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大仏古墳群その3(美里町)
とにかくたくさんあった美里町の古墳。
神社古墳になっているものは高率で残っているようですが、寺の敷地内のものはなかなか微妙です。



大仏10号墳


墓地のはずれ。なにやら地面のようすがへんです永明寺境内には4基古墳があることになっており、南側に3基が東西に一直線に並んでいた。現状は墓地拡張のためか、南側が整地中のような状態で、墳丘は残されていなかった。この写真は3基のうち中央にあった10号墳があったと思われるあたりである。
 

大仏11号墳


上の写真の左側あたりを見てます。妙に礫がいっぱいある…永明寺境内の東南端の現状。いたる所礫があるが、古墳に伴うものかは不明。11号墳は15mの円墳で、3基中最大であった。
 
東側から見ると石室らしきものが開口しているのが見られた。地下式石室かもしれない。この奥に9・10号墳があったようだが、9号墳のあった場所はすでに墓地になっていた。神社に比較して、寺院は現代でも墓地造成など動きが盛んで、境内に古墳があったとしても消滅していることが多いようである。むむ、あの穴は……?
 

大仏13号墳


なかなかすごい整形ぶり。墓地の一角の基壇になってます東側の様子。9mの円墳であるが、墓地化されて、原形は残されていない。墳丘に真新しい法篋印塔がある。
 
西側の様子。だいぶ昔にすでに墓地化されたので削られずに残されたものと思われる。ちょっとこちら側の土留めが中途半端のようです
 
こっちは見事な石積の土留め。お地蔵さまはこの右手南西から見た様子。この寺の正式名は「心鏡山 永明寺」で、明治時代に寺出入りの庭師の夢枕に立ったことで境内の土中から掘り出されたと伝えられる正直地蔵がある。
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