだり埋没したりしているものがあるけど、これはどうなんだろう
 
遠目に見るぶんにはゴミも目立ちません。青い建物は畑の散水用施設らしい西からの遠景。道の真正面が勝丸稲荷神社古墳、右が道灌山古墳。この付近の低地は、南から八幡塚古墳(消滅)、志渡川古墳(40m・消滅)、道灌山古墳(40m)、勝丸稲荷神社古墳(30m)、堂山古墳(50m・半壊現存)と比較的大型の円墳が南北ほぼ一直線上に連なっていて意味ありげである。
次は勝丸稲荷神社古墳→→


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