![]() | 埼玉県 太田部古墳群その7(吉田町) |
群馬県と境を接する町北端の集落・太田部にある古墳群。 探索行2回目にしてたどり着いた、標高900m近い山腹の古墳です。 |
![]() | 南から。6.3mの円墳とされる。西に前方後円墳とされる3号墳、東に7号墳、南に4号墳が隣接している。 |
北東から。この古墳と4号墳がちょうど標高850mの等高線上に並ぶ形になっている。 | ![]() |
![]() | 北から。山寄せ式古墳をほぼ真横から見た状態。8.1mの円墳とされる。西に7号墳、東に10号墳が隣接する。 |
![]() 北から。右から7号墳、5号墳、6号墳、9号墳。立って見る位置によって各古墳がさまざまな大きさや形に見える。本来7・9号墳は隣接しているのだが、このように非常に遠く離れているように見えたりもする。樹林となっている現状では一か所から全体を一望することは難しい。 |
やや北東から。斜面の下方から見た状態。 | ![]() |
![]() | 南西から。左に少し見えているのは7号墳。 |
南から。9号墳は古墳群がある高原状地帯の東北端にある。 | ![]() |
![]() | 北から。北西に9号墳、南西に6号墳と隣接する。6.2mの円墳とされる。 |
南から。群中の東端かつ最も標高の低い位置にある。資料には11・12号墳も記載されているがいずれも消滅の扱いで位置も不明である。 | ![]() |
![]() | 2度にわたった太田部訪問もやっと一段落。別れ際、遅ればせながら高度を確認するが、安物のアナログ気圧式なもので、実際より50mほど高い900mちょっとを指している。この群がもし本当に古墳であれば、国内最高所級になるはずである。背景となる集落があるべき平地が近くに無い、遺物の出土が無いなどさまざまな問題はあるが、できるだけ早期に公式な確認調査を実施してもらいたいものである。 |